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おい皆、「女の子にビンタされる店」ぐらいで驚いている場合じゃないぞ 婚活のプロとやらが言う「NGグッズを全部身に付けた図」を再現する
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独特の絵柄と、妙に説明口調な台詞回しがある意味人気の漫画ですが、前回はこんなシーンで終わっていました。
このシーン、どこかで見たことがあります。 そう……FF7の有名なあのシーンですね。 FF7では、あの人がセフィロスの凶刃に倒れてしまうわけですが、果たして斬の運命は?
斬の顔に虫が止まり、これを払いのけようとした斬の刀が、
偶然にも落下してきた敵の刃を受け止めました。 ……言いたいことは山のようにありますが、すべて偶然なんです。そういうことにしておかないとツッコミだけで紙面が尽きてしまいます。 だいたい、前回の
この場面にしても、適当に刀を振り回しているだけで、偶然敵が放った手裏剣を全部弾き飛ばし、
そのうちの一つが偶然敵の足を直撃して傷を負わせたわけです。 ……偶然って怖いですね。
しかも斬は秘めたる力があるとはいえ、戦いの素人であり、本当ならここまでに5回ぐらい殺されていてもおかしくありません。 しかし、この新手のラッキーマンはその後も度重なる偶然で敵を追い詰め、
とうとう、転んだ拍子に相手に刀を叩きつけ、偶然にも敵を屋上から吹き飛ばしてしまいました。
落下すれば即死です。 しかし、さすがは忍。カギ爪付きのロープで屋上からぶら下がり、九死に一生を得ました。 とはいえ、状況は完全に斬が有利。事実上、勝負は決まったと言っていいでしょう。 だからなのか、敵は斬に対し、「殺せ」と言い放ちます。 「真剣勝負に負けた自分が、生き恥をさらすわけにはいかない」と。 ……もちろん、真剣勝負などしたつもりのない斬は、そんな相手の気持ちを思いやることなく、あっさりと助けます。
これに対し、
「何で引きあげやがった!!」とご立腹の忍。 そんなに死にたかったのなら、そもそもロープをつかってぶら下がったりせず、「俺の……負けだ……」とか言いながら潔く屋上から落下した方が武士(おとこ)らしかったのではないでしょうか。 相手のプライドを無視する斬も斬ですが、この忍もだいぶ自分勝手です。
運だけでボコボコにした挙句、武士(おとこ)としての最後のプライドまで破壊しておいて何を言ってんだという感じですが、ここで忍の方が態度を一変。
もはや今となってはなかなか見ないほどのベタなツンデレっぷりを見せつけ、あっさりと友達になることを快諾します。 ……もはや先ほどまでの戦いが、すべて壮大な茶番に思えてきました。
今度はどんなラッキーを見せてくれるのか、新生ラッキーマンに今から期待ですね。 【9月11日】 別にバトルシーンじゃなくても面白かった「斬」(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー) (レビュー)
前回までのあらすじを簡単にまとめると、実はラッキーマンだった主人公が、かなりの使い手である貫木を運だけで倒し、二人に友情が芽生えた……ということになるでしょうか。 戦いから一夜明け、貫木と一緒に昼ごはんを食べることになった斬。 屋上へと向かう道中で、
角を曲がろうした瞬間、誰かにぶつかって派手に転んでしまいました。 そのぶつかった相手というのが、
親衛隊を3人も引き連れた、いかにも金持ちの嫌なやつっぽい少年です。 というか真ん中の髪型が明らかにおかしいんですけど、それはいいのでしょうか。 「土下座して謝れ」と言う相手に、さすがの斬も「それはできない」と断ります。 すると、
いきなり攻撃を仕掛けてくる親衛隊の一人。なんかもうムチャクチャですが、何とかこれを刀身で受け止める斬。 ……これもラッキーでしょうか? しかし、相手との力の差は歴然としています。 このままではやられてしまう……。 焦る斬を助けたのは、
先週、斬と死闘(?)を繰り広げた貫木でした。 変な髪形のボスを人質に取り、
脅迫します。 これにはさすがの親衛隊も手出しできません。 仕方なく刀を収める4人組でしたが、それにしても貫木ごときにあっさり人質をとられてしまうとは、親衛隊はいったい何をやっているのでしょう。
こんなフォーメーションで歩いているくせに(一人が斬に攻撃を仕掛けていたとはいえ)あっさりとボスが羽交い絞めにされてしまう……。 何のための親衛隊か、とツッコミたくなりますね。 親衛隊に対し「すごい手練れだ」みたいなことを斬がつぶやいていましたが、実は全然たいしたことがないか、またはボスを守る気がまったくないかのどちらかでしょう。
この一部始終を、
壁の向こうで伺っていた二人組がいました。 ……こんなに伏線を張って大丈夫でしょうか。 親衛隊が3人いるから、一人倒すのに一週分かかるとして、この新しいキャラの解説に一週、そして今週はもう第7話ですから……まあ、深く考えるのはやめましょう。 あの伝説のソードマスターヤマトみたいにならないことを祈るのみです。
月島さんが現れます。 ……当サイトのレビューだけで読まれている方にとっては「誰?」という感じかと思いますが、月島さんは“一応”この漫画のヒロイン的存在で、女性ながらかなりの実力を持った剣士です。 特徴は恐ろしいほどのツンデレっぷりで、いやもはやこれをツンデレと呼んでいいのかどうかはわかりませんが、上記のようなツンを見せたかと思えば、
こういうデレっぷりを見せてきます。それにしても、月島さんのポーズが古い。 この後、月島さんと貫木の仲の悪さを見た斬が、何を勘違いしたのか
「ふ ふ ふ 二人って好き同士だったりして」 と言い出します。
今後の展開に注目ですね! 【9月17日】 休載でも腕は鈍っていなかった許斐先生(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
……と、思わず興奮してしまいましたが、そう、今週のジャンプからついにテニプリが復活したのです! が、長期の休載で、いったいどこまで話が進んでしまっていたのか忘れてしまいました。まずはおさらいといきましょう。
第一戦目は、テニスの聖書(バイブル)と呼ばれるほどの完璧なプレイを見せ付ける四天宝寺部長白石君と、天才と呼ばれる不二の対決となりました。 ハイレベルなテニスを展開する両者。 しかし、基礎技術に差があるのか、徐々に白石君が不二を押し始めます。 果たして、不二はこのまま敗北してしまうのか……?
