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「カフェオレ・ライター〜誰も書かなかった映画レビュー〜」は、映画、漫画、ゲームから、管理人の私生活に至るまで、独自の視点で紹介するレビューサイトです。(基本的にネタバレ有) |
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少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー 8 ※ジャンプレビューページは、転送量の関係で画像が表示されないことがあるようです。その場合はブラウザの更新ボタンを押すかF5キーを押してページを再度表示させてみてください。どうしても表示されないようでしたら、時間を置いて再度アクセスしてみてください。 ※完全ネタバレ【1月4日】 ついに判明! 幸村の能力は「読者を冷静な状態に戻す」ことだった!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
本年もカフェオレ・ライターをよろしくお願いいたします。 そして……今年はついに、テニスの王子様が大団円を迎える年にもなりそうですね。 では早速、2008年最初のジャンプレビュー、もといテニプリレビューと参りましょう。 前回、とうとうラストバトルの対戦相手である幸村の能力が判明しました。 それは、これまでのテニプリを根源から否定するかのような「試合した相手をイップスに陥らせ、特殊な技を封じてしまう」というものでした。 この能力の前では、リョーマとてただの中学1年生……果たして試合はどのように展開するのか。 リョーマのツイストサーブから幕を開けた1ゲーム目。 あっさりと先制したのはやはり神の子、幸村でした。 しかし、これに「でもジャージは落ちたよ!」と言い張るリョーマ。お前は子供か! ……あ、子供か。 それはともかく、
これに対して、幸村の冷静なツッコミが入ります。 なんか……前回を読んだ読者(僕を含む)の思いを的確に代弁したセリフですよね……許斐先生、最後の最後でテニプリのアイデンティティを否定しかねない対戦相手を用意するとは……。
無我の境地状態に入ります。 何だか久々に見たのでどんな効果だったのか一瞬忘れていましたが、要するにこの状態になると、これまでに見た対戦相手の技をそのままコピーして使えるのでしたね。 そして……。
まずは比嘉中、我らがブサメンの希望の星・田仁志君のビッグバンサーブ! 速さとパワーだけならテニプリの技の中でもトップクラスですが……。
「力はあるけど打球が単純すぎる……」 幸村、田仁志君の唯一の技を全否定。さよなら田仁志君……。 さらに、
聖書とまで呼ばれた四天宝寺・白石の円卓ショット(名前あったのか!)に対しては、
「ボールは分身などしない…常に1つだよ」 と、これもまた超常現象を全否定。 こうなると、もう幸村は止まりません。 続けてリョーマが放った千歳の「神隠し」には……。
「ボールは決して消えたりなどしない」 と、これも冷静に対処し、あっさりと返球します。 そりゃ……ボールは常に1つだし、消えたりもしていないけどさ……なんか幸村にそう言われてあっさり破られると、これまで「ボールが消えた!」とか「分身した!」とか言ってた我々が何だか恥ずかしくなってきますね……。 テニスは……テニスだよね……うん……。
この画を傍から見れば、手品みたいなトリッキーな技を放つリョーマと、それを冷静に対処して相手を圧倒する幸村ということになります。いかん、勝つならまだしもこんだけ派手なことやってしかも負けているって……リョーマ、かっこ悪すぎる……。
左腕に全てをオーラを集め、反撃を試みた……ところで今週はここまで! ていうかオーラって普通に目に見えるのかよ!
