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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有) |
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少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー 9 ※ジャンプレビューページは、転送量の関係で画像が表示されないことがあるようです。その場合はブラウザの更新ボタンを押すかF5キーを押してページを再度表示させてみてください。どうしても表示されないようでしたら、時間を置いて再度アクセスしてみてください。 ※完全ネタバレ【3月20日】 ジャンプの新連載に出てくるヤンキーとオタクが、あまりにもステレオタイプすぎる(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
巻頭カラーで新連載! タイトルは「バリハケン」ということで、意味はよくわかりませんが、とりあえず期待ですね。 ジャンルは……一応ギャグ漫画ということになるのでしょうか。 主人公は表紙に描かれているヤンキー少年なのですが、それにしてもこの手のヤンキーを見るのは久々です。 もはや絶滅危惧種かと思っていましたが、なんかニュースを見ていたらまだ生息していたようで何よりです。 もしかすると、時代は回り、再びツッパリが流行る日がやってくるのかもしれません。自分で書いといて何なんですが、ツッパリって完全に死語になっちゃいましたよね……。
普段はオタクな少年、御手洗 団吾(みたらし だんご)。名前がもうアレな感じですが、ともかく隠れオタクである団吾は、二次元キャラ香涙野 麗(かるいの れい)に夢中な日々を送っていました。 しかし、そんな彼も一歩外に出ると、
多数の不良たちを舎弟に持つ番長へと変身。 ……実はこの姿はポーズで、本当の彼は相変わらずのオタクです。 御手洗がこんな格好をするようになったのにはちゃんと理由があるのですが、それは漫画の方を読んでいただくとして、今回注目するのは鈴木先生の描く不良とオタクのステレオタイプっぷり。 ヤンキーはもう先ほど紹介した通り、僕が中学生の頃に滅んだはずの種族ですが、ではオタクはというと……。
こんな感じ。
・なんか太ってる みたいな感じかもしれませんが、それは作られたイメージです。 でもまあとりあえず、上のキャラからは鈴木先生のオタク描写にかける情熱が伝わってきますのでよしとしましょうか。 喋り方とか、指出しグローブとか、なんかやたらディテールに凝っているところがもう……鈴木先生、今回は本気だな、と。
あのツッパリ全盛期を知らない全国のチビッ子たちはこの漫画をどう読むのか……そしてまたしてもステレオタイプなオタクのイメージが世の中植え付けられていくのか……微妙な不安を抱きつつ、今後も当サイトでは「バリハケン」を見守っていきたいと思います。 連載2回目にして、ますますエスカレートする「バリハケン」のオタク描写(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
ヤンキーとオタクの二面性を持つ主人公、御手洗団吾(内面は完全にオタク)の日常を描いたギャグ漫画ですが、オタクが主人公というだけあって、かなり気合の入ったオタク描写を初回から見せてくれました。 ちなみになぜ団吾が気弱なオタクでありながら番長をやっているのかというと(番長って単語も死語ですかね……)、
フィギュアを壊されたことにキレて偶然不良をノックアウトしたことから、番長に祭り上げられたということらしいです。ありがちといえばありがちですね。 さて、ストーリーの方はギャグ漫画ですし、1話完結ですので実際に本誌か単行本を見ていただくとして、今回は、連載2回目にしてさらに気合が入ってきた鈴木先生のオタク描写に注目していきたいと思います。 まずは、主人公の団吾が秋葉原にやってきたときの、オタクたち。