テニプリ再開となった今週号は、白石君の安い挑発からスタートしました。 ちなみに知らない方のために説明しておくと、「三種の返し球」とは不二が得意とするトリッキーなカウンター技で、「つばめ返し」といった口に出すのもはばかられるような恥ずかしい名前がつけられているのが特徴です。 そして、
あっさりとこの挑発に乗る不二。 普通に考えると、対戦相手はこれまでの不二の試合を研究してきているはずです。こんなところで相手の思惑通り動くのは得策ではないと思うのですが……。
放たれたのは、不二得意の返し技「白鯨(はくげい)」。 なるほど、前に出てきている白石君の頭を越える大きなロブでエースを狙っていくわけですね! ……と思ったら、
バウンドして、なぜか白石君の方に向かうテニスボール。 ……そういや、「白鯨」ってこんな技でしたっけ……。 案の定、
白石君の構えたラケットに吸い寄せられるように近づき……。
普通に白石君のポイントになりました。 何でしょう、このやるせなさ……。 「白鯨」などという余計なカウンターを使ったばかりに、自滅してしまいました。 これが普通のロブだったら間違いなく不二のポイントだったのに……。 ポイントを犠牲にしてまで笑いを取りたかったのでしょうか。 とにかく、さすがは許斐先生、ちょっとやそっとの休載では腕は鈍りません。
コート上に倒れ付します。 ……跡部様とリョーマの試合でもそうでしたけど、中学生のテニスの試合で倒れるほど疲れるものでしょうか? まあ、跡部様の試合はタイブレークが100回以上続くというありえない展開だったのでまだわかりますが、不二はここまで5−0で負けているだけです。それってつまり、テニスの試合としては最速だと思うのですが……。 こんなんでいちいち倒れていたらスポーツできません。なんて虚弱体質なんでしょうコイツは。
力強い不二の宣言で来週に続きます。 ……「くやしい」も何も、5−0でマッチポイントまで取られて、これで逆転できたりしたら完璧に八百長だと思うのですがどうでしょう。 それともアレか。不二が眠らせていた力は、これから白石君に1ポイントも与えず押し切れるほどの実力だというのか。今までは本気じゃなかったとでもいうのか。 それはそれで、これまで対戦してきた相手とチームメイトに失礼だと思います。 【9月21日】 ヤバイのはセリフ回しだけではなかった!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
「左が全身」という独特な言い回しに、ネットでは「左半身って言えよ」というツッコミが沸き起こりましたが、それこそが杉田先生です。 むしろ、「左半身」なんて言ってしまったら、普通過ぎて長いジャンプの歴史に埋もれてしまうではありませんか。 杉田先生は、「左が全身」だからこそ伝説になれるのです!
「左が全身」ほどのインパクトはないものの、安定して杉田節が展開されています。この分なら今後も安心できますね!
この漫画のヒロインである月島さんに襲い掛かります。 それにしても……先週は気付きませんでしたが、一番右の男はもしかして。
これ、素肌に学ラン着ているのでしょうか? だとしたらさすがは杉田先生。これまでにない斬新なファッションです。 ちなみに首元がヘンリーネックのシャツみたいに見えますが、あれはネックレスなので無関係です。
このシーンだともっとはっきりそれがわかります。 ていうかズボンがローライズ過ぎます。 真剣勝負の最中に申し訳ないのですが、違う意味で真剣に危険です。
こいつら…かなりヤバイ!! と核心を突いた発言をしています。 まあ「こいつら」というのは正確ではなくて、ヤバイのは裸学ラン男だけなんですけど。
いや、ストーリー的には色々動いた回だったのですが、そこらへんは興味ないので単行本が出たら各自読んどいてください(丸投げ)。 【9月27日】 あまりにも普通すぎて逆に違和感があるテニプリ(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
先週、「テニスの聖書(バイブル)」という恥ずかしい二つ名を持つ男、白石君にボコられた青学の天才不二は、越前からの「本気でやってよ」という先輩に対する敬意がまったく感じられない励ましにより復活。反撃を誓います。
とはいえ、ここまで必殺のトリプルカウンターをはじめとする派手な技がことごとく白石君に攻略されているわけで、これ以上不二に何ができるというのでしょうか……。
これまでの不二らしくない声を張り上げながらプレイし始めました。
そしてこれが決まり、久しぶりのポイント!
白石君から放たれた強烈な球を、ネット際でボレーする不二。
今週のテニプリ、まるでテニス漫画みたいです。 なんというか、「つばめ返し」とか「破滅への輪舞曲(ロンド)」とか、そういう技名がバンバン出てくるか、照明がいきなり落ちてきたり、相手チームの監督を狙撃したり、そういうことをやらないとテニプリって感じがしないんですよね。 これ、病気かな?
その後、不二を追いつめる白石君のスマッシュに、
「このチームを全国優勝へ それがボクの願い!!」 と珍しくエクスクラメーションマークを2つもくっつけて絶叫する不二。 今度こそ、周囲をあっと驚かせる新技の登場でしょうか!? そして読者から「最初から出せよ!」という総ツッコミを受けるのでしょうか!? ……と思ったら、
また普通に決めました。
というか、この事態こそが超常現象かもしれません。 やはり許斐先生はまだ本調子ではないのか。それとも新境地に目覚めたのか。はたまた、今週のはあくまで“溜め”であり、来週で思う存分暴れてくれるのか。 こうご期待! 【10月4日】 許斐先生、完全復活!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
その反動か、今週に期待がかかります。 注目すべきは本気になった(?)不二。 さあ許斐先生。俺たちにあの言葉を言わせてくれ。あの魔法の言葉を。 「それ、最初からやれよ!」 という言葉を!
鋭いスマッシュを決め、ついに白石君から1ゲーム取り返します。 普通ならまだまだ不利な状況なのですが、ヤツは必ず何かやってくれる……そんな期待が高まります。
謎の動きを始める不二のボール。 これはまさか!
