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久しぶりに登場した手塚部長が、やはり竜巻を発生させ副部長を撃破。 副部長はこの漫画唯一の真人間なので、中学生らしく正々堂々と戦うのですが、竜巻を起こすような超人に勝てるわけもなく、6−0で惨敗します。この漫画の良心が死んだ瞬間でした。
ジャンプのスポーツ漫画の中で、テニスの王子様以上にぶっ飛んだ漫画が「ミスターフルスイング」。 かろうじて野球漫画らしいのですが、連載当初からテニスの王子様を超える非人間っぷりを見せつけ、いろんな意味で話題を振りまきました。 今まさに物語も佳境という段階からレビューするのはどうかと思ったのですが、今週号を見た瞬間、いても立ってもいられなくなったのでレビューしたいと思います。
そして、次のバッターは3番の蛇神君。 しかし、どうしたことでしょう。蛇神君はなかなかグラウンドに姿を見せません。 この大事な場面で、蛇神君が何をしていたかというと、
シャワールームで水浴びをしていました。
「一杯浴びては仏のために。一杯浴びては家族の為に。一杯浴びては組(チーム)のために…」 と、気色悪い念仏を唱えながら水を浴び続ける蛇神君。使われているフォントはホラー漫画によく出てくるやつです。 そもそもシャワールームなのに、なぜわざわざ木の桶を使っているんだろう? とか疑問は尽きませんが、そうこうしているうちにやっと蛇神君の水浴びは終わり、着替えてグラウンドへ。
なんと白装束で現れた蛇神君。 意味がわかりません。茶髪やピアスの有無が問題になっている高校野球ですが、白装束は構わないんでしょうか。ぜひ論じてほしいと思います。 さすがに困惑する黒撰高校バッテリー。まぁ黒撰高校もダンダラみたいなユニフォーム着てるので人のこと言えませんけども。
その間に、六道眼(りくどうがん)という特殊な眼力で球筋を見定めます。なんでしょう、この技。いつの間にうちは一族が紛れ込んだのでしょうか。 分裂する魔球「小町」の秘密を見破ったと自信満々の蛇神君。 彼の説明によると、「小町」とは、打者の数メートル手前から球がブレ始め、打者に到達する頃にはなんと32個に分裂するという魔球らしいです。 そんなの、スイング中に球の縫い目が見えるという天才イチローでも打てないと思います。
しかし、蛇神君は脅威の しかし、たとえ2個といえども打つのは至難の業。 おまけに、ここまでの見極めで既に2ストライクと追い込まれています。
急に妙な和歌を詠み始めます。マジで意味不明です。 しかし、その心意気に感動し、全力で応えようと魔球を投げるピッチャー。いったい何の心意気でしょうか。 対する、後の無い蛇神君は、ついに禁断の技を放ちます。 それが無明眼。よくわかりませんが、なんかすごそうだということだけはわかりました。
目の周りの血管浮き立たせてまで打った球は、遥かにライトの頭上を越え、エンタイトルツーベース。 しかし、どうしたことか、蛇神君は走りません。ふらふらとあさっての方向へ歩いていきます。 その蛇神君に、
「お主、もしや、光が見えぬのか…」 と問いかける敵ピッチャー。 なんと蛇神君、野球で失明したようです。 ボールが目に当たったとか、激しくぶつかった拍子に目を傷めたとかではなく、ただボールを打っただけで失明です。 「君という人は…」と涙を流す部長。僕も別の意味で泣きました。
失明してまで打ったヒットが台無しになりました。 今週のラストは部長のヘッドスライディングで次週へ続く、でしたが、普通の野球ならショートゴロはアウトです。赤星でも無理です。 しかしこれは少年漫画なので多分次週でセーフになるのでしょう…。
目に入った砂で雑菌が入っただけ、とのことです。 なんでしょうね…このやるせなさ…。 【12月20日】
さて、今週のテニスの王子様ですが、テニプリといえば、技だけでなく、美形もインフレを起こしているということで有名です。 何しろ登場キャラがほとんど美形ですから、読者の感覚も段々と麻痺してしまいます。 美形の美形たる所以は、引き立て役となるブサイクがいてこそ。蔵馬は桑原がいるからこそ光っていたのです。 そんなテニプリも、いよいよ全国大会がスタートしました。 既に都大会で美形タイプは全バージョン出尽くしたと思われるだけに、今後どんな別タイプの美形が登場するのか、非常に気になるところであります。 そして今回始まった対決は、千葉の六角中学校VS沖縄の比嘉中学校。 六角中学校といえば、主人公の所属する青春学園のライバルの一角として目されている強豪です。しかし、彼らは以前からちょくちょく出ていましたので、特に目新しさはありません。 対する比嘉中学校は、沖縄から来たダークホース。注目の初登場チームです。 さぁ、ニュータイプの美形はどんなキャラでしょうか?
!?