僕、ふと思ったのですが、幸村の本当の恐ろしさとは、「相手をイップスにする」ことではなく、「読者を冷静な状態に戻す」ことだったのかもしれませんね。 最近の許斐先生のネーミングセンスがずば抜けている件について(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
……ということで、待ちに待ったテニプリが読める月曜日、さっそく見ていくことにしましょう。 前回までをざっと振り返ると、記憶を取り戻したリョーマがこれまでに身につけた技を次々に繰り出すも、ことごとく幸村にしてやられてしまったところまででしたね。 そんな幸村の特殊能力は、「テニプリ的世界の否定」。 こいつの前では、あれだけすごく思えた「神隠し」も「ボールが消えたように見えるだけで本当に消えてるわけじゃないただのラリー」ですし、白石の「円卓ショット」も「ボールが分身したように見えるだけで実際には何も起きていない普通のラリー」になってしまいます。 これまで読者がつっこんでいた部分に、自らメスを入れた許斐先生……果たして、究極のKYとも言えるラスボス幸村を相手に、リョーマはどう立ち回るのでしょうか。 そのリョーマが、
左腕に全てのオーラを集めたところから、今週のテニプリは始まりました。 左腕にオーラを集めるといえば、手塚の百錬自得の極みです。 無我のさらに奥の扉……リョーマは、ついにそのひとつを開けたのでしょうか。 これについて、幸村から解説が入ります。
「手塚国光が開いた無我の奥の扉の1つ『百錬自得の極み』――無我のパワーを全て左手1本に集め疲労を最小限に抑え威力・回転等を倍返し…ただし他が疎かになる為、手塚の様にゾーンを完璧に出来てこその技。倍返しさせなければ……さして脅威ではない」 ……ということで、読んでも何を言っているのかよくわかりませんでした。 とりあえず、テニスの技を解説しているはずなのにテニス用語がひとつも出てこないのはさすがだと思います。 ひとつだけわかることは、この長い説明の最後のところを見るに、幸村にとっては百錬自得の極みでさえも児戯に等しいということでしょうか。 やっとの思いで開けた無我の奥の扉でさえも通じない相手……。 どうしようもない絶望がリョーマを襲います。 そして、幸村は言い放ちます。
「辿り着くのが早過ぎたね…そこに」 そうだったのです。数々の強敵と闘うことで驚異的なスピードで成長してきたリョーマの、その成長速度こそが、彼の弱点でもあったのでした。
「10年に1度の逸材集いし群雄割拠のこの年――」 ということで、この説明から「やっぱりね、確かに逸材だらけだよね!」と納得するか、「10年どころか100年経ってもテニスはこんな風にならねーよ!」とつっこむかでテニプリ脳度がわかります。僕はもちろん前者です。
しかし、そんなリョーマを見て、一人の新キャラが呟きます。
ここで注目すべきはこいつの妙な語尾ではなく、名前です。 許斐先生、このシリアスな場面で特に必要のないキャラをわざわざ登場させ、特に必要のないギャグをかましてくるとは……もしかしたら決勝の重々しい雰囲気に、描いている先生ご本人が耐えられなくなってしまったのかもしれませんね。 しかし、包帯巻々総合病院の頃から思っていましたけど、許斐先生のお笑いレベルは高いのか低いのかよくわかりません。焼肉編の比嘉中リタイアシーンなんて最高レベルのギャグだと思ったのですが……。 そして、ついにリョーマが覚醒!
ただ走っているだけに見えるかもしれませんが、これ実は百錬自得の極みのオーラを足に集中させているのです。 さらに……。
右手にオーラが移動! これまで左手だけに集中していたオーラを自由に動かすことで、どの状態からでも倍返しを可能にしたリョーマ。 この覚醒によって、
とうとう幸村から1点を奪取します。 これまで3-0とやられっぱなしだったリョーマにとって、これは大きな反撃のきっかけになるはず。 次回、リョーマの猛攻なるか!?
さて、いよいよ「テニプリの象徴たる主人公」と、「テニプリを全否定するラスボス」という対決の図式が濃厚になってきました。 テニプリとしての威信がかかった決勝戦……許斐先生が最後にどういうサプライズを僕たちに見せてくれるのか、今から期待が膨らみますね! テニプリが普通のテニス漫画になる日(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
……ふむふむ。 というと、つまり、
このコマのひとつ前ということですから、
……真田……。 確かに……このコマだけ切り取ってみると、皇帝真田が下のセリフを喋っているかのように見えて、ものすごい違和感があります。 許斐先生、この笑いを狙って生み出したのだとしたら、さすがとしか言いようがありません。
前回、とうとう新たな力に覚醒したかに見えたリョーマ。ここからどのような反撃を見せてくれるのでしょうか。
ここへきて、リョーマのポイント宣言。「5球予告」ということは、これは無我の境地に秘められた力のひとつ、「才気煥発の極み」でしょうか。 かつて四天宝寺の千歳が得意とした技であり、「あと何球で勝負がつくかを、あらゆる可能性をシミュレートすることで瞬時に導き出す」という力です。 シミュレートするのはいいとして、別に導き出した答えを相手に告げる必要はないと思うのですが、予告することで何かメリットがあるのかもしれません。 ……そのメリット、僕には相手を困惑させる以外の使い道が思い浮かばないわけですが、それはともかく、幸村を相手にこうまで言い切るとは、リョーマにはよほど自信があるのでしょう。 そしてサーブが放たれ、それを幸村がリターンし……。 運命の5球目!
