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【2015年4月22日】

【新テニスの王子様】ここ数ヶ月の展開で、許斐先生はやはり天才であることがわかった



さあさあさあ!

テニプリですよ!



テニプリレビューのお時間ですよ!

……いきなりテンション高めで入場してきましたが、これはもちろん、今年に入ってまだ一度もテニプリレビューをしていなかったということをごまかすための作戦です。

そうです。昨年の12月発売号から今まで放置していました。4ヶ月の間にテニプリもずいぶん進んでしまいましたが、まったりやっていこうかと思います。

ちなみに、今回レビューする内容に関してはすでに最新巻である13巻に収録されていますので、まだ読んでいないという方は今すぐ本屋さんに走って13巻を手元に置いてからレビューをご覧ください。

なぜなら、この4ヶ月間に起きた出来事をレビューですべて紹介するのは不可能なくらい濃厚な展開が待っているからです。

いや、テニプリは毎回そうなんですけど、この4ヶ月は特に、なんですよね……。

ということで、前置きが長くなりましたけど、おさらいから。

えーと、前回までの状況をざっくり説明すると、

1.まもなくテニスのW杯(ワールドカップ)が開催される
2.紆余曲折を経て日本代表メンバーが決定
3.しかし、代表メンバーに選ばれたはずのリョーマは兄の誘いでアメリカ代表に合流


こんな感じです。

……説明が前回のレビューからの使い回しですけど、とりあえず全体的な流れとしてはこれで網羅できているかと思います。

さて、リョーマがアメリカに行ったのと同じように、テニプリメンバーではもう一人、海外に出た人がいます。


※2014年12月発売号より

手塚部長です。

日本代表合宿編で色々なことがありすぎたせいで8割くらいの人が忘れているかもしれませんが、手塚部長はプロになるため、代表合宿を飛び出して単身ドイツにわたっていたのでした。


※2014年12月発売号より

そんな手塚部長と一緒にトレーニングをしているこの男は、プロのテニス選手であるボルクさん

よくテニプリを読んでいて、「単なる中学生がこれなんだからプロだったらどうなるんだよ」みたいなツッコミを目にしますが、ここへきてついに本物が登場してしまいました

さらにワールドカップを9連覇している世界最強のU-17ドイツチームを率いる主将ということですから、間違いなくこれから始まるワールドカップ編ではラスボス級の存在として立ちはだかることでしょう。

……って、U-17(アンダーセブンティーン)の主将ってことは、ボルクさん、こう見えて17歳以下!?

ものすごい貫禄なので、てっきりコーチか何かかと思いましたよ……。

まぁでも日本にも、


※2011年6月発売号より


※2014年1月発売号より

いろんな17歳がいますからね!

ボルクさんを見て、反射的に「欧米人は日本人より大人びて見えるから」とか一般論を書きそうになりましたけど、テニプリに関してはそういうのが通用する世界観じゃなかったです。


さて……皆さんも薄々感づいているかと思いますが、ドイツで修行中の手塚部長は、ボルクくん率いるドイツ代表チームの一員としてワールドカップへの出場が決定しています。

つまり、日本代表チームの敵として出てくるわけです。

リョーマもアメリカ代表で出てきそうな気配が漂っていますし、この展開は少年誌のスポーツ漫画としては珍しいパターンなのではないでしょうか。

普通に考えると主人公がいるチームが優勝するはずですが、こうなるとわからなくなってきますね。

うーん、面白くなってきた!

……あ、そうそう、それから、


※2014年12月発売号より

手塚部長とボルクくんが練習しているときに、ドイツチームのスポンサー企業・ジークムント製薬会長のジークムント・プープケさん(78)が登場し、「ほう プロにねぇ〜」と、いやらしい目で手塚部長を観察してくるのですが、


※2014年12月発売号より

ボールに超回転をかけることにより、すべての打球をコート外へとはじき出す手塚部長の超必殺技「手塚ファントム」の仕組みを一目で見抜く眼力の持ち主でした。

さすがは世界トップチームのスポンサー。いやらしい目とか言ってすみませんでした。

その一方で「何だコイツは…」と驚いてもいますので、プロの世界にも手塚ファントムのような特殊能力が使える選手は少ないのかもしれません。じゃあなおさらよく見ぬいたな。


