おすすめ記事
PR
プロフィール
マルコ【2010年10月21日】
最近、コンピューターの将棋ソフトがついにプロを打ち負かしたとかで話題になっています。
詳細はこのあたりの記事に詳しく出ていますが、とうとうコンピューターはここまできたのか……と、何だか複雑な気持ちです。
ところで、その超スゴイコンピューター将棋ソフトをイメージした公式マスコットキャラはこんな感じらしいです。
ナメとんのかー!! もうちょっと他に何かなかったの!?
……あ、いや、それはいいんです。
今回はその話題ではなくてですね、囲碁の方です。
なんか将棋は盛り上がってるのに囲碁はいまいちな感じがする、ということを僕はもうずっと昔から思っているのですよ。
いやね、2000年頃でしたっけ?
たしかに当時、「ヒカルの碁」の人気で一瞬盛り上がりましたよ。
でもね、その人気がどうも継続している感じがしない。
というか、ヒカ碁自体は今も根強いファンはいるんだけど、それはあくまでヒカ碁ファンであって別に囲碁ファンじゃない感じがするんですよね。
ほら、ヒカルの碁って囲碁がわからなくても楽しめるようになっている優れた漫画ですから……。
というわけで、実際のところはよく知りませんが、たぶん将棋人口の方が囲碁人口よりもだいぶ多いんじゃないかと思うんです。ニコ動で検索しても圧倒的に将棋動画の方が多いし……。
これはいかん、と。
昔ちょっとだけ囲碁をやっていた身としては、もっと盛り上がってもらわないといかんと。
囲碁が盛り上がる→囲碁が流行る→囲碁ができる→モテ!
こ れ だ !
……と、そんな風に思ったわけですが、そこで耳にしたのが、囲碁専門フリーペーパー「碁的」です。
いきなりお金を出して色々やるのはちょっとハードル高いでしょうから、まずは皆さんにこのフリーペーパー「碁的」を手にとってもらって、
平安時代の雅な囲碁風景
↑こういう感じの、囲碁の厳粛かつ荘厳な雰囲気を感じていただきたいと思うのですよ!
将棋とは違うのだよ将棋とは!
……まぁそうはいっても僕も「碁的」は見たことなかったんですけどね。
ということで公式サイトを見てみることにしました。
そしたら最新号の表紙が出てたんですけど……
これって……あのう……
ファッション誌?
思わずURLチェックしてしまいましたけど……間違いなかった。たしかに碁的です、コレ。
さすがに、
これはちょっと予想できなかった。
なお、碁的vol.3の記事ラインナップは、
・徹底ガイド「IGO FESTIVAL 2010 囲碁のある生活」 ・特別対談 「イゴトーーク」アンガールズ田中卓志×梅沢由香里 ・2010年新常識 囲碁打つ男はイケている ・囲碁打つ娘ってどんなコ? ・ナオとカンナの教えてフォーチュン ・ワン先生(王唯任四段)が行く!コラボワークショップ ・高梨聖健八段の「恋のぐるぐるまわし」 |
となっております。
……最後の「恋のぐるぐるまわし」ってなんでしょうか。
囲碁とまったく関係なさそうなところが、逆に気になります。
ところでふと思ったのですが、この碁的は「vol.3」なわけで、じゃあ1号と2号はどうなっていたのでしょうね。
公式サイトを見てみましょう。
vol.1
これが、
↓
vol.2
こうなって、
↓
vol.3
こうなる!
……いややっぱり、絶対2号と3号の間で何かあったでしょこれ!
※追記 どうやら1〜3号まで全部別の雑誌のパロディらしいので元ネタ知ってる人いたら教えてください!
まぁでもね、ちょっとびっくりしましたけど、流行を生み出すのにまず女性に手にとってもらおうというのは正しいやり方ではあるし、囲碁人口って男女比がたぶん9:1とかそんなもんだと思うので(もっと女性が少ないかも)、女性層を増やすという意味ではアリなのかな、と……。
ほら、男は放っといても女性がいるところには勝手に集まってきますしね。
ということで、わたくし今後も囲碁普及に努めて参りますので、よろしくお願いいたします(ついでにお仕事も募集してますよ!)。
当サイトでは囲碁も将棋も共に応援しています!
※なお、碁的については公式サイトからPDFにて内容が閲覧できます。
関連記事:ファッション誌みたいな囲碁冊子「碁的」最新号が、表紙も中身も相変わらずカオス
関連リンク:「碁的」公式サイト
PR
おすすめ記事
最近の記事
5/25 角川武蔵野ミュージアム『はじめてのBL展』でBL帯と僕のコラムが展示中! ぜひ行ってみて!プロフィール
マルコお仕事
11/24 BL(ボーイズラブ)は関係性の物語──BL研究家・マルコインタビュー月間アーカイブ
2023年はてブ総合人気記事
リンク
大西可奈子のお仕事情報【著作権について】
当サイトではレビューのために、文章・画像などを引用することがあります。
文章・画像等の著作権については各々の作者に帰属します。問題があればご指摘下さい。
引用以外の文章・画像の著作権については、当サイト管理人に帰属します。