「3種の返し球 『鳳凰返し』」
「3種の返し球 『麒麟落とし』」
「3種の返し球 『白龍』」
これは凄い! かつてテニプリでも一度にこれだけの新技が出た回はなかったのではないでしょうか。 しかも最後の「白龍」なんて、白石君が「も、戻ってこない」と焦っていますが、もともと戻らないのが普通ですからね。 前々回、せっかく前衛の頭をロブで超えておきながら、わざわざネット方向に戻るというまったく意味のない必殺技を披露した不二でしたが、さすがにわかったのか、やっと余計なエフェクトを外して普通の球を打てるようになったみたいです。
千の技を持つとか言われながらそのほとんどを披露できずに去っていった誰かさんを計算に入れなければ、実質一番の技男と言えるのではないでしょうか。 まあ、初期の「3種の返し球」はもう二度と使われることはないのでしょうけど……。
「たった今 出来たよ……」
「いくよ… 第5の返し球」
「ファイナル」と自分で言い切ってしまう不二のセンスはどうかと思いますが、さすがに許斐先生も、ここまでの暴走を冷静に振り返って「技、多すぎね?」とか気付いたのかもしれませんね。
この「たった今 出来たよ……」は、「許斐先生がたった今思いついたよ」がより正確な表現なのではないでしょうか。
白石君もまだまだ本気を見せていないっぽいですし、数多の軟弱なテニスプレーヤーどもに、「無駄な動きとおしゃべりこそがテニスの極意なんだ」ということを教えてやってほしいですね! 僕、何か間違ったこと言ってる? 【10月7日】 またひとつ不可能な技を編み出した許斐先生(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
今週は、先週に引き続き、青学での立ち位置がいまいちハッキリしない男不二の覚醒から始まります。
「たった今出来たよ……第5の返し球」 ということで、やっぱりそうきたかという感じですが、はてさて、その技とはいったい……。
「ラケットの裏面も使って…2乗の超回転っ!!」
さらに詳しい解説はこちらです。
「ガットの上を滑らせボールに対し強制的に超回転を与え――そして一瞬のうちに手首を返しラケットの反対側の面を使い更に回転を倍増させるとは」
いやいや、ていうか「倍増させるとは」なんて単純な驚きで済ませていい現象じゃないですよこれ。何? 不二ってザ・ワールドが使えるんですかね? そして何より、回転を通常よりも多くかけるのに、わざわざラケットを裏返す必然性は……?
「キミの打球はもうネットを越えないよ」
もしそれが本当なら、不二と対戦する相手は、不二がサーブ側のゲームでしかポイントを取れなくなります(それもリターン1回で決めないとダメ)。 実に恐ろしい技です。 この技の名前は……。
「百腕巨人(ヘカトンケイル)の門番」
そして、「百腕巨人の門番」て意味もよくわかりません。
不二の必殺技の前に、ことごとく打ち崩される白石君。もしかして暗示にかかっているとか、そういうオチじゃないですよね。 そんなこんなで、いつの間にか……。
4−5まで不二が追い上げてきました。 これ、どう考えてもこのまま不二が勝ちそうなんですけど、展開的にはもう一波乱ありそうな感じもします。 しかし、白石君が何か技を隠してもっていたのなら、4−5まで追いつかれる前にさっさと出せよ、ということになるわけで、これは許斐先生、いつものことですがだいぶハードルを上げてしまったようです。 だいたいテニプリの技は、どんなに凄い技でもいつか攻略されるので、技の効果が凄ければ凄いほど、それを破るのも大変になるわけです。
【10月12日】 内容も掲載順位もギリギリの「斬」(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
ちなみに、いつもの「斬ワード」も、
このようにバッチリ出てきていますのでご安心ください。 さて、斬が変態裸学ランと戦っているとき……。 捕らえられたヒロイン(?)月島さんは、
あの変なキノコ頭に密室で痛めつけられていました。 ちなみに月島さんといえば、当サイトではあまりピックアップしませんでしたが、女性ながら剣を振るう気丈な女の子です。 そして「正々堂々」を信条としながら背後から斬りつけるなど、その行動の香ばしさがネットで話題にもなりました。 そんな彼女が今、極端に短い剣しか持たせてもらえず、こうしてなぶられている……。 これは、「自分のしたことは必ず自分自身に跳ね返ってくる」という杉田先生から全国のちびっ子へのメッセージなのかもしれませんね。
「ウヒヒヒヒヒヒヒヒヒ この強い奴をいたぶる凄い征服感…」
「フィナーレと行きますかぁ〜〜〜〜っ」
2コマ目なんてよだれ垂らしています。出てきたときは世間知らずの坊ちゃんぐらいにしか思わなかったキノコ頭ですが、もはやどこに出しても恥ずかしくない狂人になりました。 その頃、斬はというと、
まだ裸学ランと戦っていました。 早く助けにいかないと、月島さんが少年誌に描けないようなひどいことになってしまいそうです。
杉田先生には、このまま冨樫先生とは違う意味でギリギリの漫画を描き続けてもらいたいと思います。 【10月22日】 疑惑の必殺技を検証する!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー) ※ジャンプレビューページは、転送量の関係で画像が表示されないことがあるようです。その場合はブラウザの更新ボタンを押すかF5キーを押してページを再度表示させてみてください。どうしても表示されないようでしたら、時間を置いて再度アクセスしてみてください。
この技の原理に関して、次のような意見を何十通もいただきました。
そもそも「ラケットの裏面も使って回転を与える」という行為が反則なのではないか、というのです。これほどまでに同じ意見をいただくのは、誕生日にBL記事を更新したときいただいた慰めのメール以来です。 確かに、漫画内でなされた説明を読むだけだと、
「ラケットの裏面も使う」 ということになり、これはテニスのルールで規定されている「1回のストロークで1度しかボールを打ってはいけない」という原則に反しています。 しかしですよ、考えてみると、「ラケットの裏面も使って回転を与える」とは書いてあるものの、どこにも「2回打つことにより……」といった記述はありません。 つまり、こういうことなのではないでしょうか。
まずラケットの表面を使って回転を与えます。ボールは矢印の方向へ回転し、左上へ向かって飛ぼうとします。
次に回転しきったボールにかぶせるようにラケットを動かし……。
ガットではなく、フレーム部分でボールの飛び出しを防ぎます。といってもあまり長くかぶせるとせっかくかけた回転が死んでしまうので、そのまますかさずラケットをスライドさせ……。
裏面を使って今度はなでおろすように回転をかけるわけです。これでボールには同じ方向に2倍の回転がかかる! ……はず……?
この方法なら、一応ラケットからボールが離れていないのでセーフなのではないでしょうか。まあ最後のなでおろす動きの後、ボールが本当に相手へ向かって飛ぶかどうかまでは責任持てませんけど、ルール違反にならずにラケットの両面を使うとなるとこれしか思いつきませんでした。 しかし、この0.1秒にも満たない動きを審判が目で追えるとは思えないので、何となくうやむやになっているというのが妥当なところでしょうか。 というかそれ以前に、一人ダブルスや照明落下後も普通に試合続行しているのがテニプリですので、通常のルールの枠内に当てはめるのが間違いなのかもしれません。
気になる人はジャンプ、もしくは単行本でチェックしよう!