あれ? コートではなく観客席にボールが飛び込み、大ホームランに。 確かに予告通り5球目でポイントは決まりました。……取ったのは幸村ですけど。 いやもちろん単なる才気煥発の不発なのはわかっているのですが、ひょっとしてこれは許斐先生の超高度なギャグなのではないのか、と思う自分も捨てきれません。重傷ですね、僕。 それにしても、才気煥発の極み、無我の境地の奥の扉という大層な設定を持っている割には、百錬自得に比べるとどうもいまいち決定率が低いですよね。だいたい、過去に才気煥発が決定打になったところをほとんど見たことない気がします。 とりあえず才気煥発のことはこのぐらいで置いておくとして、このアウトはリョーマらしくないミスです。 覚醒したかに思えたリョーマに、何があったのか? ……と。
コートに突然倒れこむリョーマ。 これは……。
いつの間にか鼻血が出ていました。 しかしリョーマは特に鼻を負傷しているわけではありません。つまりこの鼻血は勝手に出てきたものということになります。 ご存知かもしれませんが、鼻の中をいじりすぎたりして粘膜を傷つけたときに出る鼻血はどうってことないのですが、何もしていないのに勝手に出てくる鼻血はけっこうヤバイです。その昔、鼻血ばっかり出していた僕が言うのですから間違いありません。いや、僕の鼻血の話はどうでもよくて、とにかくリョーマの体に何か異変が起こっていることは間違いないのです。 そしてついに……。
そういえば試合が始まる前、幸村の特殊能力のひとつとして我々に知らされた情報に、「彼とテニスをするとイップスに陥ってしまう」というものがありました。 あの金太郎でさえも、そのせいでボロボロにされたほどの特殊能力「強制イップス」。 試合が始まってからテニプリ的世界をことごとく否定してきた幸村ですが、今までは言葉での否定に過ぎませんでした。 しかし……とうとう幸村の「強制イップス」により、物理的にテニプリ的必殺技が封じられるときがきてしまいました。 このままではリョーマは、無我の境地も、ツイストサーブも、ドライブBも、何も使えない平凡な中学生テニスプレーヤーになってしまいます。 それだけは……それだけは許してはならない! だって、それじゃあテニプリが面白くないし! がんばれリョーマ! 強制イップスを超えたテニス漫画の限界を僕たちに見せてくれ!
次回へ続きます。 テニプリ史上、最大の絶望が今!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
決勝が終わると漫画自体が終わってしまうことを考えると、続きが見たいようなそうでもないような微妙な気持ちになります。 が、今週のテニプリも相変わらずはっちゃけていましたので、やっぱりワクワクしながら見ていくことにしましょう。 さて、先週までのテニプリでは、ラスボスである幸村の能力が、「対戦相手を強制的にイップスにしてしまうこと」「どんなテニプリ的超常現象も無効化してしまうこと」の2つであることが判明しました。 テニプリ的超常現象の無効化については、単に幸村の基本性能が高すぎるためにそう思えるだけかもしれませんが、ここまで無我の境地だ百錬自得の極みだといって大騒ぎしていた僕たち(テニプリ漫画内のキャラ含む)にとっては信じられない事態だったので、あえて幸村の特殊能力と書かせていただきます。 つまり、幸村はこの漫画の作者、すなわち神である許斐先生がつかわした神の子……漫画内のキャラの中で、唯一テニプリ的常識から逸脱した男であったのです。 これはかなり手ごわいと言っていいでしょう。 幸村がラスボスであるということはすなわち、許斐先生がラスボスであることに等しいわけですから……。
しかし……。
「打った感触が……」 なぜかボールを打ち返しても、その感触が感じられなくなってしまったリョーマ。 これはどういうことでしょうか。イップスとはまた少し違う現象……? すると、これを見た幸村が、
「触覚を失いかけてる様だね」 と、なぜか劇画タッチで不気味なことを言い出します。 しかし触覚を失う……とは……? ここで先に幸村と対戦し、ボロボロにされてしまった四天宝寺の金太郎からよくわかる解説が入ります。