これはどうしたことでしょう。 許斐先生、ここへきて、引き立て役を使うという小技を習得したのでしょうか。 テニプリでは随分久しぶりにイロモノキャラを見た気がします。 このあまりにも濃いキャラ、明らかにかませ犬だろう…と思ったら、意外に曲者のようで、来週でその実力が明らかになるようです。 テニプリでは貴重な非美形キャラとして、カバジ君と共にこれからも注目ですね。
前回、六道眼という技を使い、自損事故で運ばれた蛇神君。 彼の遺志を無駄にすまいと、4番キャプテンが後に続きます。 そのキャプテンはショートゴロに倒れるも、必死にファーストへスライディング。 普通なら完全にアウトですが、既に2アウトで後がないという状況からして、多分セーフになるだろうという予想をしていたのですが…。
やっぱりセーフでした。 ショートゴロをエラー無しでさばかれて、よく間に合ったなと思いますが、多分縮地でも使ったのでしょう。 確か足が速いのは兎丸君の特権だったような気もしなくもないですが…。 というかこのキャプテンの顔、ちょっと前まで綺麗だったのにスライディングのせいでボロボロです。気のせいかちょっと目もイッちゃってます。もしかしたらドーピングかもしれません。
病室で寝ていました。
見舞いにきた猿野(主人公)にアドバイスする蛇神君。 目に巻かれた包帯が痛々しいです。 というか、前回のキャプテンの話によると、
目に入った砂で雑菌が入ったとのことだったのですが、この包帯を見るとそんなもんじゃないだろうと言いたくなります。 この後、猿野の活躍で主人公チームは怒涛の反撃を開始するわけですが、僕としては勝負の行方よりも蛇神君の容態の方がはるかに気になります。
【1月5日】
先週で、六角中という強豪が、ノーマークだった沖縄の比嘉中にボコられるというハプニングが勃発。 テニプリでは、かつての強豪を徹底的にボコることで次の対戦相手の強さを示す、というわかりやすいテクニックがよく使われていますが、あれだけ強かった六角中ですら噛ませ犬に成り下がるとは、まったくもって容赦の無い仕打ちです。 この調子で行くと、去年全国制覇の立海大付属中もそのうちさっくりやられてそうですが、いったいどうなるんでしょうね。 色んな意味でこんなに先が見えない漫画も初めてです。 さて、今週号では、比嘉中の強さの秘密が解き明かされました。 テニスでは、ネットに当たって相手のコートに入ったボールは有効打であり、シングルスではたいていベースライン上に構えているため、そうした打球には普通対応できません。 しかし、六角中にはわざとネットにぶつけてボールの勢いを殺すという技を持つ世界びっくり人間がおり、今回の対比嘉中戦でもその技を放ったのですが、なんとあっさり追いつかれてしまいます。 なぜ、なぜベースラインからそんなに早くネット際に詰めてこられるのか!? その秘密は、
「一歩でサービスラインからネットにつける」とのことでした。 恐ろしいですね。 テニスコートって、全長23.77メートルあるんですよ(参照)。そうなるとですね、彼らはその半分、12メートル近くを一歩で走れるということになります。 テニスじゃなくて、走り幅跳びの大会に出ていれば、いきなり人類未踏のオリンピック記録が生まれていたところでした。これこそ才能の無駄遣いってやつですね。 で、なぜそんなことができるのかというと、沖縄武術をテニスに取り入れたためらしいです。そんなことができるのか沖縄武術。 それについて、六角中の監督である爺さんが解説を始めました。というかこの爺さんがむしろ武術やってそうな風貌しています。
「地面を蹴って走るのではなく、地球の引力、つまり自然落下を使ってむしろ早く歩く」のだそうです。 何となく言いたいことはわかりますが、それ以上にわかることは物理的に不可能な技だということです。 理屈さえ通じれば出来るというのなら、水の上を歩くことだって出来ますよ(一歩目が沈む前に二歩目を踏み出せば歩ける)。 そしてこの偉そうな爺さんに、
比嘉中の少年が放ったボールが直撃。プロ並のコントロールを持っている彼らが監督席に飛ばすなんて、どう考えてもわざとですが、そこは問題にならないのでしょうか。爺さんは結局担架で運ばれていきました。さようなら。 この試合は来週に続くようですが、とりあえず今週一番言いたいことは、
↑この人のボレーのフォーム、変じゃね? (追記) わかった…これ後ろ向きなんだね…。
さて、今週のミスフルですが、なんと掲載位置がテニプリの直後でした。 テニプリを読み終わってページをめくったらミスフルが始まった…このときの俺の気持ち、貴様らにわかるか!? …それはともかく、今週のミスフルでは、テニプリに負けないスーパープレーが飛び出しました。
ものすごい力でボールを飛ばす敵の4番バッター。 すると、打球は、
ポールをへし折りました。 何かの間違いでこんなボールがピッチャー返しされたら…考えただけでも恐ろしい惨殺事件が起こりそうです。 ともあれ一応これはホームランなので、主人公チーム、ピンチです。来週どうなるのか!? …と、それ以上のスーパープレーで逆転することはわかりきっていますがお約束なのでハラハラしときたいと思います。
今週の蛇神君。
【1月18日】
テニスの王子様ですが、主人公の相手になるであろう沖縄比嘉中の強さを示すため、かつての強敵だった六角中をボコボコにするというえげつないやり方を使った許斐先生。 ついでに比嘉中のロン毛男が、ボールを(多分)わざと六角中のパイ・メイみたいな爺さんにぶち当てて病院送りにするなど、やりすぎとも思える展開が続きます。 しかし、もう団体戦の勝負はついている中、
ただ一人、監督の見舞いに行こうとしない六角中の佐伯君。 そう、彼の試合はまだ終わっていないのです。
「彼らは一瞬でネットの前に現れる訳ではない。二次元的な動きで錯覚を起こさせているんだ」 と、よくわからないモノローグを始める佐伯君。「二次元的な動き」ってなんだよ「二次元的な動き」って。
しかしこの「二次元的な動き」予想が当たっていたのか、相手を追い詰める佐伯君。 相手も何だかびびっています。 どうやら一矢報いることができそうですね。
普通に負けてしまう佐伯君。
というか「二次元的な動き…ならば!」とか、一人で空回りした佐伯君がバカ丸出しになってしまいました。 来週は誰がバカ丸出しになるのでしょうか。楽しみです。
代打で入った獅子川君。こちらもものすごく見せ場っぽいシーンだったので、一発ヒットかホームランを放ってくれるのかと思ったら、三振でした。 が、それではこの漫画が終わってしまうので、どうするのかな〜と思っていたら、ワイルドピッチに助けられて振り逃げという無様さ。振り逃げ自体は立派なプレーなんですけど、ここは鈴木先生、空気読みましょうよ。 さらに振り逃げの途中、転んでしまう獅子川君。 もうダメかと思いきや、
獅子川君のスパイクが転んだ拍子に脱げ、そのままファーストの顔面めがけて飛んでいきます。
ファーストを襲うスパイク。
そのせいで、獅子川君が一塁に間に合います。だ、ダサい…。 「なんというミラクルだ〜!!」とありますが、これはミラクルというか、守備妨害なのでは…。 限りなく黒に近いグレーな判定ですが、先ほども述べた通り、ここでアウトになると漫画的に非常にまずいので仕方ありません。
というわけで今週のジャンプのテーマは、「先生、空気を読んでね」でした。 さて、今週のテニプリですが、すっかり悪役が定着した比嘉中(沖縄)との戦いがスタートしました。 まずはリョーマの試合がクローズアップされましたが、
いきなり試合前にこれは…。 というかリョーマの相手は、美形ぞろいのテニプリで一際異彩を放つルックスで、どう考えてもかませ犬の臭いしかしません。 予想通り、この後リョーマにボコられていましたが、来週そんな田仁志君の反撃はあるのでしょうか。
過去、うちでもちょこっとだけ採り上げたような気もしますが、いよいよ全貌が明らかになってきました。 今週号では、そのあらすじや見所がカラーページで紹介されていましたが、これがまたとんでもないものでした。 テニプリのテニスの部分にツッコむのはむしろ編集部の思うつぼかもしれませんが、これだけは言わせてください。
何かが地球規模で大爆発を起こしていますね。 「これはいったい何!?」と書かれていますが、マジでこれはいったい何ですか? その下に小さく、 「何とコレはあの人の技だ!!」 とあるのですが、これ…テニスの技…?