じふさんがgifアニメで「百腕巨人の門番」の動きを予想されています。なるほど、こちらの方がしっかり飛びそうだ……。 (さらに追記) 「“1度のスイング”中ならボールが2度当たってもいい」というのが正しいルールだというご指摘をいただきました。ん……? そうなると不二の技はまったくルール的に問題ないことに? テニス経験者でありながらそこらへんのルールが曖昧でした。言葉って難しい。というか1度のスイングで故意にラケット裏返して2度打ちなんて狙ってできる人いたらそれこそマジシャンかもしれません。 【10月26日】 僕たちが忘れていた設定(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
いつの間にか不二が負けていました。 さすがは許斐先生です。
こんな、見開きまで使った勝利フラグを立てておきながら、そのすぐ後にあっさりと敗北。 終わってみれば、不二がなんか一人で技名を叫びまくった挙句に負けるという、大変恥ずかしい試合内容でした。 ところで、「相手の球が絶対にネットを越えない」という最強クラスの必殺技を完成させ、白石君を追い詰めたはずの不二がどうやって負けたのか……。 その答えは実にシンプルでした。
要するに、不二が「百腕巨人の門番」を無駄に打ちまくったおかげで、もともと地力に勝る白石君が普通に攻略法を見つけてしまったというわけです。 しかも、
狙ってコードボール(ネットに当たって落ちる球)を放つという極めっぷり。 ここまで「百腕巨人の門番」だけに頼って白石君を押していた不二としては、この球が敗れた瞬間、負けが決定してしまいました。 「ファイナル」とまで銘打って登場した最後の必殺技は、脆くも2週間で崩されてしまいました……。 それにしても、考えてみてください。 三種類の必殺技をさらに進化させ、第5のカウンター技まで生み出しておきながら、結局「んんー 絶頂!(エクスタシー)」が口癖の男に敗北です。 僕なら恥ずかしくてラケットを折るね。
どうやら、この展開は立海大付属にとっても予想外だったようです。 全員が外国人留学生……何となくこの展開からは、立海大付属敗北フラグのニオイが漂っています。 しかし、先に述べたようにフラグを自ら潰すのが許斐先生ですから、どうなるのかさっぱりわかりません。 それはともかく、納得いかないのは、外国人留学生チームを見たときの切原のセリフでしょう。
お前がそれを言うか。
正直外国人だろうと何だろうと、オーラの一つでも出せないようでは話にならないわけですが、そこは許斐先生ですから、僕たちをあっと驚かせる展開を用意しているに違いありません。 次週が楽しみです。 【10月29日】 股が気になって話に集中できません(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
そんな斬が、今週は盛り上がりを見せております。 覚醒した斬の攻撃により、ついにローライズ男、刺々森との決着が着きました。
結局、斬はトドメを刺そうとはしませんでした。 そして新たに生まれる友情……。
しかし、そこへ異変をかぎつけた討条がやってきたのです。 刺々森以上の実力を持つ討条の攻撃に、すでにボロボロの状態の斬はなす術がありません。 すると、割って入ったのは、先ほどまで敵だった刺々森でした。
何とか攻撃を防ぐも、討条は攻撃の手を緩めようとしません。 そこへ、貫木も合流し、斬たちは一旦退いて体勢を立て直すことにしたのでした……。
ダメです。
無理です。
刺々森のローライズすぎる股が気になってそれどころではありません。 前から思ってましたけど、どう考えてもノーパンですよね、こいつ。 強すぎる討条にどう立ち向かうのか……ということよりも、下がりすぎているズボンがどうなってしまうのかということが心配でなりませんが、これもまた杉田先生の読み通りなのだとしたら、僕らはまんまと手の平で転がされていることになります。 恐ろしいぜ……!
謎の二人組が学校へ侵入してくる場面でした。 右のザックスはおいといて、左の月島さんの色違いが若干気になります。 今まで女性キャラといえば「武士を自称しつつも不意打ちを得意とする」月島さんだけでしたから、ここらへんで普通のヒロイン登場と願いたいですね! 【10月30日】 どうしちゃったの許斐先生(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー) ※ジャンプレビューページは、転送量の関係で画像が表示されないことがあるようです。その場合はブラウザの更新ボタンを押すかF5キーを押してページを再度表示させてみてください。どうしても表示されないようでしたら、時間を置いて再度アクセスしてみてください。
不二のうなだれる姿も、これはこれでジワジワと笑いがこみ上げてくるのですが……。 それよりも、
こいつらです。 四天宝寺である意味もっとも気になる二人といってもいいでしょう。 ちなみにここまでのテニプリを読んでない人はご存知ないかもしれませんが、左上のアフロはオカマです。 そして、右下の変態仮面もどうやらホモです。 BLの餌食になって久しいテニプリ……まさか作者自らリアルゲイを登場させてくるとは予想外でした。 というか、この二人、前に登場したときは髪型もアフロではなかったし、仮面もつけてなかったように思うのですが……。
何度も言うようですが、「ウホッ」です。わからない人にはわかりませんが、わかる人にはわかるこのセリフ回し。 やはり許斐先生、只者ではありません。 そして、とうとう痺れを切らした桃城が……。
アフロを剥ぎ取ってやるとばかりに、ダンクスマッシュを放ちます。
剛球は、狙い違わずアフロにヒットし……。
その下から出てきたのはチョンマゲでした。
しかし今回のこれは何だ。 さらに、「笑かしたモン勝ちや」というセリフや、 『こ、これが大阪代表の底力…!?』というアオリもおかしい。 テニスは決して笑わせた方が勝ちではありませんし、こいつらわざわざそのために1ポイント失っています。 そして、アフロからチョンマゲという流れのいったい何が底力なのか。誰か真剣に僕に教えてください。
正直つっこむべきはそこじゃない。 【11月7日】 もはやテニプリを型にはめることが無意味ッ!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー) ※ジャンプレビューページは、転送量の関係で画像が表示されないことがあるようです。その場合はブラウザの更新ボタンを押すかF5キーを押してページを再度表示させてみてください。どうしても表示されないようでしたら、時間を置いて再度アクセスしてみてください。
いや、決して海堂や桃城に罪はないのですが、もはや相手のインパクトが強すぎて青学のことなんてどうでもよくなってしまいました。 まさに、
つかみはOK牧場! です。 我々……知らず知らずのうちに、許斐先生の術中にハマっていたのかもしれません。
なんかもう、映画版ブレイブストーリーの道中の如く、適当に間を飛ばして試合結果だけ教えてほしい気持ちでいっぱいです。 早くタカさんの試合を見せてくれや……!
これなんてもうどうしたらいいのか……。 しかも、この格好のままサーブをリターンしているわけですが、それってルールやマナー的にアリなのでしょうか? ……まあこれを咎めるような審判なら、そもそもアフロが取れてマゲが出てきた時点で何かしら警告を出してるはずなので、もはや審判なぞ空気! これなら、いっそセルフジャッジの方が人件費がかからない分マシですよね。
これはもしや、あのシンクロ!?