「…せ、せや。アイツ何打っても返してくるから、そのうちその記憶だけが頭にこびりついてもうて……ネット越したくなくなって、身体がだんだん動かへん様なってん」 ということで、彼が言っているのはスポーツ選手が陥ることがあるという、いわゆる普通の「イップス」ですね。 これだけでは、先ほどの「触覚を失う」ことの説明にはなっていません。 しかし、本当に触覚を失うなんてことがあるのでしょうか? 無我の境地の疲労が、一時的にきているだけでは……。 そんな風に疑っていた僕ですが、さらに……。
!? 突然、リョーマの視界が真っ暗に……! これは……。
んなアホな……。 今度は視覚を失ってしまったリョーマ。 これはもう、疲労や偶然という言葉では片付けられません。 幸村は確かに、相手の五感を内部から破壊する能力を持っているのです。 前にもちらっと書いたかもしれませんが、これまでのテニプリではあらゆる種類の技が出尽くしたように思われていました。 しかし、その全ての技は結局のところ、「物理攻撃=物理法則を無視した超常現象を起こす(例:シンクロ、分身、手塚ゾーン、縮地法)」と、「精神攻撃=相手、または自分の精神面に働きかける(例:お笑いテニス、才気煥発の極み、陰)」という2つのジャンルにカテゴライズできてしまうのです。 ところが、幸村のこの技――技と呼んでいいのかわかりませんが――は違う。 「相手の身体(五感)を内部から破壊する」という、これまでにない能力です。はっきり言ってこれはデスノート並みにヤバイ。 デスノートは相手の名前を知らなければ殺すことはできませんが、この幸村の力を使えば、テニスをするだけで相手を殺せますからね。しかもただテニスをしただけなので証拠は一切残りません。たとえ殺す瞬間を見られていたとしても(今まさにリョーマが死にゆく様を観客が見ていますが)、警察は何もできないのです。だってテニスをしていただけだもの!
これでどうやって勝てと……。
この時点で普通なら試合は中止ですが、審判も幸村を止めて五感を破壊されるのが怖いのか、何も言い出しません。……というか、これまでに審判がまともに仕事をしたことってなかった気がします。 審判のことは放っておいて、何とか逆転の可能性を探すリョーマは、耳を頼りにテニスを続けようとします。 しかし……。
とうとう聴覚まで失ってしまいました。 もはやテニスがどうとか、そういうレベルの問題ではなくなっている気がするのですが……。
味覚はどう考えてもテニスに関係ないので、リョーマは残る「嗅覚」だけを使ってテニスをしなければなりません。 ……いや……無理だろ……病院行けよ……。
来週、いよいよ戦いも最高潮へ! テニプリ最終回間近!? 魔法のセリフでリョーマ復活!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
確かに決勝戦もそろそろ佳境……五感を失ったリョーマの状態からして、そんなに長く続くとは思えません。 しかし、何とかこの状態を打開しなければいけないのも事実……許斐先生はいったいどうやってリョーマを復活させるつもりなのか。 そんな場面から始まった今週のテニプリは、セリフが一切書かれないまま、5ページもの間、リョーマがボコボコにされるという欝展開。
さすがの生意気なルーキーも、これには思わず弱音が出てしまいます。 そりゃそうですよね……というか、リョーマって13歳ですよ。 13歳で一時的にとはいえ聴覚、視覚、触覚を失ったら、僕ならまずは泣き喚いてバタバタと暴れまわって、挙句にはその場に寝転がってとりあえず現実逃避しますよ。 というか、上のリョーマのセリフ、「テニスってこんなに辛かったっけ」って微妙に悩むポイントを間違えているような気もします。“テニスが辛い”んじゃなくて、“五感を失うのが辛い”わけで、しかも普通テニスではそんな苦しみはありませんからね。 そして、この凄惨な光景を見ていた竜崎のおばちゃんは、