……ポスターを背中のリュック(多分)に挿していたり、一眼レフっぽいカメラを首から提げていたり、単なる1コマの背景キャラとは思えないほどに描き込まれています。これは鈴木先生が綿密に秋葉原を取材した結果こういう描写になったのか、それともアシスタントや編集者に入れ知恵されてイメージで描いたのか……。 いずれにせよ、多分これが一般的な秋葉原を歩いているオタクのイメージなのでしょう。この件についてはノーコメントでお願いします。 そして、団吾のイタさは秋葉原でさらに暴走。
団吾、2次元に生きる宣言。
団吾、アニメキャラ声優のライブへ。画像にはありませんが、ちゃんと漫画内では団吾が声優のことを「中の人」と呼んでいるあたり、鈴木先生、よくわかっていらっしゃいます。 先ほどの「2次元」宣言もそうですが、鈴木先生はかなりネットに精通しているのでしょうね。 そして今回のナンバーワン痛シーンがこれ。
これは……! これはさすがに……! ……以前、「マネーの虎」という番組に、抱き枕ビジネスを提案しにやってきた男性がいましたが、世間が持つオタクへのネガティブなイメージをそのまま具現化したような見た目だったのに加え、自作の抱き枕に足を絡ませて寝転がる姿があまりにもアレだったことから、ネットを中心に大反響を巻き起こしました。 以来、アニメキャラの抱き枕というと、僕はつい彼のことを思い出してしまうのです……。 彼は今ごろどうしているのか……結局マネー成立ならなかった抱き枕ビジネスはその後成就したのか。そんなことが少し気になる今日この頃。 さて、来週のバリハケンでは、さらに暴走したオタク描写が見られるのでしょうか。 そのうち、ギャグ漫画だからという免罪符が通じなくなってくるような気がしてなりません。 当サイトではまだまだバリハケンを追いかけていこうと思います。 やっと方向性が見えてきた「バリハケン」……鈴木先生、本領発揮!?(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
今週、連載3回目にして、ようやくタイトルである「バリハケン」の意味が明らかになりました。 先週までのストーリーを当サイトではあまり具体的に書きませんでしたが、ここで簡単に説明しておきましょう。 番長である主人公・御手洗団吾は、あるとき裏番長の火讐(かしゅう)に因縁をつけられ、タイマンで勝負をすることになります。勝負の内容はここでは割愛しますが、この闘いを通して火讐は団吾の男気に惚れ込み、舎弟の一人となったのでした。 その後、団吾は火讐や他の舎弟と共に、学校の部活を助ける「派遣組」を立ち上げます。 てなわけで、「バリハケン」のハケンとは「派遣」のことでした。 今後は1話完結のギャグ漫画として、団吾と仲間たちが様々な部活に関わっていくストーリーが描かれるのでしょう。 その意味では、今週号がバリハケンの本当のスタートといえるのかもしれません。 ちなみに先週の火讐との対決で、団吾は前髪を焼いてしまい、
酷いことになってしまいました。 これを何とか隠すために、団吾が採った苦肉の策は……。
サイドから無理やり髪を持ってきて、前髪を作るスタイル。 トレードマークだったリーゼントがなくなり、さらには顔の傷もちょっと目立たなくなって、なんだか随分雰囲気が変わったように思います。 しかしどうしてこのタイミングで髪型チェンジなのか……? ひょっとしたら、
この髪型が予想以上にチビッ子にウケなかったのかもしれませんね。 個人的には貴重なツッパリスタイルを維持してほしいので、髪型はぜひリーゼントに戻ってほしいところです。
トイレ部でした。 ……サッカー部とか将棋部とか、てっきりそういうちゃんとした部活がくるのかと思いきや、初回からコレですよ。 もうこの1コマだけで、この漫画の今後の方向性が見えた気がしますね。 「トイレ」という単語が出てきた時点で「もしや……」と思っていたのですが、その後はやっぱりシモネタのオンパレード。 気のせいか、鈴木先生がとても生き生きとされていらっしゃるように思えました。
色々な意味で終わっているゲームのヒロインを思い浮かべながら妄想するワンシーンがあるだけでした。 さすがにオタク描写についてはちょっと鈴木先生も弾切れなのかもしれませんね。
・団吾の髪型がリーゼントに戻るか あたりに注目して見ていきたいと思います。
