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【2009年2月24日】

「婚活する女たち」「官能小説を書く女子高生」――ぶっ飛び漫画誌「デザート」が今アツい(レビュー)



先日、献本されたゲイナーをレビューしましたが、皆さん覚えていらっしゃるでしょうか。

まだその記事を見てないという方はまずそちらをどうぞ。

関連レビュー:リア充雑誌「ゲイナー」の恐るべき破壊力

……この雑誌の中に登場した単語で「ゴルコン」というのがありまして、意味は「ゴルフバー合コン」らしいのですが、曲がりなりにも28年生きてきて一度も耳にしたことのない言葉だったもので、てっきりゲイナーが非モテを絶望の淵に叩き込むために考え出した造語かと思っていたのですが……。


さて、話の続きの前に、とある漫画誌をご紹介しましょう。


デザート。

講談社が発行する月刊誌で、主に10代後半〜20前半をターゲットとしているとのこと(Wikipediaより)。

……なんで急にゲイナーからデザートの話になるんだ、といぶかしむ皆さんの気持ちはよくわかりますが、もうちょっとお付き合いください。

で、このデザートに掲載されている「婚カツ!」という作品がありまして、これは最近巷で流行している「婚活」(女性が結婚を目標として行う活動のこと)をテーマにした、瀬戸口みづき先生によるギャグ漫画なのですが、今月号の「婚カツ!」で衝撃的なシーンを見てしまいましたので、まずはそちらをご覧ください。


……真ん中のコマでマイクに向かって「日々繰り返すミステイク WOW WOW」と歌っている女性が作者の瀬戸口みづき先生なのですが、それはさておき注目すべきはページの下側。

わかりやすく拡大してみましょう。


本当に流行ってた……!

ゲイナーの中だけで流行ってるんじゃなかった……!


衝撃です。

まさかゴルコンが実在するなんて。

まあ実在するとわかったところで、六本木ヒルズの4階から上に「セレブな雰囲気が怖くて近づけない」という理由で上がれなかった僕には生涯縁のない世界だと思いますけど。

―――

ところで、この「婚カツ!」はわりと真面目な恋愛漫画が多いデザートの中でどこか異質な空気を放っており、個人的にもいろんな意味で注目している作品です。

……たとえば先ほどのゴルフバー合コンの話では、実際にゴルコンに潜入した作者の瀬戸口先生が大暴走

素敵な相手と巡り合う……はずが、合コン相手のあまりに横暴な態度にキレてしまい、

全力でシモネタを投下。

慌てて「違うんです!! 下ネタのつもりじゃ!! 夜の生活の大事さを伝えたくて!!」と必死でフォローになっていないフォローをするも時すでに遅し。見事にオチをつけてゴルコンは終了となったのでした。

わかる、わかるよ、瀬戸口先生。

先生は、こちら側の人なんですね!

―――

……さて、実はデザートには「婚カツ!」とはまた違った方向にはっちゃけている漫画があります。

それが、吉野マリ先生による「桃色ヘヴン!」

簡単なあらすじをご紹介しましょう。

主人公である椎名桃子は一見ごく普通の女子高生。しかし裏では亡くなった父親のペンネームである「愛原ジョージ」として官能小説を執筆し、家族を養っています。

そんなある日、同じ学校に通うスーパーモデル蘭丸に彼女の裏稼業がバレてしまい、秘密をバラさない代わりに奴隷契約を結ぶことになったのでした。


……ええと、もうどこからつっこめばいいのかわかりませんが、とりあえずデザートの読者層は前述したように10代後半〜20前半とのことなので、いちおうギリギリセーフなのでしょうか。


また 、今月号の「桃色ヘヴン!」では「桃色(ピンキー)ストーリー大募集」という企画の結果発表を行っており、それはいったいどんなものかと思って読んでみたところ、読者が書いた官能小説を募集するというナチュラルにぶっ飛んだ内容の企画でした。

※文字が読めない程度に画質を落としています

ちなみに今回の応募テーマは「女教師と生徒、禁断の放課後」というものであり、これを10代後半〜20前半の女性(くどいようですがデザートの読者層です)が真剣に執筆しているのかと思うと……それはそれでありかなと思いました。


当サイトではこれからも「婚カツ!」、及び「桃色ヘヴン!」を追いかけていこうと思います。


関連レビュー:そろそろ結婚について考える歳になったので、「婚カツ!」で勉強してみる

関連レビュー:少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー




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