泣いて謝るだけで特に何もしませんでした。 いや、そこは試合を止めろよ……。確かに漫画の展開的にはここで水をさすのは野暮なのですが、常識的に考えて五感を失った中学1年生がテニスを続けようとしたら、それは何があっても大人としてストップかけるべきじゃないでしょうかね。 ……とはいえこのおばちゃん監督がこれまでの試合中で何か気の利いたことをしたところは見たことがないので、今さら彼女に適切な対応を求めるのは酷というものかもしれませんが。 そんな周囲の傍観っぷりにも負けず、一人で幸村の強制イップスと戦うリョーマ。……ってか、いわゆる世間一般で言う“イップス”はここまで酷い状態じゃないと思うのですが、まあそれはさておき、
まだ抵抗を続けるリョーマに、さすがの神の子幸村も驚きを隠せません。 ここまでの検証により、神の子幸村は許斐先生とほぼ同等の次元に存在するキャラであることが判明していますが、その幸村をここまで驚かせるとは、さすがは主人公です。こういうのを漫画的には「キャラが勝手に動き出した」と言うのでしょうか。いやそんな大げさなものじゃないか……。 ここで、リョーマの脳裏にこれまでのテニス人生がよみがえってきます。ただ純粋にテニスを楽しんでいたあの頃……テニスが楽しくて仕方なかった日々。 そんな思い出がリョーマに力を与え、ついに……。
あれ……? 普通に視覚が戻っとるー! 魔法の言葉「テニスって楽しいじゃん」が、リョーマを復活させたのでした。そんなんでいいのか……もはや「ボールは友達」レベルに反則なセリフですね。 例によってなぜ回復できたのか原理は不明ですが、そもそも幸村の“五感を奪う”という技(?)からして謎なので、まあいいんじゃないでしょうか。ここまできて論理的な解説とか誰も求めてませんしね!
リョーマ、大覚醒! とうとう天衣無縫の極みが発動しました。 ……というところで、今週はここまで。 これを見るに、まだ天衣無縫の極みは「何かビカビカ光る」というだけの技ですので、来週での解説に期待しましょう。
ということは、軽井沢に行った意味は記憶を失ったことだけか……。 記憶喪失のアクシデントのせいでたいした修行にもならず、親父は結局最後まで部外者でしたし。 まあ、軽井沢編のおかげで跡部様の出番が増えたのでよしとしましょう! 最終回がいつなのかも気になりつつ、来週へと続きます。 天衣無縫に新説! それは電気の力!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
ということで、今週のテニプリは何と巻頭カラーでした。 なんかもうテニプリが巻頭カラーとか、随分久しぶりに見た気がします。 で、今回はレビューが少し遅れてしまいましたが、僕が何をしていたのかというと、リョーマが天衣無縫の極みに目覚めている頃、インフルエンザで死にかけてました。 いやー、ジャンプ買ったその日の真夜中に、まさか救急車呼ぶハメになるとは思いませんでしたね。意識とか朦朧として、違う意味でリアルに無我の奥の扉開きかけてましたよ。 それはそうと、前回のラストでとうとう天衣無縫の極みに目覚めたリョーマ。
何やらド派手な演出で、どんな力なのか期待ができます。 しかし相手は「テニプリ的テニスの否定」という超絶能力を持つ幸村。これを超えるには生半可なレベルアップでは足りなそうですが……。 さて、輝く光に包まれたリョーマが果たしてどうなったのかというと、
こうなりました。 一瞬何も変わってないようにも見えますが、よく見るとリョーマの髪が逆立っているのがわかると思います。 この「髪が逆立つ=パワーアップ」という少年漫画の常識はそろそろどうかと思うのですが、しかしそこは許斐先生のこと……もしかしたらこれは単にスーパーサイヤ人にしたかったというだけではなく、何か深い意図があっての変化かもしれません。 では、逆立った髪の効果は……というと、
「天衣無縫の極みか 見極めてやろう」 と挑戦的な幸村でしたが……。
と思ったら、ボールがいつの間にか後ろにありました。
僕らにはもちろん、幸村にも、そして観客や審判にもまったくわかりませんでした。
