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マルコ【2009年2月2日】
だんだんと際立ってきたイケメンの異常性
はい、今日もイケメンとの同棲生活レポの続きです。
なんのことかわからないという方は以下のレビューからご覧ください。
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さて、いよいよ本格的にタキCとの同棲生活がスタートしたわけですが、その実態は「仕事にも学校にも行かせてもらえず、自宅からも出してもらえない」という夢も希望もない監禁生活でした。
……ええと、一般的な同棲生活というのは、朝起きて一緒にご飯を食べ、仲良く出勤し、帰宅してまた一緒にご飯を食べる……というような生活のことを指すのであって、決して二人して部屋にひきこもることではないと思うのですが、ここまでの流れでタキCがちょっと社会人としてヤバいレベルのサイコ野郎であることは皆さんもよくおわかりでしょうから、今さらこの程度の展開では驚くに値しませんよね。
ということで、続きを見ていきましょう。今回は一挙2話掲載です(つまり1,000円分です)。
タキCがあたしの部屋にきてから2日。 本当にタキCは外にでかけることもなくって一日中パソコンの前に座ってる。 「ねえ、タキCって、いったい何をしてるヒト?」 「どうして、知りたがる」 「カイシャに出勤とかしなくていいの?」 「ワタシは、これがシゴトだ」 「もしかして、IT関係とかなの?」 「…そうだ」 |
異常なる同棲生活がスタートして、すでに2日間が過ぎ去ったところから物語は再開。……どちらかといえばその2日間を克明に描写してほしかったです。
それにしてもタキC、『外にでかけることもなく、一日中パソコンの前に座ってる』って、ここまでの流れを知らない人がこの文面だけ見たら、完全にひきこもりのニートだと思うのでは……。
まあ僕も休日になると似たような生活を送っているのであまり強くは言えないのですが、それにしたって平日からこれは酷い。しかも「出勤しないの?」と主人公に聞かれたときの答えが「これが仕事だ」ですよ。お前、どこの自宅警備員の言い訳だよ。
主人公も主人公です。客観的に考えて、「知り合ったばかりの男性が一人暮らしの自室に転がり込んできて一日中パソコンの前に座っている」という状況を親に見られたりでもしたら、間違いなく実家に連れ戻されて一か月ぐらいは毎日説教食らうレベルの話です。主人公はもっと真剣に現状を反省するべき。
あと前回、主人公がタキCの提案した監禁生活をあっさりと受け入れたときから思っていたことですが、いくらなんでも2日間もPCの前から動かないタキCの姿を見て「もしかしてIT関係?」とか、あまりにもポジティブに物事をとらえすぎだと思います。
「そうなんだータキCってすごいな! それでパソコンがあればシゴトできるんだね。出勤もなくていいなんて、すごい優雅!」 「べつに、こんなこと好きでしてるわけじゃない」 「…え? そうなの!?」 「そうだ。本来なら、こんなことで、悩まされる…はずはなかっ……な、なんでもない」 タキCは途中で話を切ってまたパソコンに向き合っちゃう。 なんだかわからないけど大変なのかな? そっとしておいてあげよう…… |
なんかもう、意味不明なタキCのセリフもさることながら、よくわかっていないのに納得してしまう主人公の無邪気さがだんだん恐ろしくなってきました。あとタキCが途中でちょっと苦しそうにしているのは何かのフラグでしょうか。イケメンバンクで伏線を綺麗に回収されて感動してしまったらそれはなんかちょっと悔しいので今のうちから心の準備をしておこうと思います。
さ、さすがにおなかが減っちゃったよ! ………… |
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