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【2009年6月8日】

秋葉原に色々な意味でギリギリの居酒屋が誕生

先日、秋葉原の老舗喫茶店「古炉奈」が閉店し、“欧風ギルドレストラン「グランヴァニア」”としてリニューアルオープンするというニュースをお伝えしましたが、同じ秋葉原に今度は別の方向にギリギリの居酒屋が誕生しました。

その名も「こくまろみるく」。

……名前だけだとメイド喫茶か、はたまた子供向けのお菓子屋か、といった感じですが、れっきとした居酒屋です。

←バナーデザインも微妙に怪しい

しかしこのお店の本当にすごいところは、サイトでPRしている「3つの売りポイント」だったのです。

以下、引用してご紹介していきましょう。

まずその1、

肉料理にはこだわっているとのことで、12種類というのが多いのか少ないのかはよくわかりませんが、とにかく肉は僕も大好きなので期待したいところですね。

これは、まあPRポイントとしては普通です。

続いてその2、

一気にアキバっぽいイメージに近づいてきました。

……この“ちょっとセクシーかつ元気いっぱいコスチューム”というのがいったいどんなものなのかが気になりますが、そのすぐ後に「男同士でのワイワイ飲みにぴったり★」と、わざわざ男同士に限定していることから考えると、だいたい想像はつきますよね。

なお、些細なことですが、「おいしい肉料理がすごい！」に比べて「かわいいスタッフがすごい！！」と、「！」マークがひとつ増えているのも見逃せないポイント。

……肉とスタッフ、どちらがお店の本当のお勧めなのかということがおわかりいただけるかと思います。

――と、ここまで見てきましたが、さらにすごかったのが3つ目の「売りポイント」。もうこれを見た瞬間、これまでの2つのポイントが完全に頭から抜け落ちてしまいました。

店長……？　何言ってるの店長！？

アキバっぽいだとか、コスチュームがどうだとか、そんなものをすべて吹き飛ばすこの威力。

まさかの「胸元からほ乳瓶でミルク」には、過去にお仕事で様々な珍カフェ・飲食店を取材した僕もちょっとどうコメントしていいかわかりませんでした。

えっと……。

このページの一番下に、

という風にあるんですけど、むしろ家族連れについては入店を断るべきなのではないでしょうか。

万が一思春期の女の子がいる家族とかが何も知らずに入ってきたりしたら、大変気まずい雰囲気に包まれてしまうと思うのですけど……。

とまあ、かように大変けしからん居酒屋のようですので、この「こくまろみるく」がオープンした暁には僕が青少年の健全な育成のために責任を持って実地調査してこようと思います。

関連記事：噂のハーレム居酒屋「こくまろみるく」を本当に取材してきた（※あくまでもジャーナリズムです）

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