「前代未聞の空中戦!?」という紹介文もどうかと思いますが、その説明文がすごい。 「ひとつのボールを追うリョーマとリョーガの攻防!」
打ち合う競技です。
多分ジャンプの感想サイトなどで同じことを書いている方も大勢おられると思うのですが、つい言いたくなったので紹介しました。 つっこんだ時点で負けというのはよくわかっていますけども…。
僕たち読者の言葉を、代弁してくれていましたよ。
これがテニス!?
見所といえばかませ犬だと思っていた田仁志君に「ビッグバン」とかいう必殺技が用意されていたことでしょうか。 なにやらジャンプサーブとのことですが、許斐先生……バレーじゃないんですから。
サービスゲームを落とせない戦いが続き……まぁ来週あたりで終わりそうな気配はムンムンですが、とりあえず今回のピックアップポイント。
田仁志君のボールを腹に受けて、壁まで吹っ飛ぶリョーマ。 あ……ありえん……。
よく見てください。血を吐いていますね。 これは先ほどの衝撃で内臓がやられたということだと思います。 いよいよ殺人テニスの様相を呈してきたテニスの王子様。六角中の監督も病院送りになったことですし、このへんでボールを打つと同時にナイフも飛ばすとか、そういう技の持ち主が現れてもいい頃ではないでしょうか。 来週が楽しみです。
敵のラストバッターが、これまたかなりやる気のないやつで、別のキャラに活を入れられているシーンが今週のメインでした。 ここへきて急に敵チームに感情移入させようとしているのでしょうか……そんな敵の内情を出すぐらいなら、3週ほど前からまったく出てこない蛇神君の病状を報せてほしいです。 こちらも来週あたりで決着がつきそうな予感。 しかしこうしてみると、毎回ファンキーなシーンを必ず用意してくるテニプリに比べ、ミスフルはいまいち弱いです。 このへんが真性かどうかの線引きと言えるのかもしれません。 【3月16日】
相変わらず飛ばしているテニスの王子様ですが、ビッグバンという、「効果的かどうかは別として、実際に打てなくはないショット」に続き、今週号ではこんなショットが登場しました。
河村先輩に巻き付くように伸びている、蔦のようなライン。 あれが、ボールの軌道です。 どう考えても野球のナックルボールよりも変化しています。手で直接投げる野球より、ラケットでボールを打つテニスの方が複雑なコントロールは難しいと思うのですが……というよりも、そもそも物理的に不可能な気がします。 しかし、テニスの王子様では宇宙の法則を無視した技が既に登場しまくっているので、これに反応するのは大人気ないかもしれませんね。 ともあれ、絶対に攻略は不可能と思われるこの技を、どう青学が打ち崩すのか、今後の展開に注目したいと思います。というか攻略しないとストーリーが進みません。 許斐先生、雰囲気だけで技を作っていると、攻略方法を考えるのに苦労すると思いますよ。
「我は…行かねば。声が…声が聞こえてくるのだ」という電波出しまくったセリフに加え、ヒタヒタという気色悪い効果音と共に再登場したのは、もちろんあの人。
そう、我らが蛇神先輩です。 野球の試合で失明、それもボールが当たったとかではなく、目を見開きすぎたという自己責任丸出しな理由で運ばれていった蛇神先輩が、ついに今週号で帰ってきました。 このとき、試合は既に終わっており、もちろん主人公チームの劇的な勝利で幕を下ろしていたわけですが、最後の美味しいところは子津君に持っていかれており、目を潰してまでがんばった蛇神君の印象はだいぶ薄れてしまっていました。……正直、蛇神君が勝利に貢献したのかどうかは微妙です。 その蛇神君から衝撃的なセリフが。
「もう2度と、わが眼は光を映さぬものと…」
やはり鈴木先生は天才でした。 【5月11日】
テニスの王子様で、まだ続いている沖縄比嘉中との決戦。 現在行われている、菊丸君と甲斐君の決戦で、
すごい技が飛び出しました。 「海賊の角笛(バイキングホーン)」だそうです。 ……リョーマのスーパーサイヤ人化だとか、無我の境地だとかはわかってやってるんでしょうけど、このへんの技だと、ガチで描いてる可能性もありそうなので、つっこんでいいのかどうか、非常に微妙です。 とりあえず、元テニス部員としては、いつかこの技が本当にできるのかどうか試してみたい、と思いました。たぶん、腰が砕けますけど。
「やっぱ駄目かぁ…シングルスじゃ」 と、弱気な発言。ダブルスが得意な菊丸君にシングルスは荷が重かったのでしょう。 しかし、次の瞬間、目を疑う光景が。
!!? ええと……どのあたりからつっこめばいいですか。 菊丸が二人!? ……というのは幼稚園児でもつっこめますが、それ以前にシングルスのルールを無視しとるだろとか、言いたいことはいっぱいありますけども、とりあえず、
目を疑ったのは会場にいる人だけではなく、300万人のジャンプ読者全員です。 そして最後のページには、
「一人でダブルス!? 英二の本領発揮!!」 と書かれてありますが、僕はこれこそ許斐先生の本領発揮だと思います。 【6月1日】
それが、比嘉中主将木手と、青学主将手塚の試合です。
メガネ対決……その手の人が喜びそうなシチュエーションではあります。
手塚ゾーンという、なんだか雰囲気だけがすごそうな技はありますが、基本的には一番の必殺技がドロップショット(ネット際にちょこんと落とす技)であるなど、テニプリ内においては、割と良心的なキャラクターと言えるでしょう。 そして、テニプリ始まって以来のヒールである比嘉中主将……いったいどんな対戦になるのでしょうか。
前後に揺さぶる必殺のドロップショットさえも通じない……その理由は、またしても、あの「縮地法」とかいう胡散臭い技にありました。 比嘉中の仲間たちの言葉によると……。
「木手は…片足で立っても、両足と同様の生活が出来る程のバランス感覚の持ち主だ」
「縮地法の横移動は、筋肉を別々の方向に働かせる事の出来る人間でしか可能じゃない」
「全ての方向への縮地法を可能にする」
えっと、テニスというのは、基本的に相手が追いつけないところにボールを飛ばして点を取るスポーツなんですけど、縮地法って一瞬でどこへでも行けるんですよね? ……テニスのルールが根本から破綻するんですが……。
どう考えても勝てるわけがありません。
手塚部長、変身。
木手「な……な……何者だ……」 【7月5日】
さて、前回の手塚部長スーパーサイヤ人化ですが、あれはあれで出オチなので、特にその後の展開とかはレビューしません。各自単行本で確認しといてくださいね!