実はリョーマは普通にサーブを打っただけなのですが、スローカメラで確認してやっとわかるレベルのスピードで、我々の目ではとても追えなかったようです。 これはつまり、 「天衣無縫の極み」=身体の動き、ボールのスピードなど全ての速さが肉眼で追えないほどのレベルに達する ということで宜しいのでしょうか。 これまで数々のライバルたちの技を吸収し、それを自分のものとしてきたリョーマでしたが、その最大の弱点は彼自身の体の成長がそれらの技についていっていないことでした。 その弱点を幸村は的確につき、どんなトリッキーな技も全て正攻法で返すという、ある意味防ぎようのない反撃を仕掛けてきたわけですが、今度は立場が逆転。 弱点だった身体能力を克服し、さらに目にも留まらぬほどのスピードを得たリョーマの前に、幸村は何もできずポイントを失っていきます。 一時は4-0まで追い詰められたリョーマでしたが、再び盛り返しスコアは4-4。 そりゃあいくら幸村でも、何をしたかさえわからないうちにポイントを取られては手の打ちようがありませんよね……。 それにしてもなぜこれほどまでのパワーアップに成功したのか。 秘密はやはり、あの逆立った髪にあるのではないでしょうか。 たとえば、そう、
そういえば脂肪よりも筋肉の方が電流を通しやすいという説もあるみたいですし、一流アスリートであるリョーマの体がさらに究極の帯電体質になったと考えれば、まあ納得いく話なのかもしれません。 と、強引に理屈を通してみたところで、
吹っ切れたリョーマ、上から目線で「楽しんでる?」と余裕の発言をかまします。 なんかこのアングルと目線が嘘食いに見えるのは置いといて、こうなると逆に幸村がどう反撃するのかというところが気になりますね。 このまま目覚めたリョーマの前に敗れ去るのか……それとももう一花咲かせるのか……。 今週は目覚めたリョーマに幸村がやられるだけという、巻頭カラーの割には内容の薄い回でしたが、ぜひ来週は再び幸村の意地を見せてほしいです。 ついに明らかになった天衣無縫の正体と、リョーマ最後の大技!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
あ、リョーマが嘘食いに変身して、上から目線で「楽しんでる?」という根源的な問いを幸村に投げてきたところまででしたね。 相変わらず天衣無縫の極みのメカニズムは不明で、「とりあえずなんかすごい」ということしかわからないのですが、今週の冒頭で包帯マンと化した乾から説明(というよりも予想)がありました。
「無我の力を体の内側に溜め込み、何らかの形で全く無駄なく体の必要な所に放出して増幅、爆発させる。つまり――五感を奪われる前に越前が見せた百錬パワーを適材適所に移動させたアレの進化版みたいなものかもしれない」 ……ということで、いつも以上に何を言っているのかさっぱりわからない解説でした。 とりあえず僕が日本語としてかろうじて理解できたのは、「アレの進化版みたいなものかもしれない」の一文のみです。
そこへやってきたのはリョーマの父親であるサムライ南次郎。かつて伝説と呼ばれたテニスプレーヤーで、引退した今でもリョーマを軽くあしらう男です。 しかし軽井沢特訓では無茶な特訓をリョーマに強いた挙句に、記憶喪失になるは、天衣無縫は身につかないはで、コーチとしては無能なのではないかという疑惑もありますが……。 ともあれ、そんなサムライと呼ばれた男が、現状を一瞥して言い放ちました。
「天衣無縫の極み」なんてもんは最初っから無ーよ」
土壇場でなんてこと言うんだこのオッサン……。
確かに「天衣無縫」という言葉には「飾り気がなくありのまま」という意味がありますが、ここまで散々「無我の境地の奥にある最後の扉」として引っ張ってきておいて、この結論……。 これには許斐先生を追いかけ続けてきた我々も驚愕を隠せません。 しかもその後、「勝つ為にミスを恐れて安全なテニスを覚えやがる」ときました。 勝つためにミスを恐れて安全なテニス……?
そうかなあ……充分“テニス”を楽しんでると思うけどなあ……。
そういえば黄金ペアがシンクロしたとき、どこかの記者が「プロの世界ではシンクロなくして頂点にはなれない」みたいなことを言っていたので、プロの世界ではこの程度の現象は当たり前で、これよりもさらにもっともっと“テニス”を楽しんでいるのかもしれませんね!
おそらくはリョーマの、そしてテニプリの長い歴史にあって最終となるであろう大技……。 シンクロ、氷の世界、手塚ゾーン、ビッグバン、イリュージョン、風林火山……全ての技の頂点!
その名も「サムライドライブ」!! び、微妙な名前だ……!
