【2011年5月7日】
どこからこういう発想が生まれるんだ……Amazonで人間の内臓の鞄が売られている
なんかすごくファッショナブルな鞄がAmazonで売られているらしいという話を聞きました。
ファッショナブルなのか〜そう聞いちゃあ常にトレンドを追いかけ、むしろ追い越しすぎて「ざ、斬新なファッションしてるね」と友だちに言わしめた僕としては見逃すわけにはいきませんよね!
さーて、どんな鞄かなっと……。
……。
おかしいでしょうよ。
とりあえず
「内臓ポーチ 胃」って名前はたしかにわかりやすいけどシンプルに勝負しすぎているせいで、
字面だけ見るとなんか地獄とかで売ってそうな感じでわりとヤバイですし、全体的に作りが安いわりには
イラストだけぬめっとしてて妙にリアルですし、そもそもなんで
ポーチのモチーフとして臓器を思いついたのか発案者の思考回路が理解できないし、あと何より商品説明文の、
“ありそう”じゃねーよ! 間違いなくこれまでも、そしてこれからも
“なさそうで、やっぱりない”タイプの商品だわ!
……が、実はこの「内臓ポーチ」、皆さんも何となく嫌な予感はしているかもしれませんが、なんと
シリーズ化されており、胃だけではないのです。
内臓ポーチ 心臓
内臓ポーチ 肺
内臓ポーチ 脳
……なんか不思議なことにここまで連発されると逆に慣れてしまうというか、むしろ
脳なんてわりと使いやすそうな形してるじゃんとか思ってしまいましたけど……いかんいかん、
発想がシリアルキラーに近づいてきた気がする。冷静になれ。
とにかくそんな内臓ポーチシリーズですけど、ちゃんと購入してレビューしている人もいて、たとえば「内臓ポーチ 肺」では、
すごく的確なコメントでびっくりしました。これ、「気管支の違いくらい描き分けてほしい」という部分だけ見たら
医学書か何かの批評っぽいですけど、
対象はポーチですからね。
で、こんな内臓ポーチとか作るエンスカイという会社は他に何を出してるんだろうと思ってAmazonで見てみると、
ワンピースのジグソーパズルとか、
3歳児から遊べる教育用グッズ
「にほんごであそぼ 四字熟語かるた」とか、わりと普通の商品が販売されていました。
そこに当たり前のように並ぶ内臓ポーチシリーズの存在感。
特に
「にほんごであそぼ 四字熟語かるた」の隣に「内臓ポーチ 脳」が表示されている様は、何かの間違いにしか思えません。
……そんなわけで内臓ポーチシリーズ、無理やり用途をひねり出すなら、
“本当は嫌なんだけど、立場上断りづらい相手からデートに誘われた”ときなどにお持ちいただくと、
良い感じに相手から身を引いてくれそうなので、そんな感じで使ってみてはいかがでしょう。
ただし
その際にあなたが失うものの大きさについては、当サイトでは責任を負いかねます。
関連記事:これが21世紀のオシャレか……!
前へ 次へ