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【2009年1月10日】

ソニーのVAIO問題に感じたデジャヴの正体

今世間で話題になっているものといえば、ソニーが発表した小型PC「VAIOtypeP」。

最近はEeePCなどに代表されるネットブックの売り上げが好調のようですが、ここへきてソニーも参戦してきました。

ところで、このソニーの小型PCの売りは、ポケットに入る大きさなんだとか。

本当だったらこれは大変なことです。ウォークマン登場以来の衝撃かもしれません。さすが小型化に定評のあるソニーです。

しかもTVを見ない僕は知らなかったのですが、実際にポケットに入れて歩く姿がCMとして流れているというではないですか。

これは見てみるしかありませんよね……。

……うん、ちょっと待って？　何かこのCMからものすごい違和感を感じるんですけど……。

ちょっと検証してみましょう。

ポケットにPCを入れて軽やかにお尻を振りつつ歩く女性。

↓

おや……歩く振動でPCがだんだんポケットからはみ出てきたぞ……。

↓

ぐいっ。

……ソニーさん……！　それ世間では「ポケットに入る」とは言いません……！

それはPCを無理やり手でねじ込んでいるんです……！

――ということで、ソニーが新年早々、体を張ったギャグをかましてくれたというニュースでした。ある意味これ、宣伝としては大成功じゃ？

ところで、皆さんは大事なことを忘れているのではないでしょうか……。

ソニーが理想を掲げてその通りにならなかったのは、何も今に始まったことではないのです。

今回のニュースにすごいデジャヴを感じたので探してみたところ、こんな画像を発見しました。

……残念ながらユーザーはPSPを首から下げたりはしませんでしたし、たぶん同じようにPCを尻ポケットに入れる人もいないと思います。

ここまで書いといてアレなんですが、僕はVAIOユーザーです。

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