2秒は固まったと思う。 僕も長年漫画を読んでいますが、初めてですよ。こんな気持ちになるのは……。
だって、週刊漫画って、1回のページ数が20ページいかないぐらいですよ。そのうちの貴重な2ページをまさかシンクロナイズドスイミングに使ってくるなんて……。 あのミスフルでさえ、ギャグシーンのコマは割と控えめな大きさだったのに。
チョンマゲのIQが200もあることが判明。データに基いてあっさりと海堂のトルネードスネイクを打ち破り、実力を証明します。 まあ、だからどうしたって感じですけどね。 そんなことより、この試合が実写版映画になったら、僕は耐える自信がないんですけど。
もはやスポーツ漫画に見せかけたギャグ漫画などではなく、ジャンル分けすること自体が無意味なのではないかと思えるぐらいの高みに到達したテニプリ。
そう、僕たちも「テニプリってジャンルでいうと?」と聞かれたら胸を張ってこう答えるでしょう。 「テニプリのジャンルは『テニプリ』」だと。 【11月13日】 イリュージョン劇場「斬」開幕!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー) ※ジャンプレビューページは、転送量の関係で画像が表示されないことがあるようです。その場合はブラウザの更新ボタンを押すかF5キーを押してページを再度表示させてみてください。どうしても表示されないようでしたら、時間を置いて再度アクセスしてみてください。
さて、前回は……。
変態ローライズとの戦いが決着した頃、新たな2人組が学校に侵入してきたところまででしたね。 2人組は、それぞれが別の敵を倒すため、一旦別れます。 右側のザックス(本当の名前は出てたけど忘れました)は討条を、そして左側の女の子は金持ちキノコ頭を目指します。 ちょうどその頃、斬たちは圧倒的な強さを誇る討条から逃げ出し、そしてあっさりと追いつかれたところでした。 ピンチに陥った斬のもとへ、討条にとって予期せぬ敵、ザックスが現れます。
何か二人とも強そうです! これは、主人公の斬そっちのけで、激しいバトルが展開されそうな予感がします。 そして、その戦いから、斬が彼らを倒すヒントをつかむのかもしれませんね!
百足刺し! 名前はちょっとアレですけど、派手な技です。これは期待できそうです。
あれっ? ザックスはもっとクールなキャラかと思っていたのですが……。何かこう、嫌な予感がしてきました。 そう、例えるならベジータというか、海馬社長というか……。 その後、
「俺の剣があまりに速すぎて剣を抜くヒマがないなんて言わないだろうなぁ?」 ……完全にかませ犬のセリフじゃないですか。 これはまずいです。非常にまずい。斬には散々予想を裏切られ続けてきましたが、まさかこういう裏切られ方をするとは思いませんでしたよ。 並みのアマチュア作家なら、例えば、ここで二人に互角の戦いをさせ、ザックスに斬覚醒につながるセリフの一つでも言わせて気絶、そして斬の戦いへ……とでもいきそうなものですが、さすがは天才杉田先生。一筋縄ではいきません。
かませ犬はかませらしく、技を全部かわされた挙句に瞬殺されてしまいます。 もはや討条の強さを際立たせる役目としてしか機能しなかったザックス……登場時はかなりクールな雰囲気でかっこよかったのに……。
そしてこの対決にびびりまくる二人。かつては強敵として大きく扱われていたライバルたちですが、このセリフから判断するに、今後活躍の機会が与えられることはないでしょう。 それに比べて、
妙に強気な斬。これが本当ならザックスの死も少しは意味があったのかもしれません。……というかそうでないと出てきた意味がわかりません。
キノコ頭のもとへと向かったザックスの連れの女子(以下、黒髪女)ですが、そこで月島さんと遭遇し、「あんたもブラックリストに載ってるからあんたから殺すわ」というあまりにも唐突な殺害宣言と共に、攻撃の矛先を彼女へと変更します。
体術を操る黒髪女に、月島さんは押されっぱなし。 普通に考えて刃物を持っている方が有利なのではないかと思うのですが、それだけ実力の差があるということなのでしょうか。 すると、
なんと、駄目押しとばかりに黒髪女が剣を取り出しました。 ていうか、明らかに背中から取り出しているんですが……。
いったい背中のどこに隠していたのか。 勝負の行方よりも、イリュージョンのタネが気になって仕方ありません。
変身することで隠れた実力を発揮できることがわかった斬でしたが、まだ思うようにコントロールできず、討条の実力の前に、なすすべなく、
惨殺されてしまいます。
完全に死んでいますね、これ。
その1ページ後に覚醒状態で復活。 ケガは……? 誰もが思ったその疑問に、討条さん自ら解説を入れてくれます。
「あの崩れた体勢から俺の太刀の進行方向に体を逃がしてダメージを軽減するとはな……」 ということで、解説は何だかよくわかりませんが、とにかくダメージはさほどではなかったということでしょうか。 しかし、
この出血はどう見ても動脈が逝っているとしか思えないのですが……。 骨折したのに普通に動き回っていたシーンから薄々感じてはいましたが、斬の本当の恐ろしさは、剣の腕がどうとかではなく、ゾンビ並みの耐久力にあるのかもしれません。 【11月20日】 許斐先生からの宣戦布告(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
まさか、
こんなコマを拝む日が来ようとは……。 いったいどうしたんでしょう許斐先生。恋でもしてるんでしょうか。
もっとクールに……もっとポーカーフェイスにならなければやつらには勝てない……そう判断した彼らが採った作戦とは、
覆面でした。 本当にどうしたんでしょう許斐先生。思春期でしょうか。
「凄ぇーっ ポーカーフェイスだ 何考えてんのか全然わかん無いっス!!」 と大興奮。 僕は許斐先生が何を考えてるのか全然わかん無いっス! 正直、ポーカーフェイスかどうかという問題は二の次だと思うのですが……。 しかし、
真っ先に注意すべき大人がこんな状態なので仕方ないのかもしれません。 規則がどうとか言い出しましたよ、テニプリが。
もはや海堂のスネイクなんて、
アメコミのワンシーンか、ナタを振り回している殺人鬼ぐらいにしか見えません。 しかし、この覆面ポーカーフェイス作戦が功を奏した(!)のか、 次第に海堂・桃城ペアが持ち直してきます。 ラストの大ゴマでは、
必殺のスネイクが炸裂! 今までなら「どんなボールの動きだよ!」とかつっこむところなのですが、今はそれよりも覆面とチョンマゲが気になって、ボールに興味が惹かれません。
もしかすると、これは新技が出るたびに無粋なツッコミを繰り返す僕たちへの、許斐先生からの宣戦布告なのかもしれません。 【11月28日】 正直、覆面をフィーチャーしすぎです(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
……この説明、決して間違っていないはずです。
これで「テニス」と言われても正直どうしたらいいのかわかりません。 しかも覆面をバックにしたページの煽りでは「よみがえった闘志!!」という、笑わせにかかっているとしか思えないキャッチが。ええい、ジャンプ編集部のテニプリ担当は化け物か!