※2014年12月発売号より

さらにプープケさん(78)は、手塚部長が無我の境地のオーラを左手に凝縮させる百錬自得の極みについても一発で理解し、「左手に全ての力を凝縮させおった…」とつぶやいていました。

「左手に全ての力を凝縮させた」ことが見ただけでわかるとは……やはりこのおじいさん、ただ者ではないようです。


さて。


手塚部長がドイツでストイックにがんばっている頃、日本チームは何をしているのでしょうか。

ワールドカップ直前ですし、厳しい練習に打ち込んでいるのかな……と思いながら、2015年1月発売号のジャンプSQをめくると、



※2015年1月発売号より


!?



※2015年1月発売号より

「ナンパの王子様」がスタートしていました。


最近テニプリを読み始めたビギナーの方には衝撃かもしれませんが、テニプリではシリアスな展開が一段落した後、唐突にこういうギャグ回を入れてくることがよくあります。

いわば打ち上げみたいなものです。


ということで、ここからは2号にわたり、ビーチで水着美女をナンパする「ナンパの王子様」が始まります。


※2015年1月発売号より

このギャグ回、暴力的なまでに面白いので、ぜひ単行本でなめまわすようにご覧いただきたいです。


とりあえず僕が気になった場面をちょこっとご紹介。



※2015年1月発売号より

相手の五感を奪う特殊能力を持ち、「神の子」と称される天才プレーヤーの幸村さんが、リョーマ戦を彷彿させるクールな表情で「皆 動きが悪すぎるよ」とつぶやき、自らナンパに挑戦。



※2015年1月発売号より

あっさりと成功させるのですが、それに対して周囲から「五感奪ったんじゃないか!?」というツッコミが入った場面では腹筋がつるほど笑いました


逆に、


※2015年2月発売号より

真田の水着に誰もツッコまないのは何でだよ、とも思いました。


さらに、


※2015年2月発売号より

「ワシの波動球は百八式まであるぞ」でおなじみの石田銀さんは、


※2015年2月発売号より

波動球の打ち合いの末に腕が折れてしまったあの名場面を再現

「やめや銀 心折れとるわ…」というセリフまで含めて、完璧なセルフパロに脱帽です。

ちなみにこちら↓が元ネタ。






※「テニスの王子様」37巻より


この他にも、セクシーな水着でビーチ中の女性を魅了し、さらには海外からも女性を呼び寄せてしまうほどの魅力を振りまく跡部様や、ラケットも女性も二刀流の大曲先輩など、見どころ満載の「ナンパの王子様」ですが、そんな中でもっとも衝撃を受けたのは、



※2015年2月発売号より

ナンパの最中、ロシアのマフィアにからまれた平等院さんが放った必殺技「マトリョーシカ・オブ・ロシア」


※2015年2月発売号より

なんとこの技、ボールの中から小さいボールが次々と出てきて


※2015年2月発売号より

相手に襲いかかるという、ロシアンマフィアもびっくりの必殺技なのです。

……冷静に考えると、別にマフィアをびっくりさせる必要はまったくないですし、たぶん許斐先生、これを本編で使いたかったけどさすがにテニスのルール的に無理があったんだろうなぁ……。

いずれにしても確実なのは、こういうのを毎回思いつく許斐先生が天才だということです。何しろテニプリは、週刊少年ジャンプ時代も入れると、もう15年以上も連載していますからね。15年経ってなお、「マトリョーシカ・オブ・ロシア」を思いつくのは、天才以外の何者でもないと思いませんか。


ともかく「ナンパの王子様」、単なるギャグ回というだけでなく、これまでに登場したキャラクターの技や性格といった個性を再確認できる優れた復習回でもありますので、ぜひじっくりご覧いただきたいです。

さて、次回のレビューからは、いよいよワールドカップが開幕します。

日本のテニスがどこまで世界に通用するのか、楽しみですね。


関連記事:【新テニスの王子様】テニプリキャラの身体能力はどれくらいすごいのか、検証してみた
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