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マルコ
前のページからの続きです。
ファンタジーの世界を体験して舞い上がっていたのはいいけど、そこから帰る手段を考えてなかったという現実に気づいてしまいました。
い、いや、でもいくら何でもこれだけメジャーな観光地なんだし、電車くらいあるでしょ……よし、ここは困ったときのGoogleMaps先生だ……。

……遠っ! 最寄りの駅までめっちゃ遠!
弟「どう?」
……歩こう……。
弟「……」

ファンタジーの町も一歩外に出れば普通に舗装された道路。夢の時間は夢の世界の中でのお話。
そしてみんなバスチケットを持っているからか、誰も歩いてないし!

歩いてるのは犬を散歩させてる地元の人くらいなもん。

犬と並走して駅を目指します。

ということでほとんど人のいない道をテクテクと歩き……

やっとのことで駅に到着!
……えっと……駅、だよな……?

がらーん。観光地だからもっと大きな駅を想像してたけど、チェスキー・クルムロフから遠いし、田舎町の駅は日本でもこんな感じか。

待合室の雰囲気がすごくうちの地元っぽい。ここは英語が通じたので、さっそくどうやってプラハまで帰ればいいのか弟が確認。
どうやらチェスケー・ブジェヨヴィツェという駅で乗り換える必要があるらしい。ふむふむ。

電車が当分こないので、待っている間、弟が見つけたスーパーで買い物をして小腹を満たします。うちの弟はなぜかスーパーを見つける能力に非常に優れており、こんなの絶対スルーするだろ、みたいな路地の小さなスーパーでもきっちり発見してきます。どういう能力だ。

待っているうちにすっかり日が落ちました。少ないながらも乗る人が他にもいることに一安心。それにしても駅員も思い切り線路に出てるし、自由だな!

電車がきたので乗り込みます。写真ぶれっぶれだけど。

さぁ帰ろう。あとはチェスケー・ブジェヨヴィツェで降りて乗り換えればいいだけだから楽勝!
そう思ってうとうとしていると……
弟「あれ? 着いたんじゃない?」
弟の声でハッと気が付き、電車の外を見ると「チェスケー・ブジェヨヴィツェ」の文字が……。
しかし、外は真っ暗。
チェスケー・ブジェヨヴィツェって乗り換えるくらいなんだから、もっと大きなターミナル駅じゃないの……?
ふと浮かんだ疑問。しかし、たしかに駅の看板(?)にはチェスケー・ブジェヨヴィツェと書いてある……。
降りるか、それとも降りずにこのまま次の駅へ向かうか?
言葉の通じないチェコだからこそ、兄としての決断力が問われる時!
……よし、降りよう!
とっさにそう判断し、慌てて荷物を持って電車から外に出ると……やはり真っ暗! 写真を撮ってなかったのが悔やまれますが、どう考えても"乗り換え"って感じじゃないぞこれ。
ここへきてまた迷いが出て来ました。問題なのは、この電車が終電だということ。もし間違っていた場合、この闇に包まれた見知らぬ土地で一晩過ごすことに……。
するとそのとき、

先に降りていた地元のオジサンが僕らを見て、

「ノー! ノー!」

「ネクスト! ネクスト!」
!?
ここじゃない!
後ろで電車の発車音が鳴り響く。
オジサンに「サンキュー!」と大声で叫び、踵を返してダッシュ!
まるでハリウッド映画のようなギリギリのタイミングで飛び込み……

セーフ!!
……あ、危うくチェコの見知らぬ町に放り出されるところだった……。
種明かしをすると、実はチェスケー・ブジェヨヴィツェという名前の駅は二つあったというわけ(もしくはよく似た名前の駅)。オジサンもそのことを知っていたから、明らかに挙動不審な日本人が2人降りようとしているのを見て、察してくれたのでしょうね。
この出来事があって以来、

僕らの中であのNEXTオジサンは偉大なヒーローになったのでした。

皆さんは遠くへ旅するときはきちんと計画を立てていきましょうね!
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