「テニプリはロゴもちょこちょこ変わっているのでぜひ注目してください」というメールをいただいたことがあります。 なるほど、そう思って注意してみると、
今週はこんなことになっていました。許斐先生、やりたい放題じゃないですか!
しかし、しばらくすると……。
「こんなモン長時間かぶってられねぇ」という至極もっともな理由により、覆面を脱ぎ捨ててしまいます。 すると、
その途端、再び押し返される桃城・海堂ペア。 確かにテニスは、メンタル面が非常に影響するスポーツです。 相手が、
こんな奴では気合が入らないのも理解できます。 とはいえ、覆面かぶったって目に入るものは同じです。 ……あの覆面に、そこまで試合を左右する力があるとは思えないのですが、もしかしたら石仮面と同じような効果を持っているのかもしれません。 だからなのか、何なのか、青学の監督が出した指示は、
再び覆面をかぶれ、というものでした。 確かに覆面時に敵を圧倒していたことは事実ですが、「覆面をかぶれ」と超怖い顔で中学生に迫るオバサンには、違う意味で圧倒されます。もはやまともな社会人の行動とは思えません。 そして、この提案に葛藤する桃城と海堂。 ……何だか、テニスの試合がどうとかではなくて、最後まで覆面をかぶっていられるかどうかという勝負になっている気がしますが、そこは目をつぶっておきましょう。 覆面をかぶると息苦しくて辛い……でも、勝利のためには必要なんだ……。 そんな思いを胸に、二人は再び覆面を手に取り、ホモペアと対峙するのでした。
これまで影の薄かったユウジが、突然桃城のモノマネを始めます。 モノマネといえばかつて相手の技をコピーできる樺地という男がいましたが、ユウジが真似ているのは口調です。 正直、「だから?」という感じですが、もちろんそこは許斐先生のこと、来週には、さらにここからとんでもない展開を見せてくれるに違いありません。 我々はそれを信じて待つばかりなのです。ジークコノミ! 【12月5日】 テニプリ、まさかのネタ切れ?(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
四天宝寺のユウジが突然、桃城のモノマネを始めたところで今週へ続きました。 モノマネといえば、かつて樺地という男がいましたが……。
やはりユウジのモノマネもまた、プレイスタイルを真似るというものでした。 まさか全国大会の準決勝までいって、樺地の二番煎じを見せられるとは……。 とはいえ、一時期「樺地最強説」があったのも事実で、許斐先生もここまで散々イロモノプレイを見せておきながら、やはり最後は原点に回帰したのかもしれません。
なんと、「クロスじゃない! ストレートだ!」など、海堂のモノマネをして桃城を翻弄。 結果、青学二人のコンビネーションはボロボロに壊されてしまいます。 長くペアを組んできた二人をも騙すほどのモノマネを一瞬で身につけるとは……ますます活躍する場を間違えたとしか思えないユウジ。 これまでは小春が強烈すぎて、顔も存在感も中途半端なホモだなぐらいにしか思ってなかったのですが、ここへきてとんでもない隠し玉だったことが判明しました。 しかし、青学も負けてはいません。 ユウジから放たれたサーブを……。
海堂がジャックナイフで返します。 ……と、あれ? ジャックナイフって桃城の技では……?
入れ替わりネタ再臨。
それも覆面など派手な小道具を使わず、髪形とメガネだけで入れ替わるという、まさにイリュージョンでした。 あれに比べたら、覆面で入れ替わるなんて子供だましもいいところです。 しかも、よく考えると、海堂がレシーバーであるべきところで桃城が打っているわけですから……ルール違反じゃないのこれ?
しかし、今回のこれは、リアルにアウトな気がします。 それはともかく、これまでに使われた「モノマネ」「入れ替わり」といったネタを使いまわしてきた許斐先生。 ……ネタ切れ? いや、まさか先生に限ってそんなことはありますまい。 そう思わせておいて、来週で我々の度肝を抜く……そういう作戦に違いないのです。僕たちにできることは、そう、許斐先生を信じることだけなのですから……。 綺麗に締めてみたところでまた来週! 【12月12日】 許斐ワールドは更なる新境地へ!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
実は入れ替わっていた、ということが判明した青学ペア。それに合わせて、天才小春を擁する四天宝寺ペアはさっそく分析を開始します。 「Mが海堂」→「海堂はM」 という、字面だけ見るとその手の人が喜びそうな見分け方をマスターした四天宝寺ペア。その後は互角の戦いを繰り広げ、とうとう勝負はタイブレークへ……。
桃城の得意技である、ジャックナイフ。しかし、もう四天宝寺には通用しません。来ることさえわかっていれば、天才小春がバッチリ計算して返すことができるのですから。 と思ったら、
なんと、リバーススネイクでした。覆面の中身は桃城のはずなのにリバーススネイク……。これはいったいどういうことでしょう。
種明かしをすれば、最初から二人は入れ替わっていなかったのです。ジャックナイフやスネイク、ダンクスマッシュといったそれぞれの技を、海堂と桃城は二人共にマスターしていたため、これを利用して四天宝寺ペアを欺いたのでした。 ということはつまり……先週レビューで言及した、 「1ゲームの中でレシーバーが入れ替わったら反則だろ疑惑」も、何のことはない、別に反則でもなんでもなかったのでした。 一気に全ての諸問題を解決した許斐先生……さすがです。入れ替わったと思わせておいて実は入れ替わっていなかったとは、僕らには想像できなかった解答でした。 というか、考えてみれば海堂や桃城の実力というよりは、この入れ替わりネタが四天宝寺を倒す決め手になったわけです。 また、一方の四天宝寺もアフロやチョンマゲなどの被り物で青学ペアを混乱させてポイントを取っていましたから、この勝負、テニスの対決というよりは被り物をどれだけ有効に使えるかという勝負だった気がします。 なるほど、普通テニスの試合で被り物はありえないのですが、そういうことなら許す。 審判が許さなくても僕が許す。面白いから。まあテニプリの審判は何が起こってもアクションを起こさない(例:照明が落下しても試合を止めない、等)ただのマネキンなので、今さら覆面ごときで口を出してくるはずはないのですけども。
そして、ここで手塚部長のよくわかる解説が入ります。いつもならこれは不二の役目だったような気がするのですが、先の負け試合でへこみまくってそれどころではないのでしょう。 ……手塚部長によると、要するに海堂と桃城はペアであると同時にライバルでもあるため、お互いの必殺技を研究しており、それが幸いしてお互いの技を使えるようになったということになります。 なんか、わかったようなわからないような……煙に巻かれた感じもありますが、すでに樺地、跡部様、無我の境地など他人の技をコピーできる人間がサイヤ人並みに増殖してしまったテニプリでは、もはやコピーなどはデフォルト設定の一つとして考えなければいけないのかもしれません。
