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【2014年9月1日】

【BookLive!コラボ企画】「BL帯だけじゃなく◯◯もレビューしませんか？」　一通のメールから、まさかの企画がスタートしました

「マルコさんのおすすめのBLをぶった斬ってみませんか？」

……そんなメールが届いたのは、ほんの少し前のことでした。

差出人は株式会社BookLive……って、あの電子書籍ストアのBookLive!じゃん！


↑これ

えっ？　どういうこと？　BookLiveがBLで僕をぶった斬りにするの？（混乱）

……ちょっと意味のわからない戸惑いっぷりを見せてしまいましたが、よーくメールを見てみると、どうやらそういうことではなさそう。

ということで、さっそくお話を伺いにBookLive!にお邪魔しました！



この方がBooKLive!のTさん！　今回のお話を提案してくださった方です。



「こんにちは。マ……マル……マルコです」

いや、だって、まさか、「打ち合わせに参りました、マルコです」って名乗ることになるとは思わんかったもん。今さらだけどこの名前恥ずかしいな！　本当に今さらだけど！

そんな感じで、さっそくお話を伺ってみましょう！



えっと……そもそもの話なんですけど、間違いメールじゃないですよね？



もちろんです。実はBookLive!では今後、BLに力を入れていきたいと思っています。それで、マルコさんと何かコラボできればということになり、ご連絡しました。たとえば、BookLive!で購入できるBLコミックの中から、マルコさんが気になる作品をピックアップしていただき、ばっさりと斬っていただくというのはいかがでしょう。



それはすごくありがたいお話なんですけど……BLといってもうちは帯専門で……。



でも最近、中も読んでますよね？



えっ。



私も以前からカフェオレ・ライターを拝見していまして、最近の記事を読んでいて「これはマルコさん、中身も読んでるな」と気づいたんです。たまにさらっと「読んだ」とか書かれてますし。さらに言うと、ライターとしてのお仕事でも最近はBL紹介とかやってますよね。



そ、そういえば書いたような気もする……。ま、まさかそこまで読み込んでいただいていたとは……。



ということで、マルコさん、帯だけじゃなく、中身のレビューもぜひお願いします。



ま、マジですか！　えっと、一応聞いておきますけど、本当に"斬"っていいんですね？　マジで好き勝手書きますよ？



きっと大丈夫です！



（き、"きっと"……？）


……ということで、急きょ「BookLive!×カフェオレ・ライター」のコラボ企画が決定したのでした！


とはいえ、いったいどの作品を紹介すればいいのか……頭を悩ませること数日、考えに考えた結果、ピックアップしたのは次の7作品。

・キレパパ。


・われら宝裸コーポレーション

※ブラウザで立ち読みできます

・春を抱いていた

※ブラウザで立ち読みできます

・傷だらけの愛羅武勇

※ブラウザで立ち読みできます

・少年よ、大志とか色々抱け

※ブラウザで立ち読みできます

・男たちの愛島

※ブラウザで立ち読みできます

・苺王子

※ブラウザで立ち読みできます

……知っている人はすぐわかると思うのですが、どれも一筋縄ではいかない作品ばかり。うん、僕、こういうの大好物です。

それぞれのレビューは「カフェオレ・ライター×BookLive!コラボ企画　カフェオレ・ライターのBLナナメ斬り!!」ページに掲載されていますので、ぜひご覧ください。

↓こんな感じでレビューしています！

われら宝裸コーポレーション

ページをめくって、いきなり目に飛び込んでくる「これが宝裸本社ビルだ！」の文字と、そびえ立つ巨大なバイブにまずは度肝を抜かれます。いくら業界きってのアダルト玩具メーカー「バイブの宝裸（たからら）」だからって、何も本社ビルまでバイブ型にしなくても。……とまぁ、そんなことを冷静に言ってられるのも最初だけ。すべてのページにツッコミどころが用意されており、どんな達人でも拾いきれなくなります。

第一話は、ライバル会社に新商品の情報が流出してしまい、それを主人公の藤島と岡崎先輩の二人で調査する――というストーリー。

個人的に大好きなのは、ライバル会社の倉庫に潜入する際、岡崎が勘でパスコードを「8122626（バイブブルブル）」と打ち込んだら本当に開いた場面と、倉庫内にある新商品が宝裸のパクリであることを確かめるために実際に自分の尻で試してみる場面と、その後、倉庫をバイブ爆弾で爆破する場面ですね。……というか、爆弾は別にバイブ型にする必要ないのでは……。 他にもお互いの形をかたどって作った世界に二本とないバイブを交換し合い、藤島が「婚約棒（エンゲージスティック）みたいだ」と感激するシーンや、岡崎がライバル会社に乗り込んでライトバイブセーバーを振りかざすシーンも捨てがたいところです。 ……ただまぁ、一番の驚きは、ここまで書いてきたツッコミどころが全部、30ページしかない第一話に詰め込まれているという恐るべき密度ですけどね！

……どうですか。色んな意味ですごいでしょう。 こんな感じの作品が全部で7つありますからね！

ということで、BookLive!さんとの初のコラボ企画、楽しんでいただけると嬉しいです。

↓こちらからどうぞ！

「カフェオレ・ライター×BookLive!コラボ企画　カフェオレ・ライターのBLナナメ斬り!!」


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