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マルコ【2010年2月4日】
鷲の大群に襲われたり栗をラケットで打ち合ったりするテニス漫画、それがテニプリ!
月に一度のお楽しみ。テニプリレビューのお時間です。
さて、先月号でまさかの赤外線リンボーダンスを披露した浪速のスピードスターですが、テニスぜんぜんやってないじゃん! と書いたところこんなメールをいただきました。
テニスをやってないというか、アレも許斐先生が考えた練習の一環なんだと思います! |
……うん、ですよね、そうですよね。僕もそう思います。
ただね、テニス漫画で赤外線をかいくぐるシーンが出てくるだけでもだいぶおかしいですし、さらにそれを「テニスの練習」だと認めてしまったら僕の中の大事な何かが壊れてしまう気がして……。
――まあそれはともかく、今月号ではそんなアル中マタギ先生による新しい練習が追加されたようですよ。
まずは冒頭のこのシーンをご覧ください。
樺地くんが倒れていますが、よく見ると腰に風船がつけられています。
そう、これこそマタギ先生が編み出した練習法――。
体につけた風船(鷲の好きな臭いつき)を、追ってくる鷲から守りきれば合格という、その名もマリオカートスポーツマン狩り!
すごいぜ許斐先生! 先月の赤外線リンボーで読者の度肝を抜いておいて、さらにそれを上回る展開をきっちり用意してやがる! というか鷲から逃げ回ることがどうテニスの特訓になるのかリンボー以上にさっぱりわからんけど、とりあえず「ね、斬新でしょう?」という許斐先生の得意げな顔が目に浮かぶようだ!
そういえば昔、「うちの学校のテニス部ではテニプリを参考に練習法を考えています」というクレイジーなメールをいただいたことがあるんだけど、もはや参考にするとかしないとかいう次元の問題ではなくなってしまいましたね……。
そしてこの後は、それぞれの持ち味を生かしての風船を守る戦いが始まるわけですが、そのへんは皆さんそれぞれジャンプSQ本誌の方でご覧いただくとして、今回注目するのはリョーマと金太郎の問題児コンビ。
この二人が真面目にこんな特訓を続けるわけもなく、途中からこっそり始めたことと言えば、そこらへんに落ちている栗をボール代わりにしての試合でした。
ちなみにこれは試合の途中で鷲に襲われたリョーマを助けるために、金太郎が5個の栗を同時に打ったところ。
この飛んできた5個の栗をリョーマがさらに打ち返し、襲いくる5羽の鷲にすべて命中させて事なきを得たわけですが、もうなんというか……色々間違いすぎてて、一周してこれもアリかなと思うようになってしまいました。
あとこの光景を見た上級生の「す 凄え……! あのガキ共 同時に5個の栗を打ちやがった!?」というセリフがあるのですが、これなんてこの部分だけ抜き出したら「栗→ボール」の誤植としか思えませんしね……ホントにもう!
そしてこの様子を一部始終見ていたアル中コーチが一言。
「ほう…ちっとはマシな動きになってきたが……1つ忠告してやろう 同時に10球は打てんと鬼や徳川には勝てんぞぉ」
……だからなんでアンタらは全員「栗=ボール」という認識で話を進めるんだよ! だったら最初からテニスボールでやれ! 実際の試合では栗は使わん!
ホントにもう! 許斐先生ってば!
来月もこの調子でお願いします!
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