その第一戦は、青学の曲者である桃城と氷帝の忍足。 ちなみに忍足は「おしたり」と読みます。珍しい苗字ですね。僕は最初「しのびあし」って読みました。
前回と違い、今度の桃城は、なんと自然を味方につけているようです。
「やはり桃城。風の動きまで完全に把握して…」
もちろん、実際のテニスの試合でも、ある程度風を読んだプレイはします。 ……が、桃城の風読みはそんなもんじゃありません。 レビューしなかったのですが、この前の回で、桃城は風を利用して自分のボールをラインギリギリに入れたりしていました。気象予報士かお前。
「今の桃城は風の動き・打球音・そして忍足のしぐさ。呼吸・目の動き等から相手の心理状態まで読みとってしまう程、洞察力が研ぎ澄まされてやがる」
……前言撤回。どうやら気象予報士どころの騒ぎではなかったようです。 そうそう。僕、こういう人知ってますよ。確か雲体風身とか使いますよね。
「伊達に修羅場は潜ってねーって事か」
え、修羅場とか、そういう問題なの……? これ……。
まさか……ヤツの正体は五虎神だというのか……!?(ヤケクソ) 【7月14日】
それというのも、桃城君はその研ぎ澄まされた集中力で自然を味方につけることができるからです。 氷帝のボスが、今週号でも語っていました。
「お前のその自然と一体化し、相手の心理状態まで見えてしまう程研ぎ澄まされし洞察力は認めてやろう」
「氷帝の天才プレーヤー」である忍足君……。 彼の力とは、
「心を閉ざすことが出来る」
その名も、「千の技を持つ天才」。 ……果てしなくダサいのはおいといて、おそらくそのうち950個は一度も繰り出されず終わっていくでしょうね。
挙句の果てには、
柱に激突。
どう見てもドクターストップなのですが、どうやら彼に言わせると、まだ実力の30%ぐらいしか使ってないそうです。 ……
そうっスよね。
やっぱ、そうこなくちゃ面白くねぇ! 【7月25日】
結果は、
桃城敗北。
心を閉ざした男が勝利しました。この結果が現代の日本を象徴しているとしたら、深い。深すぎます。 ていうか桃城の出血量おかしいだろ。
青学からは、海堂・乾ペア。 そして氷帝からは……。
!?
↓
ムーンサルト殺法という技を得意とする向日君。 ははぁ……わかりましたよ。 さては彼が氷帝のお笑い担当ですね!
「演武テニス」という、どこからどう見てもるろ剣のあの技の構えをとる日吉君。 さすがにペアだけあって、笑いをとることにかけてはどちらも負けていません。 ていうか比嘉中もそうでしたが、古武術とか演舞とか、そういうのをテニスに持ち込まないでいただきたい。
ファニーな動きで青学ペアを翻弄する氷帝ペアは、余裕たっぷりに、こう言い放ちます。
もはやこうなっては、試合結果はどうでもいいのですが、このままでは天下の青学が氷帝に笑いで負けてしまいます。 そんなことは許されない!
そのとき、乾のメガネが不気味に光った!
かめはめ波でした。
乾のかめはめ波(サーブ)は、果たして氷帝のサーカスコンビに通用するのか! そして読者の失笑を多く獲得するのはどちらなのか! 【8月2日】
意外と武闘派だったことが判明した彼のスーパーサーブのスピードは……。
確かに「バカな」ですよ。
なんか手塚ゾーンとか、リョーマのスーパーサイヤ人化とかは非現実的すぎて逆に気になりませんが、212キロという現実的な数値を聞くと、急にイタさが増してきましたね……。 どう考えても中学生に212キロのサーブはリターンできないので、あっさり試合の決着はつくのかと思いきや……そう簡単に事は運びませんでした。 なぜなら、そう、氷帝にはあの男がいるからです!
(お笑いの)エース、向日! すごいです。上画像などは、ラケットがなければ絶対にテニス中だとわかりません。いったい何メートル飛んでるんだお前。
これなんてもう、テニスの試合なのに背景がコートじゃなくて空ですからね。
いよいよ追い詰められた青学。いったい試合の結末はどうなるのか!? そして最後に(本当の意味で)笑う者はどちらなのか!? 【8月30日】
……あ、ちなみに前回の勝負ですけど、青学が勝ちました。というか氷帝がバテて、勝手に自滅しました。さすが向日……出オチかと思いきや、最後まで笑いを取りながら去っていきました。
ちなみにテニスの団体戦では、シングルス1,2という風に序列がありまして、数字が少なくなるほど強くなっていきます。つまりシングルス2は、シングルスのナンバー2ということですね。 そんなシングルス2に姿を現したのは……。
手塚部長でした。 これはどういうことでしょう。手塚といえば青学最強の男のはず……それがシングルス2とは、何か訳があるのでしょう。 そして、氷帝からは樺地君。なんと、一度見た相手の技をそのままコピーして打ち返すことができるという、ちょっともうそれ人間じゃないじゃない?と言いたくなるような運動神経の持ち主です。
すると早速、
これは……!?
出た! 手塚ゾーン! これは、ボールに回転をかけることで、相手が打ち返す全ての球が自分の足元に返ってくるようになるという究極の技です。
……何となく凄そうな雰囲気は漂ってますけど、一撃必殺の殺人ツイストサーブや、メガネ先輩のかめはめ波に比べると明らかに地味です。返球されるの前提だし、何となく相手のミス待ちって感じがしますしね。 それにしても、伝家の宝刀であるドロップショットといい、この漫画最強であるにも関わらず、この人の技は現実に可能っぽいものが多いです。 これはもしかして、「奇をてらった技は役に立たない」という許斐先生からのメッセージでしょうか……もしそうだとしたら深い、深すぎます。
しかし……。
あっさりパクられます。
よく考えてみてください……。 手塚ゾーンは、その場から一歩も動かず、相手の球を全て足元へ引き寄せる技……。 そしてそれを真似している樺地もまた、その場から一歩も動かず、相手の技を全て足元に引き寄せているわけですから……。
…………。
【11月28日】
なぜかというと、何を血迷ったか許斐先生が割と普通の漫画を描いていらっしゃったからです。 しかし、今週は何かやってくれそうな雰囲気がありました。 まず表紙からして違う。
これだけだとよくわからないかもしれませんが、
菊丸のTシャツに「KIKUMARU BEAM」(菊丸ビーム)の文字が! 何コレ!? ハンドメイド? ……久しぶりに許斐先生が何かやってくれそうです。 (あと大石の帽子、なんかおかしくね?)
