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【2009年11月11日】

童貞忍者エロ漫画「アイゼンファウスト 天保忍者伝」が異次元に突き抜けすぎ



今年の4月1日、「エイプリルフールに講談社がまさかの大暴走」という記事を書いたのですが、覚えておられるでしょうか。

講談社が運営するポータルサイト「MouRa」が「MouSo」という名でBL一色になったあの衝撃の出来事から早半年以上。

すっかりそんなことも忘れていたつい先日、そのMouRa内にある無料漫画サイト「MiChao!」編集部から、とある漫画をご献本いただいたのでご紹介したいと思います。

ちなみに当サイトでは、ご献本いただいても残念ながらご紹介できない場合もあるのですが、今回はちょっと良い意味で狂った漫画だったのでこれはスルーできないな、と思いまして……。


その漫画がこちら。


タイトルは「アイゼンファウスト 天保忍者伝」

忍者漫画なのにタイトルがドイツ語という時点ですでになかなかの破綻っぷりを見せていますが、実は原作は山田風太郎の「忍者黒白草紙」とのこと。……なるほど、そういうことですか。

とりあえず原作をご存じない方も多いと思いますし、別に原作を知らなくても問題ないのですが、最初にご了承いただきたいのは、この本の成分は、60%のエロと40%のバカで出来ているということです。他の要素に関しては、ありません


物語の舞台となるのは、天保12年。江戸時代。

主人公は二人いて、一人は箒 天四郎(画像左)。伊賀の下忍出身で、忍術糸を操る凄腕の忍者。とにかく熱い男で、性格は戦国BASARAの幸村といえばわかりやすいでしょうか。己の信じる正義を貫くために戦うも、女性には奥手で未だ童貞(公式設定)です。

一方の塵ノ辻 空也(画像右)は、ジゴロ忍者。軽い性格で天四郎とは良き友でありライバル。性交した相手を操ったり、幻を見せたりする淫術を得意としています。

ちなみにこれが天四郎の忍者糸の術。何が何だかさっぱりわかりませんが、一瞬のうちに色んなものを縫い付けることができる恐ろしい技です。


―――


物語は、この二人が江戸のゲシュタポ長官(なんだそのあだ名は)と呼ばれる鳥居奉行に雇われるところから始まるのですが、鳥居の理想に共感する天四郎と、逆に鳥居をうさんくさく思う空也は対立。道を分かち、敵対することになります。

それ以降、鳥居の命令で正義を実行する天四郎ではありますが、様々な戦いを経験するうち、本当に自分が正義を成しているのか、疑問を持ち始めることになるのでした……。


という感じのストーリーですが、ぶっちゃけぶっとんだエロ描写が気になってそれどころではありません。

いくつか抜粋してご紹介させていただきますが、当サイトで扱うにはアウトなシーンがほとんどなので、ギリギリセーフな場面のみ引用します。

例えば、


ずっと好きだった女性が金銭と引き替えに醜い商人に嫁いでしまい、あろうことか二人の夫婦の営みをのぞき見てしまった天四郎。しかし童貞の悲しさか、その夜はついエロい夢を見てしまい、それが許せずに自らのモノを殴りつけるシーンがこれ↑

「なにを勃っている 馬鹿者ォ!」というセリフが最高ですね。


このページだけ見ると恐ろしくシュールで意味がわからないと思いますが、天四郎に糸で体をバラバラにされた敵方の忍者が、鳥居の愛人(?)であるお兆さんにキスされて、至福の表情のまま死んでいくというシーンです。……すみません、説明してもよくわかりませんでした


これはもう、見たそのままの場面ですので、特に説明はいらないと思います。


―――

……ということで、わりと控えめな描写だけとりあげましたが、これだけでもだいたいどういう漫画なのか、わかっていただけたのではないかと思います。

はっきり言って分類としては完全にエロ本なので、誰にでもお勧めできるかというと微妙なところなのですが、あまりにも突き抜けたバカバカしさがツボに入ったので、そういうのが好きな方は絶対に楽しめると思います。何しろ作者の長谷川先生自ら、後書きで「忍者漫画のつもりがどんどん変態エロ漫画になってます」と書いておられるぐらいなので。

……ちなみに3巻の帯のキャッチコピーは「風太郎先生ごめんなさい」でした。


何やら本作が連載されていた媒体がなくなってピンチとのことですが、ひとまずは来年初春発売予定の第4巻を、心から楽しみにして待ちたいと思います。



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