おすすめ記事
PR
プロフィール
マルコ【2009年1月22日】
「イケメン×ツンデレ=最強」の法則!
さて、なんだかんだで続いているイケメンとの同棲生活ですが、引き続きレポートしていきます。
これまでの経緯をご存じない方はまずは以下をどうぞ。
関連記事:男だけど、イケメンと同棲することになった
関連記事:イケメンが家出した
関連記事:イケメンとの同棲生活、その後。
関連記事:イケメンとの再会、そして急展開
関連記事:女性の本音、それは「イケメンは何をしても許される」だった!
関連記事:イケメンとの同棲生活改め、「イケメンとの監禁生活」スタート!
さて……前回のレポートを終えてすっかり安心していた僕でしたが、帰宅してみると、
何度目だよ……!
そもそもお前の方から住むって言いだしただろ……!
さすがの僕もこのヒモ野郎にはブチキレですよ。
今日という今日は!
絶対に!
許さん!
……ということで、貯金している者としてやってはいけないことをやってしまいましたが、仕方ありません。
何しろこのイケメンバンク、一度でもイケメンに逃げられるとそれまでのストーリーがリセットされるため、再び最初からやり直すのがとてもめんどくさいのです。
しかも500円玉を入れると必ずストーリーが進行するわけではなく、何度か入れないと話が進まないこともよくあるため、レビューを書くためにはこれはやむを得ない措置だったのです……決して給料日前でお金がなくなってきたとかそういうことではないのです……。
さて、再びタキCを選んでストーリーを進行させていきますよ。だいぶタキCの顔を出してなくて皆さんもそろそろ忘れてきたころだと思うので、まずはタキCのツラをおさらい。
←タキC
いやー……。
腹立つ顔ですねー!
――まあそれはいいとして、前回は確か、いきなり主人公宅に押しかけてきたタキCが「今日からここに住む」宣言をぶちかまし、挙句の果てには主人公をイケメンパワーで監禁したところまででしたね。
思いもよらぬ方向へ話が進んでいきますが、いったい今後主人公はどうなるのでしょうか……このままいくと、どう考えてもイケメンバンクのコンセプトである「理想の恋愛」には程遠いバッドエンドが待ち受けているように思うのですが……。
タキCさんは、満足げにうなづくとパソコン画面に向かった。 改めて見ると、タキCさんってすごくカッコイイかも。 |
なぜ主人公がタキCのありえない監禁要求を呑んだのかと思ったら、やっぱり惚れてしまったようです。
……わかっちゃいましたが、イケメンというだけでこのような犯罪行為が許されてしまうかと思うと実に腹立たしいですね! まあ主人公が自分で「それもいっか♪」とか納得してしまったので別に犯罪でも何でもないんですけど、なんかこう、モヤッとしますよね! ていうか仕事は行けよ!
「…どうした?」 「えっと、うーん…えへ? えっと、そのー」 「論理的でない会話は、時間のムダだ」 び、微妙に言い方が感じ悪い! |
……なんか、だんだん主人公の喋り方が気持ち悪くなってきましたが、これも全部タキCのせいです。タキCが主人公を骨抜きにしてしまったからなのです。
そのくせ張本人は「論理的でない会話は、時間のムダだ」とか、相変わらずの上から目線。こんな社会人が社長やってて大丈夫なんでしょうか。
というか「会話に論理性を求める男はウザがられる」っていう意見をよく耳にするんですけど、どうやらそれはイケメンには当てはまらない法則のようです。
「あと、ワタシのことはタキCと呼べばいい」 「え?タキCさんじゃなくて?」 「そのながったらしい呼ばれ方は、好まない」 そのままタキCはパソコン画面に向き直る。 ちょっと変わったヒトだけと、嫌いにはなれないなぁ。 |
そしてここで、天然のたらしっぷりを発揮するタキC。
あれだけ上から目線で喋っておいて、「ワタシのことはタキCと(呼び捨てで)呼べばいい」とちょっとだけデレてみせるこのテクニック……。ツンデレ! ツンデレですよこいつ!
だいたい、「そのながったらしい呼ばれ方は、好まない」とか言ってますけど、「さん」をつけるかつけないかだけの違いに、長いも何もないですよ!
今回は短くてここまでなんですが、じゃあ最後に僕が昔本当に言われたことのある悲しいやりとりを紹介して終わりにしようと思います。
僕「今日楽しかったです。また遊びに行きましょう!」 |
タキCよ、これが現実だ!
PR
おすすめ記事
最近の記事
5/25 角川武蔵野ミュージアム『はじめてのBL展』でBL帯と僕のコラムが展示中! ぜひ行ってみて!プロフィール
マルコお仕事
11/24 BL(ボーイズラブ)は関係性の物語──BL研究家・マルコインタビュー月間アーカイブ
2023年はてブ総合人気記事
リンク
大西可奈子のお仕事情報【著作権について】
当サイトではレビューのために、文章・画像などを引用することがあります。
文章・画像等の著作権については各々の作者に帰属します。問題があればご指摘下さい。
引用以外の文章・画像の著作権については、当サイト管理人に帰属します。