僕らの心配をよそに、これからも更なる飛躍を見せてくれるに違いありません。 【12月20日】 テニプリはいつになったら「テニス編」が始まるのですか(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
そして今週から始まったのが、青学でもかなり目立たない男河村と、四天宝寺のスキンヘッド石田の一戦です。
こうして見ると凄い画ですね。スキンヘッドの後姿なんてもう、コメント不可能なレベルの笑いがこみ上げてきます。 しかし、スキンヘッド石田は、河村が敵からマスターした波動球の、言わば元祖とも言える存在です。 コピーがオリジナルに挑む……もはや技の海賊版が当たり前のように横行するテニプリにおいて、ある種この対決は許斐先生の良心が問われる試合なのかもしれません……いや、そんな深くないか。 ともあれ、河村は最初から全力で石田に仕掛けます。
ダッシュ波動球は、河村の必殺技。 なんと、一試合に一度しか打てないという究極の技です。 ……格闘技じゃないんですから、一試合に一度だけ凄い技を放つより、そこそこの技を常に出せた方が良いのではないでしょうか……。
そんな究極の技でしたが、なんと石田はこれをあっさりと返球。「これが切り札と言うんやったら哀れやな」とまで言われる始末です。 河村、危うし。 その後も、
弐式波動球や、
参式波動球など、河村が死ぬ思いで放ったダッシュ波動球と同等の技をガンガン繰り出してくる石田。相変わらず何人か殺めてそうな顔ですね。 そして、ついには、
「ワシの波動球は百八式まであるぞ」と、合唱しながら宣言してきます。 一方の河村は吐血……顔には死相が浮かんでいます。 何となく「わたしの戦闘力は53万です」と言われたときの絶望的な気分を思い出しました。 ところで、この場合の「百八式」というのは、技の種類ではなく技を出せる回数と考えた方がいいのでしょうか。 そうなると、河村が一度で限界を迎える技を、石田は百八回出せることになり、ちょっともう試合にならないと思うのですが、この後どうするんでしょう許斐先生。 可能性としては、河村が僕らの知らない間に新しい技を習得しており、来週それが披露される……という展開でしょうか。 しかしそれなら吐血する前に出せよ、という感じです。
河村の戦いの行方と同時に、いったいテニプリはいつになったらテニス編が始まるのかという部分にも注目ですね! 【12月27日】 ジャンプには本当に凄い漫画家が二人いる。(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
お互いパワーテニスを得意とするスタイルでありながら、圧倒的な石田の力に河村がボロボロにされた……ところまででしたね。 さて、今週は、
そのボロボロな河村が、さらに追い詰められ、
吹き飛ばされた挙句に、観客席に突っ込んだところから始まりました。 何このありえない現象。 見た感じ、河村自身の身長よりもはるかに高いコート周りの壁を越え、客席に飛び込むなんて……思いついたとしても商業誌でこれはなかなかできませんよ。 あと前から思っていたんですが、許斐先生の描く全国大会の観客席は、いつもガラガラなんですよね。 詳しくは知りませんが、おそらくプロでも何でもない中学生の全国大会なんて、多分こんなもんだろうと思います。 試合の内容はほとんどSFの世界なのに、なんで観客席とかそういうディテールだけ妙にリアルなんでしょう。 凡百の漫画家なら、試合をさらに盛り上げようと、ついつい筆の勢いに任せて観客席も超満員に描いてしまうところだと思います。 しかし許斐先生はとても冷静。なのにやってることは、テニスボールに弾き飛ばされて観客席に突っ込む中学生です。 このギャップが許斐先生の本当に凄いところです。
108まであるという石田の波動球の前に、絶体絶命かと思われた河村。 しかし「石田の波動球だって相当腕に負担がかかっているに違いない。だから俺とどっちが先に潰れるか勝負だ!」というよくわからない理論を展開し、意地を見せます。
それにしても河村の状態は、テニスというレベルをはるかに超えてしまっています。 腕への負担がどうとかじゃなくて、その前に出血多量で死ぬんじゃないでしょうか。 ドラゴンボールだって、こんだけボロボロになるのは最後の元気玉の直前とかですよ。
「この命尽き果てるまで!」と悲壮な決意で戦いに挑む河村……なんかもうこの台詞って死亡フラグじゃないかとか、そもそもテニスの試合で絶対出ない言葉だよなとか、色々と言いたいことはありますが、許斐先生の場合、本当にテニスで死人を出しかねないので、静かに成り行きを見守ることにいたします。
ジャンプには、誰もできないことをやってのける漫画家が二人います……。 一人は冨樫先生。 そしてもう一人は我らが許斐先生です。 まあ「誰もできないこと」のベクトルの向きはまったく違うんですけど。 【1月9日】 走馬灯まで見た河村は、もはや死ぬしかなかった……(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
2007年は、いったいどんな意表を突く展開で僕たちを楽しませてくれるのでしょうか……。 何しろ年末年始を挟んでいるので、何となく前回の記憶も皆さんの中で風化した頃かもしれませんね。 ということで、まずはおさらいの画像をどうぞ。
いかがでしょうか。これは、テニスをしている中学生の顔です。
圧倒的な力の差に絶望しながらも、「俺にはパワーしかないんだ」と、力勝負を挑む河村。 そんな河村の無残な姿に、ギャラリーも悲鳴を上げますが、
桃城は、「無理っスよ 止めても……」と冷静にコメントします。 血まみれの河村を見る限り、無理してでも止めろよと思ってしまいますが、そうもいかないのでしょう。というか、さっきまで覆面かぶってテニスしていたやつにそんなシリアスなこと言われても……。
きしむ手足。自らの血でどんどん汚れていくジャージ。それでもラケットを振るい続ける河村の脳裏にふとよぎったのは……、
テニス部に入部したばかりの光景でした。 あれ、これって走馬灯っていうんでしたっけ。 確か……死ぬ前にそれまでの人生が見えるとかいう……。 いよいよもって死亡フラグが立ってしまった河村に、容赦なく石田の波動球が襲い掛かります。 そして、渾身の一撃が河村をとらえ――
観客席の上の方まで吹き飛ばされてしまいます。赤丸を付けた箇所が、河村の爆死地点、もはやこれはちょっとしたテロです。 そして、一瞬勘違いしそうになりますが、ラケットで殴られたわけではなくて、石田が打ったボールを打とうとして吹き飛ばされたわけですからね。石田の波動球、大砲ぐらいの威力は楽勝であるんじゃないでしょうか。
