【2019年4月19日】
これぞ健康系BL? 『先生! 優しくしてください』は男性も要チェック!
皆さん、健康に気をつかっていますか?
僕ももういい年なので人間ドックでバリウムを飲んだり胃カメラを飲んだりしているわけですが、
参考記事:【人間ドック】胃カメラとバリウムはどっちの方がつらいのか、両方やってみた結果
実は数年前、
医者に「石があるね」と言われまして。
言われたときはあまりにも予想外でポカンとしてしまったのですが、もちろんそんなわけはなくて、そのまま言葉の通りの意味だったのです。
幸いそれから今まで特に何ともないので、
謎の力で消滅したのではないかと期待しているのですが、とはいえ今もビクビク怯えている毎日です。
さて、そんな僕にとって
見逃せないBLコミックが登場しました。
本屋でいつものようにBLをチェックしていたところ、目に入ってきた帯。
それがこちらです。
『先生! 優しくしてください』(山ノ上砕/著)
……まさか、
BLのキャッチコピーで「尿管結石」の4文字を見る日がくるとは。
一瞬、
BLによくある高度な比喩(尿管結石と書いて“はつじょうき”と読む、みたいな)かなと思いましたが、そういう感じでもなさそうです。
いろいろと気になって仕方ないのでさっそく買ってきて読んでみることにしました。
まず1ページめくってみると、
いきなりこれですよ。
冒頭でも書きましたが、
今回の話、僕はわりと他人事でもないんですよね。
もう1ページ目から大学生の主人公に感情移入してしまって気が気ではありません。
……ともあれ、痛みで意識を失い倒れてしまった主人公は病院へかつぎこまれ、
尿管結石だと診断されます。
帯のフレーズはどうやらこのシーンのセリフのようです。やはり
“はつじょうき”ではありませんでした。
その後、残りの尿管結石を摘出するために尿道にカテーテルを挿し込まれることになった主人公。
男性である僕としては
「尿道にカテーテル」という文字列を見ただけで恐怖のあまり貧血を起こしそうになるのですが、主人公はむしろ医者に秘部を見られることの方が嫌だったようで大慌て。
思わず
童貞であることを明かしてしまうなど天然の受気質を存分に発揮します。
ところでこの単行本、短編集というわけではなくて、この「医者×大学生」の話が一冊分続きます。
そうはいっても、
尿管結石には漫画一冊分ストーリーを続けられるほどのポテンシャルはなさそうですし、治療後はどうなるのかな……と思っていたら、
物語は
前立腺編へ移行します。
さらにそれだけではなく、
あらゆる下半身の悩みがフルコースで登場。
……二人の恋の行方だけでなく
主人公の下半身の行く末も気になりますね。
BLとしての面白さはもちろん、
男性にとっては健康(特に下半身)の大切さを大いに実感できる一冊なのではないでしょうか。
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