よくご覧になるとわかるのですが、ボールにものすごい回転をかけ、ネットの端っこの方に出ている鉄線にぶつけて摩擦でボールを半分に割り、そのまま相手に襲いかかるという斬新すぎる発想の技。 もうなんか「ボールを半分にする」とか、「ネットの鉄線で斬る」とか、普通にテニスをしていたら絶対に考え付かない境地です。 しかし、この必殺かと思われたサムライドライブを、なんと幸村は返球します。 そう、幸村にも幸村の意地と、闘わなければならない理由がある……ここでリョーマに簡単に屈することはできないのです。 ところでどうやって返したのかというと、二つに割れた球を素早く連続で叩いたわけです。 しかし、当たり前ですが割れたボールは弾みませんから、ノーバウンドで返球する必要がありますよね。 ここで先ほどの場面をおさらいすると、
どう見ても向かう先が異なっている二つの球を、両方ともノーバウンドで返すというのは無理です。しかし幸村はそれを可能にしました。 となると、幸村もまたリョーマと同じく新しい力に目覚めたのか……それとも最後の悪あがきで火事場のクソ力を見せただけなのか。 その答えは来週、明らかになることでしょう。
今日のエンディングテーマはhitomiさんに歌っていただきましょう。 それでは!
最後まで読者の斜め上を行った許斐先生! テニスの王子様、9年間の連載に幕!(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
くるぞくるぞ……と身構えていたものの、いざ最終回を迎えてみると何とも言えない気持ちです。 思えば当サイトは……いや、そんな内輪のどうでもいい話は置いといて、さっそく最後のテニプリレビューと参りましょう。 前回、サムライドライブ(非hitomi)を放ち、幸村を追い詰めたリョーマ。 ちなみにリョーマ最後の大技、サムライドライブとは、ボールをネット脇の鉄線にぶつけて半分に割り、それぞれのボールが別々の方向へめがけて飛ぶという、テニスを普通に嗜んできた人間には出てこない発想の必殺技です。
しかし、幸村はこん身の力で、半分になったボールを素早く叩き、何とか返球することに成功!
すでにゲームはリョーマのマッチポイント……ここで幸村が粘るのか、それとも……。
ここでリョーマがさらにボールに集中! 自身が二つに割り、幸村が返球したボールを、再び叩きます。 上の画像をよくご覧いただけると、ボールが二つになっていることがわかるはず。 どうやら幸村は、二つのボールを返球することはできたものの、サムライドライブのように別々の角度へ打ち分けることまではできなかったようです。 それが……勝負の明暗を分けました。 リョーマがフルパワーで振り抜いた最後の打球が幸村のコートを直撃し……。
決着! ちなみに下側にちらっと見える菊丸は、「イエーイ おチビーッ!! ブラボー ブラボー ブラビアス!!」と、全身で喜びを表しているところです。 ……ブラビアス? ……まあ最後だし細かいことはいいか!
そして場面は表彰式へ……。
!? ここでいきなり許斐先生が作詞した歌が登場。 まさか最後の最後で自作の歌詞を持ってくるとは……色々なラストを予想していましたが、これはさすがに予想外でした。 やはり許斐先生は何かが違う。 さて、ここからはずっと許斐先生のターンなのですが、歌を一部抜粋してお届けします。
いつもより早く目覚めた朝はトキメキ鞄にがっつり詰めて (中略)
Thank you(サンキュー)!
それにしても「トキメキ鞄にがっつり詰めて」とか、「キミに伝える勇気Get」とか、なかなか最近のオシャレな曲にはないセンスが光っていますね。 でも、うん、とてもいいと思います。歳のせいかエグザイルの曲は何度聴いてもさっぱり覚えられない僕ですが、これなら覚えられそうです。よし、今度カラオケで歌おう。
この子のこと、一応覚えてたんですね……許斐先生……。
海堂が部長になっていました。 くっ……てっきり新部長は桃城だと思っていたのに……最後の最後まで裏切ってくれるぜ許斐先生……。 まあ確かに考えてみれば2年でありながら全国大会決勝を経験したのは海堂の方ですし、彼が部を引っ張っていくのは納得かもしれません。桃城は跡部様と一緒にヘリに乗ってただけだしなあ。 それにしても改めて考えてみると、青学って3年が強すぎて、2年以下の層があまり厚くないですよね。 2年だと海堂に桃城、1年だとリョーマぐらいですか……この3人はいいとしても、大会の団体戦は7人必要なので、そもそも地区予選を勝ち抜けるかが心配になってきました。 とりあえずカチローあたりが生まれ変わったかのごとく強くなっていることを期待しましょう。でもカチローの無我の境地とかあんま見たくないですけど……。 と、色々想像していたら……。
そういえばまだリョーマが姿を見せていません。 まさか……。
ここで場面は一転。 チラッと見える旗は、アメリカ合衆国……!?