さて、最終回を迎えてからそろそろ1ヶ月近くが経つテニプリですが、アニメやミュージカルなど、まだまだ他メディアでは盛り上がっているようです。 そんなテニプリイベントのひとつで、声優さんがテニプリのキャラソンを100曲ぶっ通しで歌うというサバトを幸運にも取材することができましたので、気になる方はぜひご覧ください。 鈴木先生、いくらなんでもその単語はアウトだと思います。(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
前回、トラブルによりリーゼントができなくなった主人公の団吾は、一時的に髪型を変えたわけですが、
結局、今週も団吾の髪はリーゼントに戻らないまま……これはやはりリーゼントのウケが悪かったということなのでしょうか。このまま30巻とかまで続いた場合、最初の2話は黒歴史になってしまうのかもしれません。 それはさておき、今回の派遣組への依頼は、団吾が舎弟たちと釣りをしていたときにメッセージボトルでやってきました。
差出人は「珍〇フィッシング部 マネージャー 釣子より」となっており、〇の部分は何やら濡れてしまっていて読めません。 これを団吾は当然のように「珍魚 フィッシング部」だと思い込みますが、実際のところは……。
珍歩フィッシング部でした。 はい、アウトー! ……これ、がんばれば「ちんほ」とか「ちんぶ」と読めなくもないのですが、残念ながら自らご丁寧にふりがなまでふられていますのでどうしようもありません。漢字にしてもダメなものはダメだと思うのですが。 それにしても鈴木先生、ジャンプの表紙にまでなったリーゼントスタイルをあっさり捨てたかと思えば、ド直球のシモネタをかましてくるなど、連載4回目にして早くも迷走気味です。いや……先生のことですから全部予定通りかもしれませんが。 ちなみにこの珍歩フィッシング、どういう競技かというと、
ほぼ我々の予想通りの内容でした。 ちなみにこの女の子が依頼人の釣子ちゃん。もしこれがアニメ化されたら、釣子ちゃんの声優を誰がやるのかで相当揉めそうです。……たぶん、この回はカットされると思いますけど。
紆余曲折を経て、珍歩フィッシングの大会に出場することになった団吾。
「珍〜歩!」「珍〜歩!」という歓声が、良い具合に脳をとろけさせてくれます。
こいつが出場選手の一人、絶対王者のジョージ。……一応紹介だけしましたが、あまり深く考えなくていいです。 この後、「ジョージの珍力は500kgを超える」だとか、「チングラー達が一斉にロッドをしならせ大海原へ向かってテイクオフ」だとか、鈴木先生独自のセンテンスが炸裂。 最終的には、
釣子ちゃんが、「珍歩シャークはサーファーや漁師の股間を好物とする鮫…貴方はついに珍歩フィッシング禁断の釣技 生珍釣りを会得してしまわれたのですね…」と、マジな顔で締めくくって終了となります。
あまりにも珍歩珍歩とうるさいので、試しに「珍歩」という単語がどれぐらい出てきたか数えてみたら、全部で25回でした。ちなみに今週分のページ数は19ページです。
「サムライうさぎ」のバトル化が静かに進行中(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
1周年を迎えたこの漫画をご存知ない方のために簡単にご紹介しておきますと、舞台は江戸時代、主人公は下級武士である伍助(ごすけ)で、ジャンプの漫画にしては珍しく既婚です。 とはいっても、妻の志乃ともども年齢は15歳なので、ただ単に既婚というだけで皆さんが期待するToLOVEる的なシーンは一切ありません。 それはともかく、かわいい絵柄とほのぼのした展開で順調にジャンプの中堅どころとしてのポジションを獲得していたサムライうさぎに、最近気になる点が目立つようになりました。 それは、バトル漫画への変化。 ご存知の通り、チビッ子はバトル漫画が大好き。そして読者のニーズを何よりも気にするのがジャンプ編集部ですから、ジャンプにバトル漫画が多いのは仕方のないことです。 しかし、もともとバトル漫画ではなかった作品の人気を上げるために、テコ入れとしてバトル物へ強引にシフトさせるのはいかがなものかと個人的には思っています。 ……ということで、サムライうさぎにはぜひとも当初のほのぼの路線を突っ走ってほしかったのですが、いつの間にか見るからに悪人っぽい連中に目をつけられたり、彼らに対抗するため名うての刀鍛冶に武器を作ってもらったり、戦いに勝つために修行したり、チーム戦が始まったりと、気づけば立派なバトル漫画になっていました。 そして今週号、悪人チームとの中堅戦が始まったわけですが……。