しかし、相手も手強く、特にネオスカットサーブと呼ばれる必殺サーブは、なんと時速215kmを記録。これは、乾先輩のかめはめ波(212km)を超え、本大会最速です。 ……本大会というか、日本のプロに混じってもかなり速いと思うんですけど……。 なんかね、ツバメ落としとか、そういう色物技は「ハイハイ」で片付けられるんですが、リアルに数字出されるとつっこむ気も失せてしまいますね……。 さて、どう考えても反則である200キロ超えサーブですが、そこはゴールデンペア。驚異的な粘りでタイブレークまでもつれ込みます。 しかし、大事な場面でダブルフォールトを出してしまい、いよいよ相手のマッチポイント。大ピンチ……。 と思ったら、次の瞬間!
ドクン、という変な擬音が聞こえてきました。そしてほんのり二人の体から立ち上る光(煙?)は……まさか……!
「ヤツら同調(シンクロ)しやがった」
……僕にはネバネバした糸が二人をからめとっているようにしか見えないのですが。 というか上のセリフ言ってるの氷帝キャプテンの跡部様なんですけど、なんでシンクロしたとかわかんの? そもそも百歩譲ってシンクロしてもいいけど、それって目に見えるものなのか……?
しかし、その内容はというと、甲子園を目指していたはずの主人公チームは地区予選の準決勝であっさりと破れ、最大のライバルとは戦いもせず、さらには全国最強の県を決めるとか言い出して新しい大会が始まったりと、かなり良い具合に迷走を続けております。 あれだけ主人公が出場に執着していた甲子園が、数ページのダイジェスト紹介で終わったときは、ホントどうしようかと思いましたよ。 明らかに鈴木先生が「甲子園描くのも飽きたなぁ……あ! 県選抜チームとか組ませて、今までのライバルとチームメイトになるって、面白くね!?」とか暴走してしまったのだと思いますが、何とかがんばってついていこうと思います。
いったいどのような相手なのか……。
野球ナメてるだろお前ら。
それにしても阿波踊りの衣装て! しかもピッチャーアホっぽいし! このユニフォームはアリなんでしょうか。とりあえずデッドボールには非常に弱そう……と思っていたら、バッターボックスではちゃんと全員ヘルメットつけてました。 ……だったら最初からほっかむり取れよ……。
【12月5日】
良い子のみんな! 今日も「ひとコマで笑える漫画劇場」のお時間がやってまいりましたよ〜! では、エントリーナンバー1番、どうぞ!
特に左側のサイコクラッシャーアタックの格好をした人ですが、間違いなく着地が悲惨なことになるかと思われます。
先週のラストで、イッた目つきで糸状の何かに絡みとられる大石と菊丸を描き、シンクロという名の新たな扉を開いた許斐先生ですが、どうやら今回は(も?)マジみたいです。
「絶体絶命のピンチにのみまれに起こりうるD(ダブルス)の奇跡」 ……だそうです。 どちらかというと、こんな技を思いつく許斐先生こそが、まれに現れうるジャンプの奇跡なのではないかと思うのですが、
「ダブルスの世界のトッププロは言う……」
「同調(シンクロ)なしにダブルスでは世界は獲れぬと」
仮に世界のダブルス王者が「同調が大事だ」という意味の言葉を口にしても、それは、
こういう意味ではないと思うのですが。
「いったい」
「何なんだよ、お前らは!?」
【12月12日】
先々週から、同調(シンクロ)という誰も予想し得なかった技でネットを賑わせている許斐先生ですが、もちろん今週もバッチリ同調(シンクロ)は続いています。
許斐先生を止めるのは……不可能!! かつて竜巻(手塚ゾーン)、一人でダブルスなど、数多くの技で我々を笑いの渦に巻き込んだ許斐先生、ネタが尽きたかと思いきや、まだまだ絶好調です。 しかし、そろそろ展開上、この試合にも決着の時がやってくる頃です。 そうなると、ここまで2:1で青学リードという形勢から考えて、残ったシングルス1の試合を盛り上げるために青学ゴールデンペアはかませ犬になる確率が高いわけですが、同調(シンクロ)までした二人を、どんな形で敗北に追い込むのでしょう……? 疑問に思いながらページをめくると、衝撃の展開が。
「え? どーなったの。覚えて…ないや」
さすが許斐先生! おれたちに出来ないことを平然とやってのけるッ! そこにシビれる! あこがれるゥ!
「大石と2人で雲の上の様なトコにいてスッゲー楽しかっ…………アレ?」
いつか死人が出るのでは……と言われているクレイジーテニス漫画テニプリですが、許斐先生にとっては死などとっくに飛び越えたあとだったのかもしれませんね。
【12月20日】
我らが跡部様。 バックに薔薇でも飛ばしそうなポーズで久しぶりの登場です。
にも関わらず、相変わらず恥ずかしい応援を背に受けて、悦に浸る跡部様。
その目はエクスタシーを感じているかのようにも見えます。
この組み合わせと展開からして、どう考えても跡部様はリョーマに勝てないわけですが、それでも、
「俺が王様(キング)だ!!」 などと、イタい発言を連発する跡部様。ヤバイです。
とんでもないことを言い出しました。 もうやめて! これ以上自分を追い込むのはやめて跡部様!
これまで人気のないキャラは無残に切り捨ててきた許斐先生、とうとう跡部様をも捨てるおつもりでしょうか。 いやいや……我らが跡部様はそんなことには負けないはず! 「跡部様の坊主なんて見たくありません!」とかいうファンレターが1万通ぐらい届けば、許斐先生も強引に展開を捻じ曲げてくれるかもしれませんよ。 ……あんまり坊主がヤバイヤバイ言っていると、大石ファンに刺されそうなんでやめときます。 【12月27日】
衝撃の「負けたら坊主」宣言をかました以上、無様な試合は出来ません。 注目の一戦が、いよいよ幕を開けました!
「もう2人の頭の中ではラリーが始まってるよ」
青学VS氷帝。最後の対決はイメージプレイから始まりました。
で、まぁ、色々あってですね。
こうなりました。 久しぶりに拝むことができたリョーマ王子のスーパーサイヤ人化。なぜ発光しているのか、なんかちょっと煙っぽいものが出てるのは何なのか、それ以前になんで言語が英語になるの?とか、色々疑問はあるのですが、多分次週明かされるはず! ……多分!
「キーンーグ! キーンーグ!」
【1月10日】
頭の中でラリーという、相変わらずな出だしで、僕らの度肝を抜いてくれた許斐先生ですが、果たしてこの戦いはどのような形で決着するのでしょうか。……まぁ、跡部様の坊主はほぼ決定かなと思ってますけど。 さて、先週でスーパーサイヤ人と化し、言葉まで英語になったリョーマ。これは「無我の境地」という技(?)らしいのですが、ええと、なんだろう、要するに二重人格ってことでええのんか? それとも副作用で体が発光するドーピング? ともかく、格段に能力の上がったリョーマは、試合開始直後からフルスロットルで飛ばします。
……よく見たら、他人の技でした。 その後も、
他人の技をパクリまくるリョーマ。これって、一度見た技を吸収するっていう、樺地君の得意技でしょうか? ということは樺地君は常に無我の境地状態ということに……! そういえば何となくあの人、ボーっとしてますもんね!