何やらテニスコートで弱いものいじめが行われているようです。 「オレ達プロ級テニスの邪魔だ!!」とか、ものすごくかませ犬臭のするセリフです。というか「プロ級テニス」とか恥ずかしい単語、普通はなかなか口に出せません。
まさかのリョーマ登場! あー……このワルっぽい集団……死んだな……。 それにしてもリョーマ、いつの間にか渡米していたようです。全国を制してもう日本には興味がなくなったのでしょうか。これでますます今年の青学の全国優勝は不可能になりましたね。 ということで、ここからは「テニスの王子様USA編〜オレはラケットひとつでギャングのボスになる!〜」が始まる……わけではもちろんなく、
2004年の12月からスタートした当サイトのジャンプレビューは、実際のところそのほとんどがテニプリレビューに支えられていたといっても過言ではありません。 ぶっちゃけ最初はほんの出来心で採り上げただけのテニプリレビューは、いつの間にか当サイトにとってなくてはならないコンテンツとなっていました。 ツッコミどころが多くレビューしがいのある漫画でしたが、約3年もの間、当サイトに多くの活力と貴重な出会いをもたらしてくれた「テニスの王子様」と作者の許斐先生、そしてたくさんのメールをいただいた当サイトの読者の方々に感謝し、カフェオレ・ライターのテニプリレビュー、これにて終了であります。
テニスの王子様のような漫画が再び読めることを願って……。 これからも当サイトをよろしくお願いいたします!(何だこのまとめ……) 読者の皆さんからテニプリへの、最後のツッコミご紹介します(少年ジャンプの気になる漫画、途中からレビュー)(レビュー)
このテニプリ連載終了について、これまでにないほどのたくさんのメールをいただきました。 せっかくですので、今回は皆さんからいただいたテニプリへの最後のツッコミメールをご紹介し、当サイトテニプリレビューの幕とさせていただきます。
これが、今回いただいたメールでもっとも多いメールでした。 サビの頭文字をつなぐ……? 会いに行くよ ……。 ……あー! ほ、ほんとだ……! これは言われて見直して気づきました。 許斐先生、最後までやってくれよるわ……! ということで、ここでご紹介してもいいのですが、前回のレビューでも歌詞は一部しか載せませんでしたし、せっかくなので皆さんぜひ本誌か単行本でご確認ください。 なんか前回から単行本の販促ばっかりしていますが、これまで楽しませてくれたジャンプとテニプリへの、これが僕なりの恩返しです。
確かに……リョーマ、サクッとアメリカ行っちゃって、これでは青学の柱になりようがないですよね。 桃城のあの様子だともう青学へは戻ってこない感じでしたし……。 かなり前から手塚が口癖のように「お前は青学の柱になれ!」って言っていたのに、まさか最後に裏切ってくるとは、許斐先生恐るべし。いや、天然かな?
カツオって……あの1年トリオの坊主でしたっけ。 1年後のカツオが変わったということでしょうか。どれどれ……。
!? ファッショナブルになっとる……! この数ヶ月間で彼に何があったのか……というかよく見ると他の二人もさりげなく大人っぽくなっていますね。さすが成長期。 なんかテニプリを読んでいて初めて、「ああ、こいつらそういえば中学生だったな」と実感した瞬間でした。
そういえば、乾は立海戦で大怪我をして、包帯巻々総合病院というふざけた名前の病院に入院していたのでした。 今回エピローグには乾は登場せず、
決勝戦後、包帯姿で手塚を盗撮する姿が彼の最後の勇姿になってしまいました。 それにしても今さらですけど、包帯の上から眼鏡というスタイルはじわじわこみ上げてくるものがありますね……。
さて、来週からジャンプレビューは新展開です。 関連レビュー:平松先生の男気指南! 「嗚呼 どす恋ジゴロ」レビュー
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