伍助チームからは千代吉が登場。 今はいろいろあって伍助が経営する道場の門下生ですが、ちょっと前まではただの農民でした。 ちなみに相手チームは全員が極悪非道の脱獄者たちで、そこらへんの武士では歯が立たないレベルの猛者がそろっています。 気になる千代吉の相手は、
こいつです。 まさに自殺行為……どう考えても勝ちはないかと思われた勝負でしたが、試合開始直後、千代吉が手にした鍬(くわ)のような武器で地面をひと殴りすると、
ものすごいことに。 普通に掘ると3日ぐらいかかりそうな大穴ですが、この大技を千代吉は「そーっス!! この大穴もここが耕しやすい“柔らかい土”だったってハナシっス!!」と、超軽いノリで解説します。 たとえこの土がゼリーだったとしても、こんな大穴を一瞬で掘れるわけないのですが……。これがナナ菜(千代吉の故郷の特産品)パワーってやつでしょうか。 千代吉の勢いはもう止まりません。 続いて披露したのは、
地面に落ちている石を一気に弾いて攻撃する大技。 「石雨(いさめ)」という名前がついているあたり、これから定番の技になるのかもしれません。先ほどの大穴ほどではないですが、これもどうやっているのか原理はさっぱり不明です。 ……と、ここまではまだ何とか納得できたのですが、僕がかろうじて持っていた「サムライうさぎは現実的なほのぼの新婚漫画です」という思いをぶっ壊した場面がこれ。
土の中から城が……。 これ、千代吉がこの試合中に、気づかれないように土を掘って造ったものらしいです。……引田天功でも準備に1週間はかかるレベルのイリュージョンだと思いますが、そういえば戦国BASARAでも竹中半兵衛が地面の中からぐりぐりと土を削って浮上してくる城を造っていましたので、時代物ではよくあることなのかもしれません。 ちなみに竹中半兵衛の一夜城は、
こちらの開始30秒でご覧いただけますので、ぜひどうぞ。
攻め落とすも何も……いや、これ以上は何も言うまい。
土の城に登った千代吉に向かって、「…じゃあこの城を落とした最初の一人にはボクちゃんがなる。ふううううん!!!」と全身に力をこめて叫んだかと思うと、次の瞬間もうもうと煙が辺り一面に立ち込め……。
痩せました。
「サムライうさぎ」に暗い過去を背負った異能力者が登場で、ますます“らしくない”展開に(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
基本的には面白い漫画ですし、特に第1話の完成度は神がかっていたので、このまま安易なバトル化には走らず、もしバトル化したとしても凡百のバトル漫画とは一線を画したセンスを見せてもらいたいものですが……。 さて、前回は主人公チームの中堅である千代吉が、いつの間にか身につけていた「土を自在に操る能力」を駆使して対戦相手であるウズラを追い詰めたところまでご紹介しました。 しかし、ウズラも一筋縄でいく相手ではありません。 なんと、自分の体を、
一瞬のうちに細くしてきました。 ……だから? というリアクションしか現時点ではとれませんが、これが闘いにどう影響してくるのか、今週の展開に注目です。
生まれたばかりのウズラに、「抱けるわけないだろう。あんな気味に悪い子」と、なにやら酷い言葉がかけられています。 何がどう気味が悪いのかは明らかにされていませんが、もしかしてウズラの「体を細くする技」がその原因なのでしょうか。……単なる一発芸かと思っていましたが、なにやら妙に深刻な空気が漂ってきました。 ここで再び場面は現在へ。 千代吉の砂の城、七菜城の攻略に乗り出したウズラですが、砂に足をとられて思うように登ることができません。
ここで千代吉から、よくわかる七菜城の解説が。 これを見ると、相手が登ってくる間に上から攻撃してしまおうという作戦のようですが……相手からすれば別に登らなくても土台の方から適当に崩せばいいだけのような気がします。だって材質は土ですし。
七菜城、倒壊。 ……先ほどの凝った説明から2ページで七菜城編終了となりました。 この突然の倒壊に納得いかない千代吉に、なぜ刀を土に刺しただけで崩れたのか、ウズラが説明します。