「無意識に様々なプレイスタイルに変化するだと?」という丁寧な解説を付けて下さいました。綺麗にまとめていますが、要はパクリです。 そして負けじと、
パクリ返す跡部様。
もしかして、パクるネタが尽きた方が負け? この二人から、これからも目が離せませんね!
↓
【1月23日】
ついに始まったシングルス1の対決。青学からはリョーマが、そして氷帝からは跡部様が参戦! スーパーサイヤ人化したリョーマと、いまだ余裕を見せる跡部様の壮絶な技のパクリ合戦は、いよいよ第二幕に進むのであった……。
むしろ何ページか落丁してても気付かないかもしれません。
「So let's go.」(さあ、行くよ) では改めて、今週の見所をご紹介していくことにします。ソーレッツゴー!(言いたかった)
そんなリョーマに、「だからお前はダメなんだ」と言い放つ跡部様。 何がダメなのでしょう。オリジナリティが無いということでしょうか。しかし、それを言うなら跡部様も十分技をパクってますが……。 ハイ! ここで今週の第一爆笑ポイント! これが跡部様の、
華麗なステップだ! ……また分身したのかと思いましたが、今回は違うみたいです。ていうか他の漫画だったら間違っても「分身した!」なんて思わないのですが、テニプリの場合、まずそこから疑わなければいけないところがさすがのクオリティです。 いつの間にか僕たちは「テニプリ脳」に冒されているッ……!
「王様!(キーンーグ!)王様!(キーンーグ!)」という嫌がらせ以外の何物でもない応援も、ここへきてやっと実を結び始めました。王様(キング)の名に恥じぬよう、このままリョーマを押し切ってください跡部様!
なんか体が光っているだけのこけおどしリョーマ君に引導を渡すときがきたようです。 眼を見開いて、とくと見よ!
「ほうら 凍れ」
数々の自然現象をテニスコートの上で炸裂させてきた許斐先生。風を巻き起こしたり、炎を吹いたりぐらいは想定内の出来事でしたが、まさか氷が出てくるなんて……。いくら氷帝学園だからってそんな安易な。だいたい、上のコマだけ見たら、誰がテニス漫画だと予想できますか。 そういえば、マガジンには「KYO」という割とクレイジーなチャンバラ漫画がありまして、それも日本刀振っただけで炎をまとった鳥とか呼び出すんですけど、テニプリの場合、ラケットですからね。やはりバトル漫画としてもケタ外れです。 あー、僕も高校のとき、テニスの試合で「ほうら、凍れ」とか言ってみたかったなー!
「その氷柱(つらら)一つ一つがテメーの弱点だ!」 ということらしいです。 ……この解説ではまったく意味がわからないので、不二君の説明を参考にしましょう。
「まずい跡部(ヤツ)には越前の死角が全て見えている!!」 ということなので、どうやら「氷柱=死角」ということでしょうか。ますますわからなくなりましたが、演出にあまり深くつっこむのも無意味なのでやめときましょう。
「氷の世界」
凄い勢いであさっての方向に突っ走る許斐先生。 僕たちは今こそ試されているのかもしれないッ……! 真のテニプリ読者としての器の大きさを! 【2月13日】
2週間もテニプリを読まないと、もう寂しくて仕方ありません。いつの間にか虜にさせる、それこそが許斐マジックなのかもしれない……!
こんなパロディが。 どうやらスーパーサイヤ人≒無我の境地という公式は、集英社公認のようです。 僕たちは……間違っちゃいなかったんだッ!
先週までの跡部様とリョーマの対決は一時中断。 今週は、なぜ跡部様が「氷の世界」というぶっ飛んだ必殺技を手に入れたのか、その理由が語られます。
全国最強である立海大付属中学へ、単身乗り込んだ跡部様。そこで跡部様は、よりにもよって「皇帝」と呼ばれる真田副部長に戦いを挑みます。 これも修行の一環なのでしょうか……。 それにしては、
格好がおかしい。 何? そのフード。
しかも、半そでにハーフパンツ……どう見ても春〜夏の格好なのに、フード付き。意味がわかりません。 もしかして減量中なのでしょうか……。
無様な跡部様を見下ろしながら、高笑いする皇帝真田。 ところが、
一瞬の隙をついて、跡部様の必殺技が炸裂します。 そう、この戦いで、跡部様は開眼したのでした。
技が完成したことを喜ぶ跡部様。 しかしフードのせいで、どう見ても悪そうな魔術師です。 「完成だ!!」という叫びも、このコマだけ見ると、ホムンクルスでも作ったのかと勘違いしてしまいそうです。
跡部様が皇帝との戦いで開眼した技とは、例の「氷の世界」でした。 リョーマを苦しめ続ける跡部様。このままリョーマは負けてしまうのか? それとも主人公の意地を見せて盛り返すのか?
跳びすぎ。 「氷の世界」とか使わずとも、このジャンプ力があれば余裕で勝てそうな気がするんですが……。 【2月21日】
追い詰められたリョーマは、「他人の技をまんまパクる」という無我の境地の特徴を生かして攻め立てますが、跡部様はびくともしません。
……というか、無我の境地っていったいどういうメカニズムになっているのかなと不思議だったのですが、ここまでの話をまとめると、
つまり、界王拳というわけですね!
