おすすめ記事

告知＆PR

【2010年11月5日】

許斐先生の新作読み切りの主人公がメンズナックルだった件

前回の新テニプリレビューで許斐先生の新作が週刊ジャンプの方に載るらしいということを書いておきながら、続報を出すのをすっかり忘れていました。

すでに2週間近く経っており今さらな感はありますが、この機を逃すと次に許斐先生の新作を読めるのはいつになるかわからないので紹介したいと思います。

あ、そういえば結局、

この「Moon Waiker」は「Moon Walker」の誤植だったみたいです。小文字の「l」を「i」だと思っちゃったわけですね。ありそうであまり見ない、新鮮な間違いでした。

さて、この「Moon Waiker LTD.」改め「Moon Walker LTD.」は、処刑孤島（アバトラズ）と呼ばれる刑務所から主人公の「ガイア」が脱獄する話です。

ストーリーはさておき、許斐先生らしさが発揮されていたのはキャラデザ。

たとえば主人公のガイアは、

こんな感じ。黒ずくめのファッションはなかなか個性的なのですが、それだけでは何かが足りないと判断したのか、許斐先生は彼の頬に「月歩」と刻印。

実は彼、「Moon Walker」社の社長なので、もしこれが入れ墨だとしたら、つまり自社の名前を頬に彫り込んだことになります。

確かに外国人の間では漢字は入れ墨の対象として人気があり、ちょっと検索しただけでも、

こういうのとか、

こういうのが見つかるわけですが、まさかジャンプでそれに近いことをやらかしている主人公を見る日がくるとは……。

さらに、黒ずくめであることや「ガイア」という名前からは、

ちょっと前に一世を風靡したメンズナックルの超かっこいいキャッチコピーを思い出さずにはいられません。

……というようなことを踏まえて改めて今回の主人公、ガイアくんを見てみると、

これはこれで何か世相を反映したものすごく奥の深いキャラデザに思えてきました。

ちなみに彼は見た目だけでなく中身もかなりメンズナックル寄りでして、

「俺の想像力に…渋滞はないぜ！」

この決めゼリフとか、そのまま紙面のキャッチコピーに使えそうな気がします。

……ということで、久しぶりの許斐先生の新作読み切り、果たして単行本等に収録されるのかどうかはわかりませんが、もしどこかで読まれることがあったらぜひ主人公のガイアくんの言動に注目してみてください。

【オマケ】
敵側のボスとなる所長。

これ田仁志くんだろ。

ほら！　完全に一致！

……田仁志くんで綺麗にオチもついたところで、次は再び新テニプリレビューにてお会いしましょう。

【追記】
所長のモデルはマツコデラックスではないか、というメールが記事アップから一日で数百通ほど寄せられました。さらには、取引先の担当者の方からも「田仁志もわかるけど、あれはマツコですよ」と言われました。

……かつて、これほどまでに皆さんの気持ちが一つになったことがあったでしょうか。

ということで、謹んでここに訂正したいと思います。

所長はマツコデラックスです。

Tweet

おすすめ記事