「…ボクちゃん、ただヤセただけじゃないんだよ。自分の脂肪を燃やして熱に変えるのがボクちゃんの特技さ」 ということで、ウズラの秘密とは、自らの脂肪を燃やすことで肉体に熱を帯びさせることだったようです。なるほど、つまりわかりやすくいうと志々雄さんですね。 ……それにしても、どれほどのカロリーを消費したら、
これだけの脂肪が一瞬で燃えるのか想像つきませんが、それができてしまったからこそ、先ほどの回想でも化け物扱いを受けていたのでしょう。 あと、この能力の原理を見る限りでは痩せることはできても太ることはできなさそうなので、戦いのたびに体重を増やさないといけないことになります。ボクシングの減量の逆バージョン……そう考えるとウズラも色々と苦労人ですよね。
来週からはさらにこの流れが加速し始めるのでしょうか。
本格バトル漫画への道は避けられない気もします。
シモネタに続いてエロネタで攻めてきた「バリハケン」はネタ切れ間近!?(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
ジャンプでは、連載開始から間もない漫画には毎回のように「早くも大反響!!」のようなキャッチがつくのですが、バリハケンの今週のキャッチは「ギャラクティカ反響!!」でした。さすが、キャッチのセンスもどこか突き抜けています。 さて、昔ながらのヤンキーでありながら実は中身はオタクな主人公・団吾のキャラもそろそろ定着した頃でしょうか。 舎弟たちと共に困っている部活へ派遣されトラブルを解決していくという設定は、一見するとほのぼのギャグ漫画のようにも思えますが、先週のバリハケンでは早くも「珍歩」という危険な単語が登場し、ミスフル時からのファンを唖然とさせました。 「連載4回目でもうシモネタに走るのは、ネタが尽きたからではないのか」という声も一部で聞かれるようですが、大丈夫です、ミスフルもだいたい似たようなテンションで長期連載やってましたので、これが鈴木先生の本来の味というものなのです……たぶん。 とはいえ、ストーリー漫画だったミスフルとは違い、今回のバリハケンは1話完結もの。いかに鈴木先生といえども、現在の話の密度をキープしたまま長期連載はなかなか大変だと思います。 ということで、本編のご紹介へ。 今回の部活は、
「音入れ部」でした。 ……最初がトイレ部で、次が珍歩フィッシング部、そして今回が音入れ部……どうやら鈴木先生、この漫画にまともな部活を登場させるつもりは毛頭ないようです。 この音入れ部、正式名称は生音収録部で、演劇で使う効果音を収録するという活動を行っているとのこと。だったら名前は素直に演劇部でいいのでは、というツッコミがちらっと頭に浮かびましたが、ともあれこれまで登場した部活の中では比較的まともな内容みたいです。
たとえば朝食を食べる音の収録では、無難に「パクパク」「モグモグ」と食べていた団吾の友達に、
「全然ちが〜う! 朝食はもっといやらしくだろーが」「ホラ 舌の先でコロコロプチトマト転がしてあげてぇ」「ミルクはビチャビチャいやらしい水音をたてながら」「ホラ その小っさいお口にハムってバナナくわえなさい」「あぁ〜ん もっとなめてぇ そこよそこ すごくイイわぁ〜」 ……と、やりたい放題です。
濃厚なラブシーンの効果音収録では、「あぁ〜ん 私達はもう2匹のアニマルよ 獣みたいに激しく絡みあうのよ」と、こちらも自粛一切なし。 いちおう「ジャンプで発していい擬音じゃねーだろ」というセルフツッコミが入っていますが、それ以前にどうして誰も先生を止めてあげなかったのだろうと思いました。
10週打ち切りの壁が存在するジャンプでは、読者も自分の好きな漫画がいつ打ち切られるかハラハラしながら読んでいるものですが、ここまで違う意味でハラハラする漫画は初めてです。 さすが、ギャラクティカ反響!! は一味違いますね。 来週がまだ連載6回目だと信じられないほど濃いバリハケンに、これからも注目していこうと思います。 バリハケンでのオタク描写がどんどん酷くなってきました。(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
不良とオタクの二面性を持つ主人公という設定は面白いのですが、はたしてどこまでこの勢いを持続できるのか……と思っていたら、今週は部活への派遣はお休みで、その代わりに主人公・団吾にオタク疑惑が持ち上がるという話でした。 そのきっかけとなったのはこの写真。