「脳裏に焼き付いた様々な選手のプレーを身体が直接反応し ランダムに放出する事で 予測不能な動きを実現している「無我の境地」
要するに、対戦相手の技を見よう見まねで使ったみたら、そんなこと想定してなかった相手がびっくりした、ということになるでしょうか。 そういえば、僕がテニス部だった高校時代、対戦相手で試合中に「トルネード!」と叫びながらサーブを打つ人がいたのですが、あまりに突然のことで、さすがにリアクションできなかったのと同じですね! 多分。 あと、跡部様の解説に「ランダムに放出」とかいう、他のテニステニス漫画では見ることのない単語が登場しましたが、テニプリでは仕様ですので、別に驚く必要はありません。 このほかにもテニプリでは、
こういうシーンが度々出てきますので、あしからず。
このままでは勝てない……そう悟ったリョーマが採った方法、それは、
試合中に目を閉じることでした。
とはいってもテニプリでは同じように眼を閉じたまま試合に勝ってしまった猛者が過去にいますので、こんなの驚くには値しません。むしろ、今さら感が漂うほどです。
リョーマが眼を閉じたままボールを返しても、ちっとも不思議ではないのです。 というか、これで返せなかったとしたら、おまえ何のために閉じたんだよということになります。この現象に科学的根拠などはいらないのです。試合終了間際に放ったシュートは必ず決まるし、9回裏2死満塁3点ビハインドならサヨナラ逆転満塁ホームラン決定であるのと同じように、眼を閉じて打った球はいつもより強力なのです。これは宇宙の法則です。
読者の方からも猛烈なツッコミが多数メールで寄せられておりますが、手塚ゾーンなんて、既に樺地君がコピーした技に過ぎません。 やはり、テニプリ最強は、全ての技をコピーし、かつスポーツ選手として恵まれた体をも備えている樺地君なのかもしれませんね! 【2月27日】
これは、「アーム」と呼ばれる道具(?)を用いて主人公が強大な敵と戦い、成長していくという、典型的な少年誌バトル漫画なのですが、僕はこの漫画を読むたびに、思うことがあります。 それは、「最初から出せや」です。 というのも、主人公側の人間が敵と戦うときのパターンで、 「お互いにアームを出す」→「敵のアームの方が強力」→「主人公側ピンチ」→「もう負けそう……」→「だが、俺は負けない!」→「とっておきのアームを見せてやるぜ!」→「勝利!」 という勝ち方が非常に多いのです。いや、むしろそればっかりといってもいいぐらいかもしれません。 こうなると、後出しジャンケンみたいなもんで、最後までアームを隠し持っていた方が絶対に勝ちます。 むろん、何か理由があって最後まで出せないということもあるのですが、特に意味もなく切り札を使わないことも多く、読んでいる僕としては新しいアームが出てきたときに、 「いや、それを最初から出せや!」 ……と、つっこんでしまうわけです。 これは、僕が汚れた大人になってしまったからなのでしょうか……もう、僕に少年誌を読む資格はないのでしょうか……。 そんなことをふと思った25の冬でした。
前回、目を閉じて試合に臨むという、もはやスポーツマンに対する冒涜以外の何物でもない態度を見せ付けた越前リョーマ。 ちなみに、この「目を閉じてプレイ」というスタイルは、不二先輩が既に披露した技です。 ダメな伝統がきっちり青学内で受け継がれていることがよくわかりますね。
セリフから何となく敗北の香りが漂ってくるのは気のせいでしょうか。 確かに、「氷の世界」は跡部様の最後の必殺技です。わざわざ習得時のエピソードに1話分のページを使って紹介しているところからしても、これ以上の技は持ち合わせていないと考えて良いでしょう。 となると……これは坊主フラグ!
無我の境地とかいう怪しげなスタンドは、手塚ゾーンさえも操ることができるのでしょうか。 ……と思っていたら、そこはあっさり漫画の中で否定されました。 不二先輩の解説によると、今のリョーマは無我の境地を使っていないそうです。
どうでもいいのですが、不二先輩の「よく見てごらん!!」というセリフがツボに入ってしまいました。
どうやら手塚ゾーンは、かなりの経験がないと使えるようにはならない技であり、たとえ無我の境地といえども、イメージだけで真似できる代物ではないそうです。
しかし、それをいうならスポーツの技はどれも習得に努力を要するものばかりであり、だからこそ面白いのだと思います。 少なくとも、この試合で技をパクられまくった比嘉中はそう思っているのではないでしょうか。 無我の境地……ジャンプの三本柱である「友情・努力・勝利」のうち、「努力」を否定する恐ろしいスタンドですね。
「ある大物」とは、リョーマの実の父親のこと。 ちなみに背後霊みたいなのが現役時の父親ですが、よく見ると凄い髪型です。 そして、やっぱり目を閉じています。 ……ダメな伝統は、青学だけではありませんでした。
さて。 この解説を見たとき、ふと思ったんですけど、 なんで最初からこれをやらなかったんでしょう。 無我の境地でわざわざ体力を消耗して、しかも4ゲームも先取されるぐらいなら、さっさとこの技出した方が良かったのでは……。 「氷の世界」VS「なんちゃって手塚ゾーン」で、スパッとケリついたように思うのは、僕の読解が甘いのでしょうか。それともそこは触れてはいけない部分なのでしょうか。
しまいには、
「破滅への輪舞曲(ロンド」という、自分自身の技を使われてポイントを取られる始末。 いよいよ跡部ハゲへのカウントダウンが始まりましたね!
皆さんも想像してください。 テニスの試合で、相手が突如「破滅への輪舞曲(ロンド)!」とか叫びながらスマッシュを打ってくるシーンを……。
【2月28日】
反省反省。 そんな折、読者の方からいただいた一通のメール。
最初はラブコメだと思っていたら、いつの間にかバトル漫画になっていたという、ジャンプ編集部の悪い面が露骨に出た漫画で……と、そんな解説をするよりも、今週の「タカヤ」のひとコマを見ていただいた方が早いですね。 「タカヤ」とは、
殴り、殴られ……でも笑顔。 つまり、そういう漫画です。
先ほどもチラっと述べた通り、「タカヤ」は最初貧弱だった主人公に格闘技の使い手であるツンデレヒロインが淡い恋心を抱いて……というほのぼのラブコメ路線でした(もしかしたら違うのかもしれませんが、少なくとも僕はそう感じていました)。 それが、いつの間にか学園最強を決めるトーナメントに出場することが決まったあたりから、急速にバトル路線へとシフト。 こうした、「ほのぼの」から「バトル」への路線変更は、かつてドラゴンボールなどでも行われたテコ入れですが、タカヤの場合、それが余りにも突然でした。 そして、最初の設定ではそこらへんの中学生よりも弱そうだった主人公タカヤは、この流れに無理矢理乗った結果、あっという間に超人的な強さを手に入れ、プロレスラーやボクサー、果ては長年修行を積んできた格闘家を倒して、あっさりとトーナメントで優勝してしまいました。 これほど「強引」という言葉が似合う漫画も他にないと思うのですが、タカヤはここからがさらに凄かった!
「我、欲する。汝の命を」というセリフしか喋らない半裸馬顔の変態に襲われます。 何コレ……?
