【2013年9月4日】
英語学習サービス「iKnow!」が「映画でイングリッシュ」企画を実施するも、大人の事情で画像が使えずスタッフが自力で再現するという暴挙に。
英語学習サービスの「iKnow!」というサイトがあります。
詳しくは公式サイトをご覧いただければと思うのですが、基本的には真面目な英語学習サービスです。
が、
そのiKnow!がまじめなトップページの裏でかなりフリーダムな企画を展開していました。
それがこちら。
簡単にいうと
「映画で英語のリスニングを勉強しよう」という趣旨で、発想としてはわりとありがちなのですが、実際にやろうとしたところ
「大人の事情で映画の画像が使えない」という壁にぶち当たったといいます。
そこでiKnow!スタッフは
「使えないなら作ればいい」という、
「子供の論理で大人の事情に立ち向かう」ことに。
現在、「アバター」「燃えよドラゴン」「007」の3作品が公開されているのですが、「アバターが」が
「アバタ」になっていたり、「007」がどのシリーズ作品かわからない
ざっくりした表記になっていたり(モザイクのかかったパッケージから判断するにドクター・ノオ)と、
クリックする前からすでに不穏な空気がただよっています。また、よく見るとページのURLが
「prettyPhoto」になっているなど、
ますます嫌な予感しかしません。
……ということでまずは「アバタ」から。
……。
ああ……そういうこと……。
なんていうか、
すごくコメントしづらいのですが、とりあえず一番のツッコミどころは
全身タイツが私物だという点でしょうか。
だいたい企画趣旨を理解できたところで、続いて「燃えよドラゴン」。
……先ほどよりは元ネタがわかりやすい気がしますが、
問題は「Don't think.Feel!」の使い所です。このページでは
「様々なビジネスシーンで使える非常に便利な表現です。(中略)これが、グローバルスタンダードです。」と言い切っているので、僕の知らない"グローバルなビジネスシーン"では当たり前のように使われているのかもしれません。
そして先日更新されたばかりの最新のネタは「007」。
何か今まで一番サマになっている気がするのですが、元ネタを見ると、
左右の足の向きが違っていたり、白い壁の前で撮影してしまったためにできた影がそのまま残っていたり、そもそも渦巻き部分の方向が逆だったりと、
特にクオリティが高いわけではありませんでした。
あと、もうお気づきかと思いますが、
全員同じ人です。
……で、このプロモーション、何かに似てるなーと考えていて、
そうだ、
「みすず学苑」の広告に雰囲気が似てるんだ! と閃いたのですが、
どうやらそれは、やっているご本人が一番思っていたようで、
Facebookで反省しておられました。
公式ページを見るに、まだ
「Coming soon」枠が3つほど残っているので、あと3ネタは期待できそうです。Suzukiさん、次も楽しみにしています。
関連リンク:英語でイングリッシュ
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