【2013年3月11日】
今さらだけど「ロボットレストラン」に行ってみたら、むしろ客の顔が面白かった話。[その2]
前のページからの続きです。
ロボットレストランで突如スタートした謎のダンスショータイム。
予備知識を入れていなかったため、いったいどういうコンセプトなのかさっぱりわからないまま呆然としていたのですが、ふと向こう側にいる客席に目をやってみると、
全員、茫然自失。
モザイクは外せないのでイラストで表情を再現してみると、
全員、こういう顔になってました。
笑ったらいいのか、泣いたらいいのか、怒ったらいいのか、悲しんだらいいのか、
よくわからずにどの表情も作れていない顔です。
ああ、
人間って本当に不可解なものに遭遇したときは表情がなくなるんだなって思いましたね。
……まぁでも気持ちはわかる。たぶん僕も同じような顔をしていたに違いない。
でもなんか正直、
ショーそのものよりも全員同じ表情になっている客の顔の方が面白かったです。
……などと客席を観察していると、音楽が止まってダンサーたちが奥へと引っ込んでいきました。
どうやら第一幕が終わったようです。続いての演目に入るまでしばしの休憩タイム。
と、ここで、
iPad配布。何かと思えばダンサーのプロフィールを見ながら待てということみたいです。
……まぁでもダンサーのプロフィールよりも僕は、
客席の背後のモニターに流れる
騎士のコスプレをしたダンサーが馬を走らせる映像に見入ってましたけどね。しかもこのとき会場に流れていたBGMが
「ハウルの動く城」のメインテーマ。……なんだそのチョイス!
そんなこんなで第二幕がスタート。
もう何がきても驚かないぞ! と思っていたら、
今度は客席の前にチェーンの柵が張り巡らされました。
……もう何がきても……驚かない……
うわぁ!?
突如出現した巨大な恐竜が暴れまわる!
そこへ今度は
ロボットが何の脈絡もなく登場し、恐竜とバトル開始!
盛り上がるBGM!
どう盛り上がっていいのかいまいちつかみかねている客席!
さらにショーはどんどん進み……
もはや
誰もショーの展開についていけない状態に……(いや、最初から誰もついていってなかったけど……)
そして何事もなかったかのように恐竜やらロボットやらが去っていき、第二幕が終了。
ここで、
ケミカルライトを渡されます。
……これを振って盛り上がれということでしょうか。
それはかなりハードルが高いと思うのですが……。
不安に包まれたまま、第三幕がスタートします。
→続きます
前へ 次へ