【2010年3月22日】

萌えビジネスがついに沖縄にも……萌える泡盛「あわもえ」登場

最近ご当地ものネタを多く取り上げていたら、沖縄出身の友人から「うちの地元にもこんなのあるぜ！」というタレコミをもらいました。

萌える泡盛「あわもえ」　……ほんといつも思うけど、「萌え」っていう単語の万能っぷりはすごい。

もはや「も」から始まる2文字の単語は全部「萌え」に置き換えることができそうなので、ぜひ町おこしを考えている地方自治体の皆さんは、何か使えるものがないか探してみるといいんじゃないかと思います。

それはともかく、この「あわもえ」は、沖縄名物として2月11日より発売になったとのこと。

絵柄のせいでパッと見はとっつきやすいのですが、そのアルコール度数は実に25％！　イラストの左上にいるシーサー（？）みたいな飲み方をすると、人によっては大変なことになりかねないのでご注意ください。

公式設定はこんな感じ。

?「琉Ｑ伝説！もえちん」は、一部の沖縄県民の脳内から生まれた妄想（架空の）アニメ番組。?

ヤンバルクイナ並の天然キャラ「もえちん」こと喜屋武萌波を中心に、愛と涙（なだ）と笑いとちゃーがんじゅーと命（ぬち）どぅ宝と最後に「萌え」がチャンプルーになった物語なのです。

「琉Ｑ泡盛あわもえ」は、沖縄に萌えは合うかぁ？という大いなる思索の旅へ酔う者をいざなっちゃいます。

「琉Ｑ伝説！もえちん」て……。いや、僕はこういうのすごく良いと思うんですけど、地元の人的にはどうなんですかねこれ。

で、この「琉Ｑ伝説！もえちん」は架空のアニメ番組とのことですが、公式サイトも作ってしまうのが沖縄の本気。

キャラクター相関図のサブキャラが崩壊しているのは、公式サイトによると「キャラをおこす段階でかなりのデザイン費を計上したため、実弾（お金）が切れた後半はバテバテになってしまった」……という“設定”らしいです。

他にも13話分のあらすじを作ってみたり、壁紙を配布してみたりと、なかなか凝ったつくりになっていますので、あとは公式サイトからご覧ください。

―――

YouTubeにPR動画がありました。

てっきりアニメが始まるのかなと思ったら、登場したのは魔女っ子ユニットシャノワール。

あまりにも唐突で脈絡のない登場に驚かされますが、そんな彼女らが動画内で歌っているのが、あわもえイメージソング「琉Q！キュン×2」です。

さらに「あわもえ」を買うと、

今なら「もえちん」こと喜屋武萌波のトレーディングカード（全10種類）が付いてくるそうです。

……なんか、萌えキャラ、イメージソング、トレカと、萌え関連商品としてはほぼ抜かりなく必要な要素がそろっていて特にこれ以上コメントのしようがないのですが、とりあえず「あわもえ」を飲まれた方がおられましたらぜひ感想などお聞かせいただければと思います。

関連記事：鳥取県の湯梨浜町が公式で擬人化ドラマCD作ってるぞ！

関連記事： JA山形青年部が作った農協の看板がすごくフリーダム

前へ　　　次へ