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20年前の非モテが、カップルに理不尽な怒りをぶつけまくる!



だいぶ間が空いてしまいましたが、「ムカツキ女」レビューの最終回です。

未見の方はまずは過去記事からどうぞ。


最後に近づくにつれどんどんグダついてきているレビューですが、やっとこ最終回。今回は番外編ということで、20年前の非モテによる怒りの矛先は女性だけでなくカップルに向けられます。

まずはいきなり無理のあるキレっぷりから。


誰が誰と付き合おうとそっとしといてやれよ、と言いたくなりますが、著者的には制服を着た女子高生は汗して涙する青春っぽさがないとダメらしいです。ものすごく好意的にとらえると義憤と言えなくもなさそうですが、しかしながら横の挿絵を見ると「うらやましだろ」というセリフが挿入されており、それって結局のところ著者が女子高生と付き合えるヘビメタ青年に嫉妬しているだけでした。


何よりも挿絵の男がひどすぎますが、こんなあからさまなカップルっていますか? まさかとは思いますが、著者が見た光景とはAVの……あ、いえ、何でもありません。というか女の子の様子までしっかり観察しているあたり、なんだかんだ言って著者も「ラッキー」とか思いながら見ていたのではないでしょうか。男って悲しい生き物ですね。


先ほどとは逆に女性の描写がひどすぎです。かっこいいとかブサイクとか、自分の主観だけでケチをつけている著者ですが、たぶん美男美女のカップルだったらそれはそれでひがむんだろうなと思います。


パリに何か恨みでもあるのか、やたらとつっかかる著者。新婚旅行の行先に腹を立てているというよりも新婚カップルという存在そのものを妬んでいるように見えるので、これはかなり根の深い業を背負った非モテと言えそうです。



さて、いろいろ見てきましたが、唯一ちょっとだけ共感してしまった項目を紹介して終わりたいと思います。


いるいる! 京葉線にいっぱいいる! ……というかこれは、20年前から現代まで変わらず客に同じ行動をとらせ続けるディズニーランドの魔法がすごいというべきかもしれません。


ということで無駄に長くレビューしてみた「20年前の非モテの叫び」シリーズ。

今回のは明らかにネタ本ですが、幸せそうなカップルを心の中で呪っている人は割と多いと思うので、本当に非モテのアリ地獄に陥ってしまうことがないよう気をつけたいと思います(主に僕が)。


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