瀕死。 というかもうお亡くなりになっている顔ですね、これは。
2007年も、僕らは先生に付いていきます! と……。 【1月22日】 殺人テニス決着!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー) ※ジャンプレビューページは、転送量の関係で画像が表示されないことがあるようです。その場合はブラウザの更新ボタンを押すかF5キーを押してページを再度表示させてみてください。どうしても表示されないようでしたら、時間を置いて再度アクセスしてみてください。
もはや試合の結果がどうとかではなく、生きてこのコートから出られるか否かというレベルの話になっています。 とりあえず前回ちらっとだけ触れた亜久津は、今週の冒頭で、河村に「死んでこい河村…そのかわりまたふっ飛ばされんなら何度でも受け止めてやるよ」という全然役に立たない励ましの言葉をかけていました。予想通り彼の登場にたいした意味はなかったので今回もスルーします。 というか、亜久津が座っている場所って観客席の最上段なんですが……そこまでもう一度ふっ飛ばされたら、亜久津が受け止めてやるとかそういう問題ではなく、今度こそ即死ではないでしょうか。 さて、親友の激励(?)を胸に再びコートへと戻ったゾンビ河村。
甦ったタカさん!! とエクスクラメーションマークを2つも付けて強調していましたが、どう見ても甦っているようには見えません。
「これが俺にとって最後のテニスだ!!」とはまた悲壮な決意ですが、よく考えると15年しか生きていない中学生の台詞ではないと思います。
もはやこのコマなんて、「波動球」の箇所を別の名前に変えたらちょっとした長編バトル漫画の最終回ですよ。これが許斐先生が行き着いたテニスの最終形なのでしょうか……凄まじすぎる。
これまでに受けたあまりにも大きなダメージが、サーブの瞬間に河村の意識を一瞬途切れさせ、それが微妙な狂いとなって波動球を失敗させたのです。 しかし――
波動球だとばかり思い込んでいた石田は、判断を誤りました。 石田の手からラケットが弾かれ、河村はやっと念願の1ポイントを獲ることに成功します。 ですが、しょせんは1ポイント。一方の石田はマッチポイントです。 河村の状態を考えると、これで試合は決着か……。 そう思った次の瞬間でした。
なにやら動かない石田と、彼に近づく四天宝寺の監督。
「負けや…銀! 折れとるわ」
これまでにも手塚が腕を痛めたりということはありましたが、ついにリアル骨折です。 しかもボールを打ち返そうとしただけで……。 石田なんて、日頃から体を鍛えてそうなのにこの有様です。……ということは、もし我々一般人が河村の球を打ち返そうとしようものなら「負けや…銀! 死んどるわ」ということにもなりそうですね。
そんなこんなで、石田の棄権により、ミラクル逆転勝利をもぎ取った河村。 なんか歓声が起きてますが、これ喜んじゃダメでしょう。 勝ちは勝ちですけど、超不名誉な勝ち方です。何より、実力は完全に石田の方が上でしたしね。
【1月29日】 今度は「ダブルスがシングルス」だ!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー) ※ジャンプレビューページは、転送量の関係で画像が表示されないことがあるようです。その場合はブラウザの更新ボタンを押すかF5キーを押してページを再度表示させてみてください。どうしても表示されないようでしたら、時間を置いて再度アクセスしてみてください。
それにしても、
「日本一のパワー選手を棄権においやったその力 もう日本一のパワー選手っすよ!!」 という歓声は、テニスの趣旨としておかしいと思います。
手塚は一人では無敵のキャラなのですが、ダブルスではどうでしょうか。明らかに乾が足を引っ張りそうな予感がしますし、そもそもここで四天宝寺が負ければリョーマの試合を待たずして団体戦の結果が出てしまいます。 それではリョーマVS金太郎戦が盛り上がりませんから、漫画の展開としては手塚・乾ペアの敗北ということになりますが……まあ、無粋な予想はやめておくことにしましょうか。まさか許斐先生がそんな単純な展開を用意するはずがありません。 ……と思っていたら、
発表された四天宝寺のダブルス2は、財前と千歳ペア。 千歳といえばかつて不動峰の橘をボコボコした挙句、勝手に退部していった男。退部理由もまったくわかりませんし、結局戻ってくるという展開もよくわかりません。いなくなっていた間に何があったわけでもないし……そもそも最初に提出していたオーダーから直前に変更するのは認められるのでしょうか。 ……まあテニプリの審判は空気みたいな存在なので、特に問題はないのかもしれませんね。 というか、財前君ともともと組む予定だったケンヤ君はこの決定をどう思っているのでしょうか。 やる気満々で構えていたところに、監督から呼ばれ、「お前、次出すって言ってたけど、やっぱり千歳出すから引っ込んでくれ」ですよ。最初にぬか喜びさせられた分、余計にたちが悪いです。
この理不尽な決定にも、「強い奴がコートに立つのが当たり前」とサラッと千歳を試合に送り出すケンヤ君。そういえば、不動峰と戦ったときも、ペアである石田のあまりのインパクトに負け、存在がかすんでしまっていました。 不遇です……不遇すぎます。でも仕方ないのです。多分、浪速のスピードスターという二つ名がダサすぎて、抗議が殺到したんだと思います。 さて、千歳ときゅうきょ組むことになった財前君は、かつて「天才財前」と呼ばれていた男。そんな彼と、手塚にも匹敵しようかという千歳が組むとなれば、これはもう鬼に金棒……と思っていたら、
なにやらきな臭い話になってきました。
「サーブを打ったらコートの外へ出ぇ!」ときました。 これはつまり、事実上「お前は引っ込んでろ」宣言……天才のはずの財前君には、ケンヤ君とたいして変わらない運命が待っていました。
「俺も退がるとしよう 俺は間近でお前のデータが取れればそれでいい」 と、空気を読んだ乾が自主的にリタイア。 その結果――
ダブルス2の試合は、シングルスになりました。 しかも四天宝寺の方は総入れ替えです。
だいぶネタ切れ感も出ていた許斐先生ですが、さすがサプライズに関しては超一流です。 おそらくこの展開を読めたファンは一人もいなかったのではないでしょうか。 かつてシングルスの試合で菊丸を分身させ、伝説の「一人ダブルス」を生み出した男、許斐剛……まだまだ天才は健在です。
関連レビュー:平松先生の男気指南! 「嗚呼 どす恋ジゴロ」レビュー
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