【2015年7月29日】
「正論を盾にとる」→わかる 「乳首を盾にとる」→!?
こんにちは、マルコです。
本日の
気になるBL帯をご紹介します。
ごちゃごちゃ説明する前に、まずは見ていただきましょう。
そして感じていただきましょう。
「乳首を盾に、飛鳥沢一族に下克上!?」
……わたくし、これまで生きてきた長い人生の中で、
様々なものが盾になる瞬間を目撃しました。
たとえば「正論」を盾にとっている人はよく見かけます。
しかしながら、
乳首が盾になった瞬間はこれまで一度も見たことがございません。
いったい、「乳首を盾にする」とはどういうことなのか、気になって気になって仕方なかったので買ってしまいました。
そして、あらすじを見てみました。
ご紹介が遅れましたが、本書はバーバラ片桐先生によるBL小説で
「飛鳥沢悠希の陥没」という作品です。
大企業である飛鳥沢グループのエリートの悠希と、そんな飛鳥沢グループから支援してもらう立場の謙吾。
傲慢な悠希の要求に屈辱的な思いをしていた謙吾ですが、
なんやかんやあって悠希を抱くことに。
そして……
悠希の可憐な乳首の秘密を暴いてしまうことになるのです!
うわああああ! 気になる! なんだ「可憐な乳首の秘密」って!
結局、あらすじを読んでもわからなかったので、気になって買ってきたわけですが、
家に帰ってから、表紙を眺めていて、
「あっ!」と思わず声に出して驚いてしまいました。
なぜなら、
僕が探していた答えが目の前にあったからです。
もう一度、タイトルにご注目ください。
飛鳥沢悠希の"陥没"―――!
陥没乳首―――――――!!
そう、冷静に考えれば、タイトルに入っている
「陥没」こそが帯の問に対する答えになっていることは明白だったのでした。
帯→あらすじ→タイトルという一切の無駄なき誘導。
バーバラ片桐先生、お美事、お美事にございまする。
でも、じゃあ具体的に
「乳首を盾にとる」のがどういう状況を指しているのかはこれだけではやっぱりわからないので、気になる方は本編をどうぞ。
ところで、この「飛鳥沢」シリーズは他にも2作品出ておりまして、特に「飛鳥沢総帥のタブー」は
32歳童貞の若き総帥×極貧フリーライターという、
個人的にめちゃくちゃ気になる作品となっています。
それにしても、乳首だけでこれだけの話が作れてしまうのは、さすがチクビストとして名高いバーバラ片桐先生だな、と思いました。
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