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マルコ【2009年7月24日】
トンカツはおかず? いいえ、デザートです。
今回は我が故郷・愛媛にある一風変わったトンカツ屋をご紹介したいと思います。
TVなどでも取り上げられたことがあるのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、このお店、ただのトンカツ屋ではないのです。
その名も「清まる」。キャッチコピーは「日本一おしゃれなトンカツを目指す」です。“トンカツ”に“おしゃれ” ……全国のトンカツ屋の皆さんには申し訳ないのですが、どう頑張ってもイメージが湧きません。というよりも別にトンカツがおしゃれである必要はないと思うのですが……。
トップページはこちら。
かわいい豚が線香花火で遊んでいるという何とも言えないイラストがありますが、注目は左上。
同じ豚がなぜかパフェの中に埋まっているのですが……。これはどういうことでしょうか。
あと、この公式サイトのURL(tonkatsupafe.com)をそのまま読むとトンカツパフェドットコムなのがすごく気になります。
様々な不安要素を抱えたまま、メニューのページを見てみると……問題のメニューが目に飛び込んできました。
!?
とんかつケーキが「特別な日用」「プレゼント用」なので、 もっとカジュアルに日常用にと開発したのが、このパフェです。 某有名メーカーのお菓子コンサルタントさんにも「目から鱗だ!」と絶賛された本格派とんかつスイーツ。 今までのとんかつにない新食感、是非体験してみてください。 |
本格派とんかつスイーツ。
ここにまたひとつ、新しい日本語が誕生しました。組み合わさるはずのなかったもの同士が合わさったときのインパクトはものすごいものがありますね……。とりあえず“本格派”の部分がどの単語にかかっているのかが気になります。
それにしても、人類史上で最初に豚を揚げた人も偉大だと思いますが、まさかトンカツの創始者も豚肉をパフェにつっこむ人が現れるとは夢にも思わなかったことでしょう。
しかし清まるの暴走はこれだけにとどまりません。
こちらはとんかつケーキ。
苺と生クリームの組み合わせが絶妙なハーモニーを醸し出す……はずが、恐ろしいことにその間に見える茶色い物体がトンカツです。
公式サイトの説明によると、
「とんかつ」=「油っこい」 ゴツい男性の食べ物というイメージだったのを何とか変えたい! という思いでいたら、ある日突然ひらめいたのが「愛は勝つケーキ」だったのです。 |
ひらめきの方向が完全に間違っているような気がしてなりませんが、でも時代が違えば案外こういう人がフランス革命とか起こして歴史に名を残すのかなとも思いました。
……ちなみに、実際に食べた人の話によると、「意外とイケる」ということらしいので、我こそはと思う方はぜひオンラインでご注文していただければと思います。
なお、清まるのCMはさらに色々な意味で必見です(※音が出ます)。
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