そして、いよいよファンタジーへと路線を変更した「タカヤ」。 先週までは「拳で語れば、みんな友達」ぐらいの勢いで殴り合っていたのに、今週からは拳で語るどころか、まったく言葉の通じないモンスターと戦うハメになりました。 ……さすがの展開です。 この予想の裏切りっぷりは、許斐先生を超える逸材かもしれません。
もしかしたら、今後は突然幽霊にとり憑かれた挙句、神の一手とか探し始めるかもしれませんね! 要チェック! 【3月6日】
そんな期待を胸に、ジャンプのページをめくってみると……。
跡部様、まだ粘っていました。 もう……がんばらなくていいんだよ……。ついそんな言葉が出そうになってしまいます。 お互い後一歩のところで決め切れない、もどかしい試合展開が続く中、痺れを切らしたのはリョーマでも跡部様でもなく、許斐先生でした。
何の前触れもなく照明が落下し、コートにいるリョーマと跡部様を襲います。 ありえない……。 しかし、そんなアクシデントにも負けず、
チャンスだぜと言わんばかりに、落ちる照明の間を縫って返球するリョーマ。 これまた、さらにありえない光景です。 っていうか、照明が落ちたりしたら、試合はその時点で中断すると思うのですが……。まさか、サッカーの審判と同じく、照明はコートの小石と同じ扱いだぜとでもいうつもりでしょうか。
上から見た図はこんな感じ。 どう考えても、テニスの試合どころではありません。 僕も割と長いことテニスやってましたけど、さすがに照明が落下したことはなかったですね。 そんな状態であるにも関わらず、試合を続けようとするリョーマ君に、
「な、何てクレイジーな野郎だ……」 と本音がポロリ。 確かにリョーマはクレイジーですが、もっとクレイジーなのはこの展開を平然とやってのける許斐先生だと思います。 ていうか、照明の間を通したリョーマのポイントは無効にならないんですかね……? 【3月11日】
ということで、一度乗りかかった船……今週も再び、「タカヤ」レビューといきましょう。
なんだかわからないけど、とりあえず高橋留美子が狂ったと思うことでしょう。
なんと、タイトルが「タカヤ-閃武学園激闘伝-」から、「タカヤ-夜明けの炎刃王-」に変更されています。 しかも、よく見ると第1話に戻っているところがさらに凄い。 思わず、テニプリの黒歴史(?)である「金太郎」編(※)を思い出してしまいました……。
もはや坂本先生を止める者は誰もいなくなったのか、それともむしろ担当が積極的に背中を押しているのかはわかりませんが、いよいよ暴走が始まりました。 先週、タカヤを襲った馬面の化け物が、今度は3匹まとめて登場し、村を襲い始めます。 なす術のない村人たち……。 と、そこへ。
小型のドラゴンに乗って空から現れた女の子が、突然必殺技「竜爪斬」を放ち、化け物を一刀両断に切り裂きました。 いや、ドラゴンて。……明らかにおかしいだろ。 ほんとにね、今週のタカヤと、単行本第1巻とを比べたら、同じ漫画だとわかりませんよ。 正拳突きの練習とかしていた頃が懐かしい……。
なんか召喚魔法(?)とか使う人も現れて、間違った方向へどんどん進んでいます。
……とはいえ、この話をまとめるのはまともにやると1年ぐらいかかりそうですけど、それまでもつかな……。 【3月19日】
もう随分と長いこと続いているリョーマVS跡部様の戦いも、そろそろ終わりが見えてきました。 「氷の世界」という最高に笑える技も拝めたことですし、全国の跡部様ファンもこれで悔いはないでしょう! そんな二人の対決は激しさを増し、とうとうタイブレークへ……。 テニスにおけるタイブレークというのは、サッカーでいうところの延長戦みたいなものなので、こうなると試合終了間近です。 持てる力を全てを注ぎ込んだ対決は……。
「眼力(インサイト)ここに極めり!」 といったクールなセリフや、
どう考えても後ろに見えるフェンスや樹との位置関係がおかしい超高ジャンプなどを生み出しました。
タイブレークポイント、89-89。 ……なんだこれ。バスケか?
なので、89-89という点数は、1点取っては1点取られの繰り返しを、少なくとも80回以上やってることになります。 氷の世界や擬似手塚ゾーンでポンポン点を取っていた二人とは思えないほどの互角っぷり。 さすがは許斐先生、安易にこの試合を終わらせるつもりはないようです。 とはいえ、いつかは終わるしかないわけで……どうやるつもりかと思ったら。
仲良く並んで倒れました。 リョーマの足の角度が気になりますが、とりあえず漫画的にはクライマックスなので、それどころではありません。 そして、
起き上がった者が勝利する、という許斐先生のオリジナルルール(※)が登場しました。 いつの間にテニプリは、格闘技漫画になったのでしょう。 ※ひょっとしたら……と思って探しましたが、どこにも「タイブレークで決着せず、双方が倒れてしまったときの勝者の決め方」というルールは載っていませんでした。
関東大会では、負けたと思っていたら、強烈なファンのプッシュがあったのか、よくわからない制度により全国大会に出場できた氷帝。 しかし、今度は横着できません。 来週、氷帝が完全に消え去る瞬間を、見逃すな! 【3月20日】
この戦いに勝った方が準決勝へ……というその後の物語にはまったく興味はなく、僕が気になるのは跡部様の頭髪のその後だけなのですが、ついに本日、坊主対決にも決着が!
跡部様でした。
しかし、リョーマも負けていません。 立ち上がり、ツイストサーブを放つリョーマ。 この戦い、まだ続くのか……? と、思ったら、
跡部様、立った状態で気を失っていました。 もはや本格的にボクシングの世界です。テニスの試合で弁慶の立ち往生って、初めて見ましたよ……というか、これって結構危険な状態なのでは? 誰かもっと早くドクターストップしてやれよ。
唐突にバリカンを取り出すリョーマ。ってか坊主がどうのこうのっていう話は試合直前にしていたような気がするんですが、いつの間に用意したのでしょう。 相変わらず気絶状態の跡部様ですが、そんなことお構いなしに、
御髪が剃られてしまいました。 剃られた後の姿が出なかったのが、せめてものファンへの情けなのでしょうか。
身体から発光して強くなる少年リョーマと、ツララを飛ばして攻撃する跡部様の戦いは、照明が落ちたり、余りの体力の消耗に両者が同時に倒れるといったアクシデントを経て、弁慶の仁王立ちを披露した跡部様の敗北という結果に終わり、そして一人は仏門へと入った……と。 いやー、やっぱまとめてみてもテニスじゃないわ。 【3月22日】
中には跡部様断髪をきっかけに閉鎖するファンサイトさんもあるようで……。 なんというか、許斐先生の偉大さをまたしても思い知らされましたね。
おそらくテニプリ本編でも、今後描かれることはないのではないでしょうか。そもそも氷帝はこれで完全に漫画内での役目を終えましたし。 もし跡部様が再登場したとしても、帽子をかぶったり大好きなフードをかぶっていたりして、頭は晒さないに違いありません。 ということで、描いてみました。
ということで、ファンの皆さん、跡部様は例えスキンになってもイケてますのでご安心くださいね!
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