いや……もう疑惑というか、完全にそのまんまですが……。 このオタクへの偏見に満ち溢れた写真に、団吾の舎弟たちは大混乱。真相を探るため休日の団吾をこっそり見張ることにします。 そしてここから、久しぶりに鈴木先生のオタク描写がフルスロットルで始まります。
秋葉原へやってきた団吾のファッションがこれ。こっそり様子を伺っていた舎弟たちは「ず…ずいぶんあからさまにオタクナイズな服装にチェンジしてきたぜ…」と戸惑いを隠せません。 しかし、本当に恐ろしいのはここから。
団吾とオタク友達の「本日のおめあては『ネコ魔女ニャミタス』ですか〜まろん同盟氏の今の最萌えですからなぁ」という会話は、舎弟たちにとってはまるで宇宙語です。
そして問題のシーンへ……。 「御主人たま 私たちはあなただけのニャンコだニャン」とイタさ丸出しの会話を見られてしまった団吾。さすがにこの言い逃れできない光景に舎弟たちも目を覚ましたようで、団吾は翌日学校で激しく「実はオタクだったんだな!」と追求されます。 それでも必死に否定していた団吾でしたが、仲間の一人が激昂して団吾の学ランを引きちぎると、
そのプリントはアカンやろ……! なんというか、ギャグマンガだからだとかそういうこと以前の問題です。 ……とはいえ、僕も海外でエロ漫画のエロシーンだけを抜粋してプリントした18禁Tシャツが普通に空港に売られているのを確認しましたので、もしかしたら僕が古い人間で世界的には団吾が最先端を走っているのかもしれませんが。
バリハケン、今度はオタク女子がターゲットに!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
と思いながらページをめくると、
新キャラ登場。しかもオタク女子です。鈴木先生、とうとうターゲットをそこにもってきたか……。 で、この少女はいったい誰かというと、団吾のチャット友達で、名前は虹橋しゃぼん(ハンドルネーム)。団吾とは最近メアドを交換したばかりです。もちろん団吾の番長としての姿は知らない、ネットだけの友達です。 ちなみに団吾のハンドルネームはまろん同盟という痛々しい名前なのですが、このまろん同盟くんに対し、虹橋しゃぼんさんは憧れにも似た感情を抱いていました。 もちろん鈴木先生が描くオタク女子ですので、そこらへんもテンプレ通りの妄想を膨らませる虹橋しゃぼんさん。 「(団吾と)一度会って話がしてみたい…ってダメダメ、欲を出しちゃ。どうせ私が3次元(リアル)イケメン君と付き合うのはムリなんだから(中略)いつか私はイケメンだらけの男子校に男装して入学しちゃうの…そこはもうイケメンパラダイスで…いつか私が女である事がバレてそれから皆、私の事を取り合うの…そして、そして…」 と、妄想は果てしなく広がっていきます。というか最後のはまんま「花ざかりの君たちへ」ですよね。
首都高スケバン集団「覇那乃 堕女組(はなのおとめぐみ)」を率いる番長なのでした。なんかもうギャグだとわかってはいるのですが、「レディース」とか「スケバン」とか愛羅武勇に代表されるゴリゴリの当て字とか、すべてが昭和すぎて懐かしさのあまり涙が出そうです。 これがギャグとして扱われるということは、いまの子どもにはツッパリ文化はもはや笑いの対象にしか見えないということなのでしょうか……。おったんやで……おいちゃんが小学生ぐらいの頃までは、まだこういう人たちがマジで学校にたくさんおったんやでぇ……。
お互いにネットのイメージだけで妄想を膨らませている、似た者同士の団吾と磯辺 巻(虹橋しゃぼんの本名)ですが、このあとどう二人が関係してくるのか……。 詳しい展開はぜひ本誌、または単行本で読んでほしいのですが、なぜかこの後、巻の率いるスケバンチームが「童貞狩り」を始めることに。いいですね、好きですよ、僕。こういう、勢いだけのシナリオ。 そんな中、
捕まえた美少年同士のホモビデオを撮影しようとする巻の舎弟たち。これには、本当は純情な乙女である巻も、「ちょ…これって友ビデオじゃなくてBL(ホモ)ビデオじゃなくってぇぇぇ(中略)でもちょっとだけ見たい…かも…」と、心の中で絶叫します。 ……とうとうBLまでネタの幅を広げてしまった鈴木先生……バリハケンの内容的に、遅かれ早かれそこに行き着くだろうとは思っていましたが、いいのかな、これ。
この童貞狩りがエスカレートし、とうとう団吾率いる御手洗軍団が登場。巻たちと一触即発の状態に陥ります。
お互いにびびりまくりながらも表向きは威勢の良いタンカを切る二人。 しかし、ケンカは怖いからという理由で寿司の大食いで勝負することになります。 この対決の結末はどうぞ各自ご覧ください。 今までの話ではキャラの使い捨てが多かったバリハケンですが、この巻ちゃんは扱いの大きさからいってもレギュラー化するのかも? 今回さりげなく挟んできたBLネタがジャンプの女性読者の目にどう映るのか、若干気になりつつ、来週へと続きます。 バリハケン、またしても超えてはいけない一線を突破!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
まだ始まってそれほど経っていないにも関わらず、その強烈な内容で絶大なインパクトを僕たちに与えていきました。 ここまで使われたネタといえば、シモネタにエロにオタク女子の登場……と、一通り出し尽くしたかに見えましたが、今週はこれまでのネタがかすむほどの、人としてさらに堕ちた内容に仕上がっていました。
なぜ、誰も鈴木先生を止めなかったのか。
「兄貴のそのバットでオレの尻(ケツ)に一発かましてくれませんか」 そっちか。 先週から兆しはあったけど、ついに本格的にそっちをネタにしてきたか、鈴木先生。 以前のエロネタは過激ではありましたが、それでもまだ少年たちにニーズはあるでしょうし、鈴木先生も健全な男性でしょうから描きたくなるのも理解できたのですが、今回のこれをジャンプで描く意味はまったくわかりません。 それとも僕の感覚がおかしいだけで、今のジャンプにはこういうのが求められているのでしょうか……。あと、少女漫画の告白シーンによく使われるスクリーントーンをこのコマの背景にするのはどうかなと思いました。
今回の派遣先の部活は「おしりペン道部」。 よくもまあ毎度毎度思いつくなあと感心してしまうネーミングセンスですが、肝心の競技の内容はというと、
尻を丸出しにしたタンクトップを着て、相手の尻を叩いた方が勝ちというものでした。 ……呆然とする団吾たちを尻目に、おしりペン道部の部員がルールを説明し始めます。 「基本的に剣道と似ていますが剣道は『面』『胴』『小手』が有効打なのに対しておしりペン道部は『尻(ケツ)』しか認められておりません。剣道は違い竹刀も使用しません…使うのは己の平手のみです」 何を言っているのかよくわからないと思いますが、僕もわかりませんのでご安心ください。というか、僕の心の根っこの部分が理解することを拒否してきます。 完全に読者を置いてけぼりにしたまま、
とても良い顔でおしりペン道の魅力を語る部員。 どうでもいいのですが、この発想……鈴木先生、もしかしてニコニコ動画で流行っている兄貴動画からインスピレーションを得たのでしょうか。ありえる……鈴木先生ならありえるぞ……。
詳しい展開は本編をご覧いただくとして、
「七色の音を奏でるという“尻の絶対音感”こと尻持くんと、尻が丸いと誰が決めた! “最強角尻王”こと尻上くん!」 なんかもう鈴木先生、いつにもましてやりたい放題です。個人的には「尻の絶対音感」というキャッチコピーがちょっとかっこいいなと思ってしまったのですが、これってだいぶ僕も人として堕ちてきているということでしょうか。あとどうでもいいけど、左の人みたいなキャラ、昔格ゲーにいたよね。
そうこうしながらも何とか決勝戦にたどり着いた団吾を待っていたのは、
敵チームの大将による怒涛のケツ叩き攻撃でした。 なにやら「ケーツ」「ケーツ」と叫んでいますが、これはこの競技のルールで、「ケーツ」を叫びながら叩かないと有効打にならないというもの。剣道でいうところの「めーん!」みたいなものでしょうか。だからって「ケーツ」はどうかなと思いますけど。
試合の結末、及び今回ご紹介できなかった名言については、ぜひ本誌でご覧ください。 「ケツの目にも涙」「まさにおしり発電所だぁ〜〜〜!!」など、この機会を逃すともう一生出会えないであろう名言だらけですから。
関連レビュー:平松先生の男気指南! 「嗚呼 どす恋ジゴロ」レビュー
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